泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

関弘子さんとお別れの会

2008-07-31 10:59:18 | 丹下一の泡盛日記
もとからタイトな予定が組まれていたところに「トゥーランドット」が入ってきたので、かなりチャレンジングな日程となっていてブログもさぼりがち。

昨日、関内での稽古の後表参道へ。青山で「関弘子さんとお別れの会」。若い頃、大きな方に触れて教えを受けたことを本当に感謝している。ただこのところは銕仙会がらみでお別れの会が多く、懐かしいというよりまたお会いしました、の感あり。
ただ、昨夜は関さんの弟子、「すずしろ」のメンバーの朗読もあり(司会も担当していた)、懐かしい顔の人たちが力をぐんと上げているのに触れることもできた。
帰宅して家の玄関でふと「ああ、関さんに会いたいなあ!」と大きな声が出た。

今、東北新幹線で移動中。仙台以北は何年ぶりになろうか。20年ぶりに早池峰に向かっている。毎日新聞にいるあいだは月末日が締め切りで、宵宮は25年ぶりだ。
新花巻で天女座の紫帆さん、とんちゃんと合流の予定。二人とも久しぶり。一泊でとんぼ返りするが、もう今から頭の中に神楽太鼓がなっている♪

しかし、トンネルが多く、これをアップできるのか不安。
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オランダ報告から韓国料理店へ

2008-07-27 09:04:03 | 丹下一の泡盛日記
 昨日はイー・ウーマン講演者養成講座の担当日。受講生は非常にモチベーションが高いので思いっきり遊べてうれしい。

 終了後、明大へ。異文化経営学会に中途から出席する。オランダについての報告を聞く。
 解雇がしにくくなっているオランダ・モデルも興味深かったが、ゲイが市民権を得ている、マリファナを公認しコカインの中毒患者にはコカインを無償提供することで離脱支援をするなどの社会施策報告が面白い。麻薬患者の死亡者は欧州で最少だそうだ。
 なのに列車のトイレはいまだに「垂れ流し」とか。

 また、金銭感覚は「日常は無駄な金は使わない。無駄遣いは罪の意識」だそうで、かみさんに読んで聞かせてみた。ま、アートは「無駄」から始まるからな。
 オランダに行ってみたくなった。空港しか行ったことがない。その空港も海抜マイナス5メートルにあるとか。

 その後、関内の馴染みの韓国料理屋で先日の韓国ツアーの仲間たちが入籍のお祝いをしてくれた。ゴスロリKちゃんや水木菜花さんも。まあとにかくぶっ飛んでいるメンバーなのでものすごく楽しい♪
 水木さんが持ってきたドン・ペリで乾杯。彼らがソウルの変身写真館で撮った写真に寄せ書きしてプレゼントしてくれる。
 長い間一緒に暮らしてきたので入籍しても何も変わらなかったが、こうしてお祝いしてもらうと実感が湧く。
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トゥーランドット稽古場から

2008-07-24 00:33:27 | 丹下一の泡盛日記
 トゥーランドット稽古2回目。(実は自分はあと3回しか稽古できないのだ)もちろん台本もって立ち稽古。
 「トゥーランドット」は、ご存知のように中国の絶世の美女の王女トゥーランドットが出すなぞを解き彼女と結婚する若者の物語。若者は王女のなぞを解いたが彼女の拒絶の心に、今度は自分がなぞを出す。さて王女は。。というストーリーだ。
 最初にこの作品を見たときは、西洋人のアジアへの無理解と思い込みに不愉快な気持ちになった。ちょうど「蝶々婦人」に触れたときのように。
 あれ、なんだ同じ作者じゃねえか。というわけでプッチーニは好きになれない。

 この作品になぜ演出の田辺さんがこだわって上演し続けるのか謎だったが、前回のみなとみらいの埠頭での公演ではじめて彼のおもいがわかった気がした。
 未知の世界へのあこがれ、探求し続ける好奇心。これは演劇の世界にはまり込んでしまった彼自身のストーリーなのだ。
 飲み屋でこの話をすると田辺さんはニヤニヤするだけだった。

 高校生たちは本当に一生懸命だ。稽古で巻き込まれていい汗をかいている。
 自分の役は「若者」の父、流浪の王。いつになく「お芝居」しているが、久しぶりでなんだか楽しい。
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トゥーランドット初稽古~静岡でPT

2008-07-23 00:01:09 | 丹下一の泡盛日記
 21日、エデュケーション・プログラム「トゥーランドット」の稽古に合流。「サロメ」で一緒だった懐かしい顔、はじめての顔。
 それにしても8時間稽古場にいるとなんか疲れるね。若いパワーにおされ気味。

 この公演にはもう一人プロの俳優・高橋和久さんが出演している。稽古を一回ご一緒したことはあるが一緒の舞台は初めてだ。稽古後、演出の田辺さん、高橋さんと主役のトゥーランドットを演じるMさん(彼女は大学生)と飲み屋に。
 久しぶりに演劇人と飲めて楽しい。魚が安い居酒屋だが高橋さんの趣味でワイン。ハーフボトルががんがん空いていく。
  
 22日、朝の新幹線で静岡へ。ワーク・ライフ・バランスをテーマにプレイバックシアター。シリーズの2回目。静岡のシーズのゆうがミュージシャンで参加。いい音だ。楽器もいつもとちょっと違うし、新鮮ってのはいいね。「めずらしきは花」か。
 さすがにぐったりして帰宅。娘3が来訪。幸せな晩ご飯。
 
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国際女性ビジネス会議もりあがったよん

2008-07-20 10:30:13 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は国際女性ビジネス会議。午後の分科会2つを担当。最初はぴんでワークショップ。テーマは「有機的なコミュニケーション」。参加者は100人をこえてさらに気合入る。
 もちろん例によってプログラムは電車の中でざっと考えてタイムテーブルとアンチョコのメモをつくるのみ。
 参加者のエネルギーが高くて楽しい。どんどん先へ行けるので、途中で2回進路変更。最後は100人全員で輪になって「レイレ♪」。

 分科会2つ目はトークショー。「常識を破れ~笑いの世界~」放送作家の樋口卓治さん、桜美林の馬越恵美子先生、京都からユニット美人の黒木陽子さんと紙本明子さんのお二人。自分はファシリテーター。
 言いたい放題、言いっぱなしでいいですからとはじめたが、深い方向へもいき、お馬鹿ネタでも盛り上がり楽しいライブになった。もちろん4人のパネリストのおかげだ。

 今回はパーティーも最後まで出てたくさんの名刺交換。
 その後、むしと水木菜花さん、娘2の家庭教師だったM君と新橋で♪ 思いっきり遊ばせてもらった一日だった。
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明日は国際女性ビジネス会議

2008-07-18 21:48:01 | 丹下一の泡盛日記
 てなわけで今日の午後は都内某企業で研修の講師。世界を飛び回る企業人のエネルギーというのは強い。しなやかで深みのある人もたくさん。舞台に立っていてほしいタイプの人もちらほら。
 2時間のワークを無事終了。

 そしてこんな時に演劇人のことを思う。こういうエネルギーを演劇人からも感じたい。この企業の人たちはプロデューサーのような仕事をしている。モノを買ってきて別の誰かに売るだけでなく、その資源をどう有効活用するのか。
 そしてみんながwin-winになるように仕組まなければ、もう世界的な仕事は成り立たない。

 明日は国際女性ビジネス会議。テーマは「ダイバーシティー」だ。多様性が大切だということは海外公演を本格的に始めた1996年から実感している。どう伝えたらいいのかも含めて明日も突っ込んだ時間を過ごしたい。
 分科会のトークに参加してくださる京都のユニット美人の黒木さんは打ち合わせの時「多様性ってうちの劇団そのものです」とおっしゃった。劇団もそして企業もそうあるべきと思う。
 ああ、明日が楽しみだ!
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気合入ってきたぞ!

2008-07-17 11:50:42 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、夕食後の仕事を終えた後、かみさんと韓国映画「JSA」を観る。ずっと観たいと思っていた作品で南北朝鮮の共同管理地帯を舞台にしたストーリー。かみさんは、チャングムを演じたイ・ヨンエの軍服姿を楽しみにしていたらしい。。。
 おとぎ話のようで最後はせつなく悲しい。世界にはまだ壁が残っていて、新しく作られる壁もあるのだが、朝鮮半島の分断はどうしてこうも悲しいのだろう。

 週末の国際女性ビジネス会議にむかってちょっと頭が忙しい。分科会を2本担当するのだが、自分1人で担当するワークショップのネタのチェック。例によってその場で決めていくのだけどいくつか候補は確認しておかなければならない。
 役者ならジャージ、イー・ウーマンの時もスカート&ハイヒールはNGだが、ビジネス会議はそうもいかないので、どんな服装でも(着物は厳しいが)一緒にできるように、というのも条件の一つだ。

 その前日になる明日は某大企業で講師の予定。午後はその準備に費やされる。21日にはトゥーランドットの稽古に合流。資料や台本に目は通してあるが、台詞全然入ってない! 20日になんとか入れるしかないね。 
 その後も22日にPTの静岡公演。イー・ウーマン講演者養成講座。28日はキッド・アイラック・アート・ホールでシェイクスピア朗読会と続く。
 時差ぼけもすっかり解消。ぐんぐんと気合が入ってくるのがわかる。月末まで突っ走ります♪
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かみさんの誕生日

2008-07-16 19:39:51 | 丹下一の泡盛日記
 7月14日にかみさんと入籍。そして娘2と養子縁組。17歳の娘2は、自分の意思で縁組しますということを示すために市役所職員立会いの下、自分で書類に記入しなければならなかったり、やたらと文章を確認したりでえらい時間がかかってしまった。

 15日午前中、国際女性ビジネス会議の打ち合わせの後、ご一緒するM先生とランチ。なぜだかやたらと話が盛り上がる。M先生も今年再婚されたとか。お互い新婚ですね! と。
 その後、大船へ。かみさんと娘3の誕生日なので買い物。娘3には朝一番にメールした。来週には娘1の誕生日もある。
 そして、税理士の先生のところへ。業績不振で監査料も滞りがちなのだが、いつも暖かく見守ってくださる。
 入籍の話やパリ公演、これからスタートする講師業などについて報告。ここでもすっかり話し込み、励まされる。ありがたい。かみさんと合流し帰宅。

 娘2の親友Mちゃんが来ていて家の中がきれいに片付いている。ワインとステーキ(ものすごく久しぶりに焼いた)、Mちゃんの手作りケーキが旨い。娘2のゼリーもいい感じ。

 てなわけで今日から実質的に仕事再開。こういうときに限って仕事が溜まってるんだよな。午前中は外出。午後からさくさくと進めていく。
 こういう次から次へと仕事を片付けていく感じは好きだ。事務仕事とそれに伴う短い文章作成は、具体的で達成感があるからかもしれない。
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おみこし最高♪

2008-07-14 11:19:34 | 丹下一の泡盛日記
 帰国して以来、ばたばたと走り回ることになりブログもサボっていた。

 昨日は年に一度の池子のおみこし。引っ越してきた年に復活し16名で担いでからはや6年。6回目のおみこしである。
 今年は日差しがきつくて例年にない厳しい渡行になった。みんな休憩のたびに水を飲むだけでなく頭からぶっかぶる。そして最後の休憩で出されたきゅうりのつけものが美味しかったこと。かぶりついて水分補給。
 きついぶんだけいつもよりも充実した達成感を味わえた。その後のうちあげ(池子では「はちあらい」とよんでいる)が盛り上がったことはいうまでもない♪

 夜は自分の母のお見舞いに行っていたかみさんと娘2と合流して晩ご飯。その後、かみさんと午前4時まで話す。そしてこれから市役所に。
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無事帰国しました

2008-07-10 20:57:28 | 丹下一の泡盛日記
 8日(火)今回最後の夜は、娘1をバスチーユのレストランに連れて行く。美味しいご飯に美味しいデザートに満足。ちょっとシャンパンも入ってぽおぽおした娘1をホテルに連れて帰り、例によって出撃。

 目指すはNEW MORNINGというジャズクラブ。まったく行ったことのないエリアだ。地下鉄を乗り換えたところから予感はあった。駅に着いて娘1を連れてこなくてよかったと実感。ちょっと緊張。
 ここはサンドニというエリア。白人の姿がほとんど見えないし、いてもちょっと雰囲気がありすぎ。地上に出ても通りの名前しかわからないので、一度反対方向に歩いてしまったが、すぐ気がついて引き返す。暗い通りのその先にぼんやり明かりがあって、人だかりが。

 店の中からはがんがん音が響いてくる。入っていくとむんと熱気。眼鏡がくもる。受付の黒人のお兄さんが「もうライブは終わりだ」。入りたいというとただで入れてくれた。
 今夜はサルサバンドのライブで、倉庫のような会場のフロアでみんな踊っていてクラブ状態。ものすごい盛り上がり。素敵なのは、二人一組になって女の人くるくる回したりしているカップルがいることや、けっこう年配のカップルが熱く踊っていること。
 会場内はスペイン語があふれている。最後の曲が終わる頃に入場して、ビールを頼み、アンコールを待つ。アンコール曲がよかった。これはなんていったら良いのか、サルサとラップが融合しているのか。会場内も大盛り上がり。
 終了と同時に大勢の人が駅へ。その中にまぎれて自分も駅へ。
 シャトレで1号線に乗り換えると別世界だった。そのままバスチーユへ。だって1曲しか聴いてないんだもん。

 バスチーユの古い4階建ての屋敷をレストランに改装。1階のフロアがクラブ状態になる店があると聞いて探す。おお、この道は11年前にイギリスのパンクバンドを聞きに来た道だ。
 入り口ででかい黒人のおにいちゃんに「服装チェック」受ける。入るとこちらもラテン系の曲で盛り上がり。1杯ひっかけて最後はフロアで楽しんだ♪
さて、この文はシャルルドゴールのラウンジで書いている。帰国してアップするのは17時間後くらいかな。

 そして今横須賀線の中。無事帰国しました。
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