泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

今年もお付き合い頂きありがとうございました。

2021-12-31 15:54:35 | 丹下一の泡盛日記

12月は舞台が3本(うち2本はTama+ projectの企画制作)、プレイバックが4日で6本。
なんだかんだで飲み続けている。
月初は4日連続で休肝日にしたんだけどなあ。
昨日、話していたのだけど3月に「Hamlets/ハムレッツ」ver.9をやったのが
信じられないくらい遠いことに思える。
それだけ何度も脳を上書きしてきたのだった。

今年最後の夕暮れ。
そしてすぐにまた陽は上ってくる(はず)。
今年もたくさんの方にこのブログにお付き合いいただき、本当に嬉しく思っています。
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
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Alone Again (naturally)

2021-12-31 15:46:11 | 丹下一の泡盛日記

喪中ではあるけれど、これはおまじないみたいなもんだから。
木曜日の午後、平栗萌香と来年への打ち合わせ。

パクチーが好きな彼女のために、パクチーとクリームソースで海老のパスタ。
話すことは、もちろんたくさん。
中でもとても重要なことを丁寧に話すことができてよかった。
年明けには日帰りで旅に出ることにした。

その後、高校時代からの友人と飲みに。

非常にいい時間で。
そして、深い話の時間が嬉しい。
打てば響く、ってこういうことか。
ガールズバーに消える一人を見送り、Kと二人でバーを2軒ハシゴ。
ちょっと酔いがまわったけど、やっぱり面白い。

それでも早めに解散。
表参道を一人歩く。
振り返ってみれば、自分には関係ないと思われたこの街に
何度も通っている。
この通りを歩き慣れるような人生になるとは思わなかった。
縁とは不思議なものだ。
そしてギルバート・オサリバンのあの曲「Alone Again (naturally)」が
頭の中をぐるぐる回っている。
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中華街で飲む

2021-12-29 09:20:18 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、年金事務所なんぞにお出かけするお年頃。
話を聞いて、なんか参った。
もう長生きなんかするもんじゃない、って世の中になっている。

帰宅して自分のための仕事。
そして中華街へ。

久しぶり。
兎にも角にも媽祖廟にお参り。
3年前までは地元民。


年末の煌びやかな光の飾り付けが、別世界に誘う。

2軒目も。
ヘベレケになって帰宅。
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今年最後の「お仕事」

2021-12-27 14:17:25 | 丹下一の泡盛日記
土曜日は終日お仕事。
珍しい「事件」が起きて、とても勉強になった。
「初めての」体験が続くなあ。

日曜日もホールでお仕事。
遅くなる予定が、チームの神対応で早めに終了。
すごいなあ。
今年最後の「お仕事」がこういう終了の仕方をするなんて。
外に出ると物凄く寒くて、
何故か渋谷で熱燗を飲んだのだけど、

メニューにあったエビフライを頼んだらレモンが「忘れられていた」。
フライものにレモンが不可欠な自分が店員を呼んで確認すると、
非常にそっけなく「別料金になります」の一言。
写真に載ってるんだけど、という言葉は飲み込んで
「じゃあいいです」。
なんだか騙されたような不愉快な気分で店を出た。
その後は自宅で暴飲暴食。
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三島由紀夫「サーカス」

2021-12-27 14:10:50 | 丹下一の泡盛日記

「平家物語」のワークショップの第1期に参加してくれて
発表会でも熱演してくれた永田雄也君が出演する舞台を観に王子の方に出かける。
この小品は読んだことがなかった。
というかまあ不勉強だから、大抵「読んだことがない」になるのだけど。

三島らしい選び抜かれた美しいことばたち。
生バンドや人形を使ったコロス劇で、なんかフランスを感じる演出でだった。
永田くんは、以前に劇団の舞台で見た時よりも「役=全員がコロスの一員なんだけど」を得て生き生きしていた。
身体もたくさん使っていい感じ。
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「平家物語」を語る 発表会本番

2021-12-27 14:06:02 | 丹下一の泡盛日記

撮影:山口敦
というわけで「平家物語」のワークショップの発表会(その2)。
下北沢のアレーホールは、「古事記」や「死者の書」でご一緒した坪井美香さんが管理人をやっていて。
なんせ関弘子さんの一番弟子。
「平家」も教えているつわもの女優だ。
お立ち会い頂けて本当に嬉しかった。

本番は、無事終了。
みんな稽古の時と違う。
本番の力、人前に立った時に出る力がある。
お客様も好意的に見てくださったようで、幸せな時間に。
終了後は、坪井さんも加わって、大宴会。
みんなそれぞれがやり切った達成感に満ちていて、
終電まで盛り上がるのだった。
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本番に向けて

2021-12-23 08:33:20 | 丹下一の泡盛日記

火曜日は「平家物語」を語るワークショップの発表会前最後の稽古。
箏をお願いした藤田祥子さん。
走り続けてきた今年の自前の本番は、これで最後。
毎晩飲み過ぎで、鏡の中の顔が泥沼。
それでも「本番」は楽しい。
稽古後、何人かが我が家に。
久しぶりに賑やかな晩御飯。
やっぱり稽古の後は、こういう時間が必要だよなあ。

水曜日、箏のために稽古場を押さえてあったのだけど、
結局ほとんどのメンバーがやってきて自主稽古になった。
身体はどんよりと重たいのだけど、稽古場に励まされている。
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弟が経を読む練習を

2021-12-22 12:28:46 | 丹下一の泡盛日記

中華粥が食べたくなって作る。
食べたいものを作る気になってきたのは、いいことだ。
自転車で外出するついでに実家により手を合わせる。
弟が香を焚いていて、お経の音源が流れている。
経を読む練習をしているのだとか。
なんか寺みたいになってきたな実家。
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「口上」に初めて立ち会う

2021-12-20 09:54:00 | 丹下一の泡盛日記
誕生日のお祝いメッセージを各方面から本当にたくさん頂いた。
国内ばかりか海外の懐かしい友人からも。
本当に幸せです。
ありがとうございました。
日曜日も「お仕事」。
真打襲名の「口上」に、初めて立ち合わせていただいた。
いやいや、本当にお仕事でこんな機会があるなんてありがたい。
帰宅すると連れ合いが鮎を焼いてくれた。

23日(木)には主宰するワークショップ「平家物語」を語る、の発表会があり、
脳内は、その本番への作業で満ちている。
燗酒で、あっという間に出来上がり、資料映像を途中まで見て爆睡。
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誕生日

2021-12-20 09:44:34 | 丹下一の泡盛日記
18日(土)は誕生日だった。
0時を過ぎてから、ぼつぼつと「おめでとう」のメッセージをいただく。

夜明けに起きて「お仕事」へ。

富士山もくっきり。
誕生日が「フリー」だったことは、ほとんどない。
大抵は、自前でもお仕事でも「本番」になることが多い。

終日をホールで和太鼓を聴きながら過ごす。
11年前の誕生日に母が電話をかけてきて教えてくれた「空」を思い出す。
真っ青な空、冷たい風。
「この子の人生には冷たい風も吹くだろうけど、真っ青な天を目指していくだろう」。
父が旅立って、母の言葉が再び身にしみる。
「永遠に彷徨う運命です」と言われたこともある。
「こんな卦は、知っていたけど、初めて見ました」と。
62歳になってなお、その日暮らしの演劇=アートな人生。
続けて来られたことを天命と受け止めて、まだまだ先まで行ってみようじゃないの。
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