朗読 私の一冊「ノスタルギガンテス」

寮美千子さんの「ノスタルギガンテス」に再び向き合います。Project R、再始動。その１
アトリエ第Q藝術の「私の一冊」で
平栗萌香が「ノスタルギガンテス」を朗読します。
丸ごとは、もちろん無理なので、主人公の少年・櫂（カイ）と母親の場面を中心に構成しました。限定１８席。お早めのご予約をお勧めいたします。
朗読　私の一冊　
平栗萌香、寮美千子「ノスタルギガンテス」を読む
入場料　2000円（予約優先・限定１８席）
予約は電話またはメールで
TEL: 03-6874-7739
mail : q.art.seijo@gmail.com
日時　2021年10月19日(火)　19:00開演(会場は３０分前を予定)
テキスト：寮美千子「ノスタルギガンテス」
朗読：平栗萌香
構成演出：丹下　一
音響操作：橋本樹里
会場：アトリエ第Q藝術　地下セラールーム
共同制作　Tama+ project
主催：アトリエ第Q藝術　朗読勉強会

どうぞよろしくお願い致します！

「無理」は禁物

高尾の新制作座の広大な空間にはカリンが実っていたりする。
３回目の夏の終わりだけど、初めて気がついた。
初めて見たぞカリン。
午後は、朗読「ノスタルギガンテス」の稽古。
この「小説」、今回は長大な「詩」と捉えることにしているのだけど、
向き合うのにかなりなエネルギーがいる。
それは、「鏡」と言う言葉が何度も繰り返されるだけあって、
自分の内側と向き合うためのエネルギー。
もちろん「無理」は禁物。
以前、無理矢理人の心を開かせるようなエクササイズがたくさんあって、
体験したことも横で見ていたことも、今は悲しい気持ちしか残らない。
なのでゆっくりと間合いを詰めていくしかない。


稽古が終わって３人で晩ご飯。
こないだまで明るかったのに、もうこんなに陽がおちるのがはやくなったのか。

トランスプロジェクト公演、素晴らしかった

また夜明けを見る生活が始まったのだろうか。
そして朝ご飯のサンドイッチ持って高尾の新制作座へ。
１０月に予定されている「泥かぶら」ツアーの稽古。

１０月と１１月に自分が参加しているフルバージョンでツアーが入っていて。
午前中を終了していつものように食堂でランチ。

胃袋のサイズがとんでもないことで話題の丹さんはこの日も絶好調。
女優達が稽古の合間に食事の支度を担当しなくても良いように、と
この食堂は、シェフを雇うことを前提に造られた。
台所に立てない（と言う「立たない」）人を見ると残念に思う。
男性でも女性でも、食べたい時に、食べたいものを、自由に作れたらいいことたくさんあるのに。

夜は三鷹でトランスプロジェクトの公演を見る。
子どもにも観てもらいたいと、優しく丁寧に創っている。
そして、そのことで非常にエッセンシャルな舞台になっている。
小学校でも公演してもらいたい舞台だ。
終演後、旧知のメンバーと飲めないのが本当に残念だった。

野菜をわしわし食べたくて

月曜日、今日も実家へ。
お片付けをしているのだけど、自分の子供の頃の絵や作文なんかが出てきて。
意外に覚えているものもあるのだけど、
記憶にないものもたくさん。

久しぶりにパクチーが手に入った。
近くのスーパーでは高くなりすぎて買えなかったのだ。
冷凍庫のエビと合わせて。

レモン海老にした。

とにかく野菜をワシワシ食べたくて。
白身魚と生野菜のサンドイッチ。

大満足。
食べながら「ペンちゃん」と動画でお勉強。

「ノスタルギガンテス」朗読公演、決まる

前日、日曜日に色々と動くことあり。
１０月１９日(火)にアトリエ第Q藝術の地下セラーで「私の一冊」という朗読企画で、
平栗萌香の「ノスタルギガンテス」朗読を上演することが決まった。
もちろん稽古は進めていた。
客席は限定１８。
お早めのご予約をお願い致します。


晩ご飯は、いつもと同じ感じ。
ある作家がベトナム戦争の時のサイゴン（今のホーチミン・シティー）で一番美味いのは
「チャプスイ」だと書いていて。
チャプスイってなんだろうと思っていたら、
要するに残った野菜を全部刻んで焼いた野菜炒め。
これも同じようなもんだ。
冷蔵庫にあった野菜を使った長崎炒麺。

納得の夜。

Tama+ の稽古や実家の片付けの手伝いで汗をかいた。
身体がようやく動き出してデトックスが始まる。

大好物の鮎の一夜干し。
土曜日は高尾の稽古へ、と思いきや急遽オンラインで。
コロナ感染者が、とかではない。念のため。
休憩を挟みながら後半を最後まで。
画面に集中するのはやはり疲れる。
現場がいいなあ。
その後はプレイバッカーズの自主公演の振り返り。
こちらもオンラインで。
今年になってからまだかよさん（宗像佳代）にリアルであってないんだよなあ。
決して悪くはない出来だったので、それをもっと先に、という１時間。
腑に落ちなかったものがストンと決まり、モヤモヤもスッと晴れた。
６０分でキチッと終わらせるかよさんもすごいなあ。
納得の夜。

「初日」だったんだけどなあ

木曜日、本来ならば中之条ビエンナーレ。
ヒグマ春夫さんのインスタレーションでのソロパフォーマンス初日だったのだ。。。
緊急事態宣言で。。。
とぐちぐち言っても始まらない。
実家の弟の部屋の片付けの手伝いへ。
在宅で寝たきりの父の介護を献身的に続けてくれている。
家の中を全面的に片付けねばならず、その手伝いへ。

おっと本棚にこんな本が！
帰宅後、別件でZOOMミーティング。
懐かしい、大事な人たちと「未来」について話す。
深刻なことであっても芝居の話は楽しい。
エネルギーをいただいた。

「ノスタルギガンテス」の稽古

水曜日の午後は再び稽古場へ。
「ノスタルギガンテス」を平栗萌香の朗読で、と稽古を続けている。
もちろん全部読んだら大変な長さなので、
どうカットするか、どこを拾い上げるのか、が最初のステップ。
で、アイデアが湧いて各方面にご相談中。

稽古終了後はガールズ２人連れて駅前の中華料理屋へ。
外食は久しぶり。
帰宅後は連れ合いと月見酒(^o^)/

中秋節

火曜日はZOOMでプレイバックシアターの本番。
ミュージシャンで参加。

リコーダー二本差しはすっかりお馴染みになったけど、
この頃は鍵盤ハーモニカ２台使用にチャレンジしている。
もちろん基本は１台。場合によって２台使う。
まだまだ研究中。

「ノスタルギガンテス」の朗読の稽古へ。
この日は中秋の名月。

満月が美しい。
中華文化圏の友人たちとやりとり。

合宿３日目

前日朝、水野俊介さんが亡くなったという知らせを受けて、
「昔の」（以前、「”昔”って言葉を若造のあんたが使うたびに可笑しくて」と老けていることを自慢する女優さんがいた、とふと思い出す）。
昔の仲間たちに連絡を取り、稽古場の何人かにもシェアした。
自分がブレていたら、申し訳ないので。
そんな夜、一人パソで「六月の湿った森の子守唄」をかけて、
持参した日本酒を、ぱこん、と開けて飲み出した。
しばらくすると、部屋のドアノブが、ガチャリとなった。
この日同室のメンバーが戻ってきたのかと思っていたけど、
そうではなかったようだ。
おと、だけだった。
でも、誰かが入ってきたことが嬉しくて。
音を聴きながらゆっくり飲んだ。
なのに３時間しか眠れなかったのは、何故だろう。
水野さんとの時間を共有したかつての仲間たちと、飲みたいなあ。

３日目の稽古は無事終了。