泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

マスクのおかげだった

2009-11-30 17:17:57 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、くみちゃん(佐藤久美子)が我が家に来て,ドリプラのスピーチの稽古。
 先日のスタジオでのレコーディングなど、一連の「ドリプラ」作業でプレイバッカーズのメンバーに普段見せる事の無い演出者としての顔を見せることになり、お互い新鮮な気持ちを味わっている。
 2時間くらいで終了。
 それからかみさんも加わって晩ご飯。もちろんワインも♪
 くみちゃんお手製のチーズケーキを食べつつ今度は衣装の打ち合わせで盛り上がる。

 今日の午後は、SASのエアマスクのチェックとメディカルチェックを受けに病院へ。
 ちなみに今朝の体重は67.2キロ。
 タイのパヤオから戻った時(77.8)から10キロ以上は落とした。5ヶ月でゆっくりと落としてきたのでリバウンドも今のところ無い。
 「すごい。俳優さんってストイックなんですね」と女医さんにほめられた♪
 主治医に「ただ酒量がものすごく増えちゃったんです」というと、
 「マスクをつけると二日酔いしない」「お酒ががんがん飲めるようになった」という言葉はお酒飲みの人から必ず出ます,と言う。
 天女座に持って行かなくてよかったかも(^^;;;

 そのまま保谷のこもれびホールに向かう。
 自分は歩くスピードがとても速い。学生の頃からとにかくやる事が多くて、荷物も多く、さっさと動いて早く休みたかったということもある。
 今もエクササイズのつもりで丹田を締めて早足で歩く。
 そして、自分からみると大抵の人は亀のようにゆっくりと歩いているようにしかみえない。その中をぬって歩くのはけっこう神経を使う。
 もちろん自分はハンディのある人や年配の方のことを言っているのではない。
 ばりばりに働いていそうなスーツを着た人たちや若い人たちの事だ。

 今日、ホームでチャイムが鳴り、みんなが急ぎ足なのに、狭い通路の前にそれこそ亀のように歩いている若い女性がいて、背後の急ぐ人々の気配に無関心なのが気になった。
 ちょっとあけてもらいたい、と思うのだが,実は彼女なりに急いでいたようで、ちゃんと車内に滑り込んでいた。が、その後ろにいた人たちで乗れたのは自分だけ。まあ、仕方の無い事なんだろうなあ。。。

 先年無くなった大先輩の女優さんも足が速かった。そして、歩道も2車(?)線にしてもらいたいとよく二人で話した。追い越し車線がほしいですね、と。
 さて、これから久しぶりにこもれびの稽古だ。
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遅い春が来た

2009-11-29 01:10:23 | 丹下一の泡盛日記
 朝起きると寒い。本格的に冬がきたと感じる。

 仕事に行くかみさんを6時半に起こし駅におくって戻ると娘2の朝ご飯。洗濯,掃除。
 再びクリーニング屋に出かけて仕上がりを回収。
 せっせと家事にいそしむが、それは午後から出かけるため。
 娘2を連れて横浜に。この頃,彼女はやたら自分と腕を組む。なんなんだろうねえ。
 
 その後、高尾に。霊園の斎場でロケ。
 スタッフの方が用意してくれた「お母さんへの手紙」を元に即興で自分の手紙を「読んだ」が、音声入ってないんだよな(-_-;
 撮影のスタートが遅れ、晩ご飯逃す。おしのぎのおせんべ食べただけで夜中帰宅。
 帰路、横須賀在住のYさんと一緒。たくさん話して楽しかった。

 帰宅して入浴。体重67.8キロ。寝てもよかったが、やっぱりワイン。キャベツをガーリックツナと炒めたのが美味い。キャベツ追加。野菜不足かも。

 新聞に某ミュージシャンのインタビュー記事。
 50歳を迎えたとき「今は青春が過ぎ、秋の紅葉を楽しむ季節」と語ったとか。ま、そりゃあそうだろう。
 自分は今、役者として、ようやく遅い遅い春が来たと感じている。
 いくつかの季節を経てきたが、ようやく自分のからだをのびのびと楽しく動かせるようになった。
 確かにスタミナは無いかもしれない。だが、楽しくて仕方ない。
 今日も駅からの帰路、様々に体を動かしながら坂を上る。そのうち通報されるかも♪
 本当に自分はオクテだと思う。

 そして、もう一方で「時間」も気にしている。
 子どもの頃、しばしば「今やらなくてもいい。大人になったら自由にできるから」と言われたが、ある日この言葉は「罠」だと思った。
 「大人」になるのは不自由になる事だと思った瞬間に、自分の中の何かが変わってしまった。
 今は「やりたいことは今すぐやらないといけない」と思っている。
 もちろん、なかなかそうはいかない。
 
 そして、別に焦っているわけではない。
 20代前半の頃に出会った演劇人に、食卓の料理をみて「一番好きなもの」を最初に食べるか/最後に食べるか、と問われた事がある。
 その時もその設問に違和感を抱いた。そしてあの時代は「選ばなければならない」時代でもあった。
 (先に質問した方が勝ちだったのかなあ)
 今は、Yes/Noどちらの回答にも違和感がある。
 「今どうしたら一番ご飯が美味しく食べられるか」と自分に聞いてその場で決めたいな。
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サンコファとの合同公演、無事終了

2009-11-27 23:44:45 | 丹下一の泡盛日記
 写真は先日えりちゃん(高橋江利子)推薦のラーメン屋にメンバーと一緒に行った時のもの。
 次回、必ず食べてやるもんね。

 今日は朝8:30に能見台駅。ママたちのプレイバックグループ・サンコファさんと合同公演。
 サンコファさんにとっては初めてのホール公演。自分はミュージシャンとアクター。コンダクターはえりちゃん。
 ちょっと気合いを入れてフェラーリ・レッドのジャケットなんぞ着ていく。
 だって開演10:30なんだもん。

 客席にシートを敷いて親子席。だけでなく会場内、ほとんど親子連れ。劇場全体が幼稚園状態。
 受付ロビーには授乳用のテントもあるのだ。
 すごいことになっていたが、それでも手は上がりいい話がでる。
 えりちゃん、よくぞコンダクターをやりきったね♪
 終了後、劇場内で懇親会。ケイタリングのランチをみんなで食す。

 その後、関内のスタジオに移動。
 くみちゃん(佐藤久美子)のプレゼン用PPTにつける音楽をレコーディング。
 金沢在住のシーズのゆうも参加。彼女は夜には静岡に移動。明日、静岡でシーズの舞台。
 くみちゃん、機材の事さっぱりわからず最終的には3回も電気屋に走ることになる。
 自分とゆうが素材的なフレーズを即興で弾いて入れていく。
 最終的には、ゆうの音が素晴らしくて自分がイメージを出してゆうのピアノを録音していった。
 自分のことばに彼女が、まるで「動く彫刻」のように音で返事をしてくれる。
 4時間近く籠っていたので、けっこうハードだったが楽しい時間だった。
 ゆう、ありがとう!

 
 

 
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やっと天女神楽の時間が終了

2009-11-26 18:34:32 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、京都から下見に来ている同志社大学の教え子と水木菜花さんと新宿で食事。
 この教え子は天女神楽も観にきてくれた。
 天女神楽は合宿状態で創る。またチームビルディングを第一に考えているので、1週間を過ごすとみんなファミリー状態。
 だから本番の翌朝帰らなければならなかったのは、けっこうつらかった。
 ただでさえグループを離れて人恋しいのに、家に一人だったし。
 そんなわけでこの3人の飲み会(飲んでるのは自分だけだが)は、心のメンテナンスにとてもよかった。
 これで「天女神楽その6」が無事終了した気持ちになった。
 2人ともありがとうございました。
 
 かみさんと娘2を駅まで送り,帰宅して洗濯物を全部干し終わって、ちょっとだけ、とベッドにもぐり込んだら爆睡してしまった。熊野の疲れがどっと出てきた感じだ。
 眠りこけてかえってよかった。
 体重は68.4キロ。下がらんなあ。運動不足だもんな。昨夜も食べ過ぎ。

 かみさん、大事な書類をほったらかして、携帯電話忘れて出かける(-_-;
 仕事終わって公衆電話から連絡。
 「どうしてももう一度観たいから「This is it」観て帰る」
 この書類、どうすんだよ!(怒)
 ま、仕方がないか。信じられないくらい過酷な仕事をやり終えたばかりだからな。

 香港が目前に迫っている。ちょっと荷造りしてみる。ワークショップ用のCDや小道具類を確認。
 だって11月を乗り切ったご褒美だから。まだ実感無いが、ちょっとだけわくわく。
 20代で山口文憲さんの「香港世界」を読んで、あこがれた。
 当時「ものすごく役立つガイドブック」とも言われていたが、一般的な観光に興味の無い自分には最高のガイドブックだった。
 ペニンシュラホテルも「豪奢なホテル」だけでなく背景のストーリーが興味深い。
 歴史や文化的背景を知らずに旅に出るのは自分にとってあり得ない。
 非日常的体験を楽しみたいのならディズニーランドで充分だ。
 絶対に安全だし。言葉も通じる。

 今回は新界(ニューテリトリー)でのパフォーマンスにも立ち会う予定。
 香港の日常世界に触れる絶好の機会だ。通過した事はあるが降りた事無いのよ。
 英語全然通じない広東語世界だとか。まさか。
 また先日台湾で再会したベジタリアン姉ちゃんたち(一人はかみさんの友人でもある)とのランチも。
 自分に気をつかって「寿司にするか?」と聞いてきたが「ぜひベジタリアン・レストランに連れてって」とお願いした。

 今夜は久しぶりに家族3人で晩ご飯。
 そして明日はサンコファさんとの合同公演。
 まだまだご褒美トリップは遠い。
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This is it に感動

2009-11-25 10:42:19 | 丹下一の泡盛日記
 火曜日の夜、かみさんとThis is itをみようとしたら満席。渋谷に行っても満席。
 で、しきり直して昨夜みた。
 素晴らしかった。愛と勇気をもらった。
 隣のかみさんは泣いていた。
 愛とか勇気ということばを真っすぐに言うことができるドキュメンタリーだった。
 50歳であれだけ動けるなんてと驚くと同時に、自分だってもっと体を動かそうという気持ちになる。

 小学校2年生の体育の時間でダンスがあった。大嫌いだった。というかからだを動かす事がとても苦手だった。
 自由に動いていいと言われても、どうしていいのかわからず、音楽にからだをあわせて、と言われてもなにがなんだかさっぱりわからなかった。
 自由にからだを動かせる人がうらやましかった。

 演劇の世界に入ってからも「自由に動いて」と言われて動くと次ぎにくるのは大抵が否定の言葉で、大抵の演出家は自分が描いている絵の中に役者をはめて行きたいだけなのだった。
 プレイバックシアターの世界ではじめて「自由に動く」快感を知った。
 昨年フランスで舞台の上で自由に動く小さな時間を持った。
 今回の天女神楽では、はじめて自分のソロの場面をつくり紫帆さんのピアノとジョイントした。
 香港でそれを発展させたもののセッションをしようと考えている。
 それは自分の中では「ダンス」ではないし「舞踏」でもない。
 ただのmovement(動き)としか言えないものだ。

 そんな視点からもマイケルの動きは面白かった。
 事前にかみさんと落ち合って野菜鍋の晩ご飯。自分はお湯割り4杯♪
 もちろんこんなすごい映画の後はキックの強いお酒が欲しい。
 二人してショット・バーでウイスキー。
 自分はダブルのロックを2杯。
 心の深いところに大きなエネルギーをもらったのですいすいと入ってしまうのだ。

 今朝は冷たい雨。
 娘2を叩き起こし、弁当を作り朝食に具沢山のうどん。
 事務仕事がたまっているのだが、なんか気持ちがのらない。稽古場でからだを動かしたい気分。
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平和な一日

2009-11-23 16:27:36 | 丹下一の泡盛日記
 久しぶりにマスクをつけて寝たら,寝覚めの良い事よ。
 そういえばSAS治療用マスクをつけてから酒量がぐんと増えた、というか昔に戻った。
 洗濯物を干し、朝風呂に浸かる。
 ご飯とみそ汁、納豆と梅干しの朝食後、ちょこちょこと片付けもの。
 とんちゃん(矢中鷹光)から宅配便で大量のまこもだけが送られてくる。
 お昼に焼いて醤油で食べる。
 明日の娘2のお弁当のおかずは、まこもだけの天ぷらと決まった♪

 本来は今日が移動日のはずが野暮用で昨日帰宅したので、なんだか暇。平和な一日だ。
 留守中の新聞に目を通し、12月のシェイクスピア朗読会の台本を印刷して閉じる作業など。

 午後,軽くピアノに触る。
 明日はプレイバッカーズとサンコファの合同公演のリハーサル。
 自分はミュージシャンとアクター。
 天女神楽の直後なのでいくらでもフレーズが出てくる。
 やりすぎないうちにとっととやめる。

 ウイーン在住のいとこKからメール。
 12月初旬にハイドンコンサートをサントリーホールで、とか。
 くう残念、2日から香港だ。ちょうど入れ違い。

 犬散歩を終えてご飯を食べたわんこたちはまったりと幸せそう。
 膝の上の豆太郎は机にあごをのせて目を閉じている。
 これから髪を切り、都内で缶詰のかみさんと合流。
 「This is it」をみにいきます。

 
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天女神楽大成功♪

2009-11-22 20:35:04 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、天女神楽その6、無事終了。
 1部は天女座のコンサート。そして2部は飛び入りの原大樹くんのマジックショー。
 いやあ、2年前に天女神楽に参加してくれたときもすごかったが、存在感がぐっとました。
 そして舞台の上でとても柔らかい。
 マジックも素晴らしかったが、観客とのやり取りが増えてとても楽しいショーだった。

 そして第3部「天女神楽その6」。
 みんなすばらしくはじけていた。もうやっていて楽しいのなんの♪
 今回は自分のソロダンスのパートも入れた。
 最初の頃は太鼓およびサポートの役だけに限定していた。
 そうでないと演出できないという理由もあったが欲求不満も。
 ヤクザの「ヤソガミ」たちの場面を創ってから、積極的に出演してきたが、ソロのシーンは避けてきた。
 紫帆さんの即興演奏とセッションする短いが贅沢な場面だった。

 歌手の寒雲さんも駆けつけてくれ、終演後の交流会にも。
 そして「蘇州夜曲」を日本語と北京語で歌ってくれた。ピアノは紫帆さん、パーカッションは綱ちゃん。
 真朝とデュエットの場面も。

 カフェに移って2次会。
 この日のために大ちゃんが選んだ焼酎のお湯割りをなめながら、4人の同志社ガールズと話す。
 綱ちゃんやあかるちゃんが乱入し、なぜかぐんそうとあかるちゃんが野球拳はじめる。
 そしてあかるちゃんがじゃんけんにまけるとなぜか綱ちゃんが脱ぎ出すのだった。
 このどんちゃん騒ぎを名古屋の病院のFちゃんに届けたい。
 出演者が口々に「楽しかった。また来年も」といい、お客様たちもほめてくださる。こんな幸せな時間があろうか。
 
 ほとんど食べていなかったためか幸せな酔っぱらいに。
 ぽん(水木菜花さん)が「はよ寝なはれ」と腕をつかんで階下の部屋まで連れていってくれる。
 
 いつもはもう1日過ごすのだが、野暮用で逗子に戻る。
 新幹線の中でなんだかうるうるしてくる。
 来年は紫帆さんと天女神楽を含めて3本創る予定。
 楽しみだ♪

 帰宅して体重を量ると、67.7キロ。いい汗かいたもんな♪
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天女神楽いよいよ本番

2009-11-21 10:47:09 | 丹下一の泡盛日記
 イーウーマンの円卓会議で「ルーツ」をテーマに1週間遊んだが思いのほかに盛り上がった。
 熊野から、というのもテーマにぴったり。そして、参加者の投稿も一つひとつに学びがあるような深いもので自分も大いに刺激を受けた。

 というわけで今日は9時から作業開始。
 仕込みというより村祭りののりだ。
 舞台上に獅子頭をまつり酒と米を備える。
 みんなで動いたらあっという間に準備が終わる。
 ちょっとお昼寝しちゃおうかな♪
 普通の舞台公演では考えられないことだ。

 お昼ご飯は、地元のちえちゃんやゆっこさんが魚ご飯に豚汁、自家製の漬け物。
 絶品。魚ご飯大好き♪
 同志社の2人も一口食べて「美味しい!」と叫ぶ。
 「体が喜んでいる感じがする」とも。
 自分も最初に食べた時,同じ事を思った。
 地元の魚に自分の畑の野菜と自分ちの味噌。全て土地のもの。
 こういうもの食べてれば大丈夫って味がする。
 Aちゃん「芝居しにきてるのに毎食すごく美味しいもの食べてる」。
 なんたってプロの漁師と元板前がいるんだもの。当たり前じゃん。

 マジシャンの原大樹くんが来る。
 「今日やってもいいですか? 全部仕込んできました」
 「!」
 今日のお客さんは得したね。ラスベガスの観客投票で1位に選ばれたマジックをみることができるのだもの。
 パーカッションチーム(綱ちゃんは元々パーカッショニストなのだ)は宴会で披露する即興ライブの打ち合わせも。
 もちろん午後は1回通す。
 ああ、早く本番が来ないかな♪
 
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天女座4日目

2009-11-20 16:36:00 | 丹下一の泡盛日記
 天女座4日目。

 昨夜,比較的早めに寝たが,不思議な夢をみて明け方目が覚める。友人夫妻、どうしているかなあ。。。
 みんなで食べる朝食は楽しい。
 わいわいがやがや、しょうもないお馬鹿話が延々と続く♪
 なんて幸せな時間なんだろう。

 遊んでばかりもいられないので、それぞれが準備作業で出かける。
 自分は同志社の学生Aちゃんを連れて買い物に。
 ついでに熊野沖で座礁したフェリーをみに行く。(写真)
 巨大な船体がごろんと横たわっている周りを何隻もの漁船が取り囲み、流れ出た重油のために中和剤を撒いている。
 神楽出演者の漁師のJさんも定置網を引き上げたけど重油まみれで途方に暮れている、と言っていた。

 熊野市駅でもう一人、同志社大学のプロジェクト科目の参加者で卒業後の今は働きながら絵を描いているHさんと合流。
 これで参加者が全員揃った。
 天女座に戻り2人のための場面をつくる。
 PCに向かって考えるより、目の前の2人と創る方が簡単だ。
 あっというまにシーンができた。
 明日は本番。

 今、横では根本さんが自分が撮影した写真を編集してスライドの最終版を作製中。
 みんなが自分の仕事を粛々と進めている安心感。信頼感。そして楽しい前向きなエネルギー。
 Aちゃんなんか「明日でおしまいなんて寂しいですぅ」と何度も。
 そうだね。はじまりがあれば必ず終わりがくる。そして、終わりがあるからはじまりがあるんだよ。
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大ちゃんの料理は最高!

2009-11-19 15:36:42 | 丹下一の泡盛日記
 天女座にいます。
 昨夜、稽古の後、料理人大ちゃんが腕を振るってくれて大宴会。
 漁師のJさんが差し入れてくれたあわびと伊勢エビをはじめさざえ、様々な魚の煮付け,焼き物,最後はアジア風の焼き飯。
 どれも悶絶ものの味。さすが大ちゃん。
 ああ、美味しくて美味しくて幸せ。
 伊勢エビをバルサミコを煮詰めたソースで、が新鮮だった。
 焼酎のお湯割りが進む進む進む進む。
 稽古が楽しいとただでさえ食事がおいしいのに、こんな美味しいもの食べさせてもらえて本当に幸せだと思う。
 その後、様々なお話が出てまた大笑い。夜更けまで続く。

 善で前向きのエネルギーの人たちが集まってくるこの1週間は最高だ。
 もちろんそれぞれがそれぞれに抱えているものはある。それもお互いに知っている。
 参加者のうち2人は朝まで語り合っていたらしい。それもきっといい時間になり舞台に反映されるだろう。
 天女神楽が喜ばれるのは、出演者がこういうエネルギーに満たされているからだと思う。 
 
 午後,照明の根本さんご夫妻が到着。1年ぶり。
 相変わらず精力的に活躍している。水素発電や竹林を整備して伐採した竹を粉にする会社を立ち上げた話など興味は尽きない。
 また一人強力な前向きエネルギーが加わった。

 自分は舞台で使うスライドの構成を終え、台本に最後の手を入れている。
 カフェでは小道具を仕込んでいる。
 明日、最後の一人が合流する。いよいよだ。
  


 
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