ついにスーツケースが過労死

今日は人が集まらず稽古をキャンセル。
おかげで朝から旅の準備。
１０年使いあちこちガタがきていたフェラーリレッドのスーツケースがついに壊れてしまった。
先週、家を出るときに取っ手の付け根の金属が割れてしまった。
あきらかに過労死だ。
国内の仕事の旅はもちろん、一人で出かけた２〜３泊程度の台湾や香港、韓国もこの子と一緒だった。
４〜５００日はご一緒しているだろう。
ここ３〜４年は年ごとに出動回数が増えていた。
プレイバッカーズだけでも年間２０本以上の旅がある。
キズだらけになっていたけどかえってそれが愛おしくて。
なで回しながら何度も「ありがとう」を言った。
もちろん捨てることなどできるはずも無く、衣装ケースに。
そして新しいのを購入。
１０年保証なので、今週の旅から１０年はもちろん、死ぬまでご一緒するつもりだ。

アジア大会直前稽古

日曜日はプレイバッカーズの稽古。
アジア大会に向けての最終稽古に加えて、その後の本番に急な変更があり大変なことに。
夕方の便で移動するメンバーもいて短い時間にてんこ盛り。
先日かよさん（宗像佳代）がドイツでもらって来た２０１１年のフランクフルトでの公演の動画を観る。
この頃は、まっすぐに「立つ」ことを心がけていた。
今は、もう少し動けるかもしれない。
てきぱきと全てを片付けて終了。
旅のチームは雨の中を羽田空港へ。

帰宅して冷蔵庫の残り物整理の晩ご飯。
テレビで、海外の町で何日間か「暮らす」というのをやっている。
懐かしい町もあってしばしば見ている。
これ以前自分が海外公演でやっていたこととほぼ同じ。
いいなあ外国で遊んでいればいい仕事なんて。。。

やっぱり劇場にいる時間はいい

台風が近づく土曜日の今日はお仕事へ。
目覚ましがなる前に目が覚めるのだけど、さすがに布団から起きるのがつらい。
疲れて帰宅してぐだぐだと飲み過ぎた。
宿題てんこ盛りで叱られてるんだけど。。。
やっぱり劇場の中にいるのはいいな。
最初に入った劇団が劇場を運営していたこともあるんだろうけど。
夜は力のある古典芸能の方の会。
勉強になりました。
明日、雨がすごそうだけど、キーボードか次いで稽古場へ！

明和町全小学校ツアー無事終了

金曜日は明和町シリーズ最終日。
７時３０分松阪駅集合の前。
ホテルの朝ご飯を済ませた後、近くの八雲神社にお参り。
松阪の産土神、とのこと。
非常に興味深い空間で次回もお参りしなくては、と。

まず１校を終了した後、２０分休みの間に車で「次」に移動。
音楽室内のピアノが移動できないのがほとんどで。
でそこらにある楽器を取りまとめて対応。

２校目を終了して給食。


ふらふらしながらも校長先生が差し入れてくださったシュークリームが脳にしみていくのを味わいながら３本目のセッティングへ。
即興が続くと脳が疲れてつるつるになる。
身体じゃないところがまた別物で。

キーボードには持ち込んだペダルを接続♪
荷物はどんどん重くなるのだけど仕方が無い。
無事終了。
台風の影響で日程が詰まったけど、やりきった充足感。
そして最終日は、「おと」を作り出す立場としては、たくさんの発見があった一日だった。

「次」は広島でのアジア大会。
プレイバックシアターのパフォーマーの分野で、日本のレベルははっきり言って低い。
意識が狭いからだ。
そしてアジアのプレイバックシアターの世界で自分のようなミュージシャンに出会ったことが無い。
（もちろん世界には尊敬すべき人たちが）
出会いたい。
来週が楽しみだ。

明和町シリーズ再開

前夜は稽古の後、もちろん我が家で楽しい宴会。
そして朝一番の新幹線で名古屋、近鉄で松阪、斎宮へ。
もう通いなれた道。
明和町の小学校６校を回るシリーズ後半。
午前と午後で１校ずつを済ませてホテルへ。
シャワーを浴びた後１時間爆睡。
くみちゃん（佐藤久美子）はスポーツクラブへ。
それぞれが９０分後に集合して晩ご飯。
その後、自分は久しぶりにジャズクラブへ。
客は自分一人！
なのでバンドの方と話しつつ、素敵な音を楽しんだ。
即興で「おと」を探り続けた昼間の後の「音楽」が耳に心地よい。
素敵なクールダウンになった。

Tama+ project終日の稽古

水曜日はTama+ projectの稽古。
仕事でパートナーのDと東アジアをツアー中のYが参加。
今までの稽古場ではやらなかったエチュードなんかも始めている。
もう「次」に行きたくて仕方が無いのだ。
Yは台湾の芸大の演劇科を出ている。
日本では、義務教育も音楽、美術だけだけど先進国で演劇教育がないのは日本だけだ。
まあ今や日本が「先進国」というのはいかがなものか、という時代だから仕方が無いか。
むしろ演劇を含めた藝術教育がなされない国は「ソフト」が展開される未来があるのだろうか。
などと大げさに考えてしまうのも今年のノーベル文学賞の受賞者が「日本人」だと大騒ぎするのが切ないからだ。
Yは台湾で女優として活動した後、NYに移住して女優として活動を続けながらワークショップの仕事で東アジアを回っている。
３年前上田貘さんと創ったパフォーマンスをDと観に来てくれた。
２年前には自分がNYハドソンの劇場で彼らのシェイクスピア劇を観た。
身体も切れるし、デュオの即興も楽しい。
来年が楽しみだ：）

１日３本の後は名古屋駅内の立ち飲みで♪

ちぎったレタスにチーズをちらしただけなんだけど、大分のTちゃんからいただいた柚子味噌ドレッシングをかけると別物になる。

夕方の新幹線で名古屋へ。
名古屋駅で写真の山口敦さんと合流し、松阪へ。

車内で。。。
翌朝一番から小学校へ。
この日は午前中２本、午後１本なのだ。

もちろんこの明和町の小学校が全ておなじみの「場」だからできること。
朝の一本を終えて２０分の休みの間に撤収し移動、設営！

給食後にもう一本！
達成感と全身の疲労とともに名古屋へ。

ずっとずっと行ってみたかった立ち飲み屋に。
ここ最高！
煮いわしや湯豆腐、おでんの大根、みんな疲れたからだと心に味がしみる。

アジア大会のための稽古

日曜日、目覚まし前に目が覚める。
が、身体が重い。
台風の接近で気圧が低く疲れが溜まった身体がどんより。
それでも起きだして、投票に出かける。
雨の中を次々に人が集まってくる。
なぜ人は自分たちを滅ぼす指導者を選ぶのか、という近代社会の謎を思いつつ投票をすませ帰宅。
お弁当をつくり稽古場へ。
１１月３日から広島大学でプレイバックシアターアジア大会が開催される。
２００３年に自分たちが静岡で主催した世界大会がきっかけで２００５年にシンガポールでアジア大会が始まった。
２００９年の台湾大会は忘れられない多くの体験を残してくれた。
２０１５年の香港は参加できなかった。
そして、今年１１月に広島で。
香港の友人から「今回は参加するの？」と打診も。
１４年前の若者たちが今ではアジアのプレイバックシアター世界で中心的な存在になっている。
彼らの中には演劇を土台にしている人もいる。
だから身体論も具体的。
もちろん全員視野も広い。
それも含めて、日本のプレイバックシアターの世界ではできない「演劇的」な視点からの話ができるのが嬉しい。
別に突っ込んだ話がしたいわけではない。
一緒にビールを飲むだけで幸せ。
それだけで「突っ込んだ時間」になったりするもんね♪
１７時で稽古をいったん終えて、クラーク高田馬場校の生徒たちをお迎え。
この高校にはプレイバックシアターゼミがある。
生徒たちと交流を重ねているが、選抜メンバー１０人がアジア大会に参加してパフォーマンスすることになった。
合同で稽古。
彼らを観客にしてのストーリーのパフォーマンスは集中した。
何人かは自主公演も来てくれている顔なじみなんだけど。
ずらりと「客席」に並んだ１０人を前に「みえ」が無いと言ったら嘘になる。
こういうときに「テラーの話に集中する」という基本がどれほど助けになるか。
そして幸せな時間はふらふらになって無事終了。

お仕事の日

雨が続く。
洗濯した衣装が乾かないのがきつい。
部屋でエアコンにさらしてなんとか対応。
再び５時間睡眠でホールのお仕事へ。
やるべきことはてんこ盛りなんだけど、脳がもわもわしていていかん。
来週は三重県明和町、その翌週は広島が待っている。
先へ先へと進んでいかなければならない。
お弁当を持ってホールのお仕事へ。
プロのオペラ歌手のこえはやっぱりいいなあ。
明日は大変な天気になりそうなので、朝一番に選挙の投票に行き、一度戻ってから稽古に向かうつもり。
「戦争」を選択肢に入れない政党、人がいいなあ。

船越小学校DAY 3無事終了

２０日（金）、５時間ほど眠り、自然に目が覚める。
４月に行ったベトナムで購入したコーヒーをすすってたくさんの幸せだった体験を思いエネルギーを充填。

簡単なおかずを用意して横須賀の船越小学校へ。
３クラスに対して２回シリーズなので３回通うことになる。
小学校でのパフォーマンスでは音楽室にあった楽器をみつくろって本番に臨む。
なんとこの日、チェロを発見。
長い間、触ってみたかった楽器。

なんとか音が出たのでそのまま本番へ。
いろんな楽器を使ってきたけど、これは本当に興奮。

給食はひき肉のカレーだった。
この頃、なんとなくローテーションがわかるんだよな。
カレーは全部人に差し上げて、持ち込んだおかずでお昼ご飯。
午後も無事終了後、久しぶりに両親の顔を見に都内へ。