泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

江ノ島から

2008-02-29 22:11:39 | 丹下一の泡盛日記
 江ノ島の女性センターにいる。
 明日からプレイバッカーズ主催の合宿ワークショップ。その前日に全員で一晩を過ごす。
 自分は仕事があったので遅れて稽古に合流。終了後、お風呂に入ってビール♪ 久しぶりにゆっくりと飲みながら諸々の話を。
 
 明日からのワークショップもたくさんの方たちが集まってきてくれる。楽しみだ。
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午後、電話なりやまず

2008-02-28 21:08:50 | 丹下一の泡盛日記
 みるくが出た隙に仕事場の例の箱にはアリーシャが入り込んでいる。

 今日の午後はなんだかすごい勢いで電話がかかってきた。結インターナショナルもプレイバッカーズの電話も(仕事部屋にはこの2本の電話とファクスの計3本の回線がひいてある)やたらと鳴る。
 ついでに携帯もがんがん鳴る。いったいどういう日なんだろう。どれも仕事の話なので、うれしい悲鳴とはこのことだ。もちろんそれとは別にメールもどんどん入ってくる。今日はすぐ下の弟が手伝いに来ている日で本当に助かった。

 かみさんは4日連続のカンヅメ仕事が無事終了。これで自分も明日からは5時半起きから解放される。
 晩ご飯は、万能ねぎとかいわれのサラダと豆腐のチゲ。ビールと黒豆のマッカリ♪

 明日から江ノ島。土日はプレイバッカーズ主催の合宿ワークショップ。その前日に一晩、メンバーだけの時間を過ごす。若手は夜稽古。自分は仕事があるので遅れていく。もう荷造りはすんでいる。

 今、オフが欲しいとは全然思わない。遊びに行く旅よりも舞台に立つ旅をしたい。3月7日はシェイクスピア朗読会、8日は講演者養成講座、30日にはプレイバッカーズの自主公演がある。
 その間もちょこちょこと撮影が入っているが、昨年の走り回った2月~4月と比べるとなんてことない。ま、それも一歩一歩だ。
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豆太郎はション太郎

2008-02-27 15:07:42 | 丹下一の泡盛日記
 かみさんは今朝も早い。5時半に目覚ましが鳴る。自分も起きてコーヒーを入れ、トーストとサラダ、グレープフルーツジュース。駅までおくって帰宅してちょっとだけ眠る。

 「サヌカイト」の間サボっていたこともあり仕事がたまっている。週末は江ノ島でプレイバッカーズの合宿ワークショップ。例によって全国あちらこちらから参加者が。その準備もあるのだ。午前中でほぼ終了。

 我が家のドッグス最年少で唯一の男子・豆太郎は「玉」を抜いていない。オス犬と暮らしたことのある方はよくご存知と思うが、したがってことあるごとに家中にマーキングして歩くション太郎である。朝起きてきたときには何もなかったのに、ふと見ると「!」。
 仕事場を兼ねている自宅には宅配便がしばしば届く。以前はかみさんのオークション好きもあって一日に10件なんてこともざらだった。
 豆太郎はそのたびに「ここは僕の場所だ!」とひゃうひゃう吠えながらリビングにマーキング。そんなわけで自分はしょっちゅうリビングの床を拭くことになる。

 この頃はとにかく自分の膝の上を居場所と決めていて、仕事中も膝の上ですやすや眠っていることが多い。小さな子どもと同じで眠くなると体温が上がるのでこちらとしても気持ちいいあんかのような存在だ。

 「豆太郎の歌」http://www.yui-international.com/karurasha/mametaro.html
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デスク・ワークの一日

2008-02-26 22:31:43 | 丹下一の泡盛日記
 かみさんは今週は毎日仕事。それも8時集合とかで6時半には電車に乗せなければならない。
 今朝は穏やかな曇り空で気温も低くない。

 仕事部屋に入ると空になったコピー用紙の箱にわんこが入っている。いったん出して毛布を入れてやると喜んで奪い合い。
 それを横目で見ながら終日パソに向いデスクワーク。「サヌカイト」が抜けてないのだが、ゆっくりとオフィスワークをすることがリハビリになる。みんなは今頃どうしてるかなあ、などと思う。後始末に追われているスタッフもいるはずだ。
 例によって自分は間が悪い。郵便局に出かけた15分の間に電話が来る。銀行のATMに行って速攻で戻ってくると留守電にメッセージが。。。

 夜娘1から電話。大人(もう21歳だから大人なんだけど)の入り口にいる彼女は大変だ。そして「手取り足取り」は、子どもの手をもぎ足をもぐことになる。甘ちゃんの自分が言うのも恥ずかしいが、安易な方法をとらないように踏ん張りたい。
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「サヌカイト」無事終了

2008-02-25 10:01:13 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜「サヌカイト」公演、無事終了。ラジオ・ドラマを観ていただくという試みはたくさんのお客様の共感をよび、毎回暖かい拍手をいただいた。参加者の一人としてこの上のない幸せ。
 出演者の一人、八波一起さんによれば「この舞台は伝説になる」のだそうだが、その予感も。

 本番に入ってからも回ごとにぐんぐん深みを増していく有馬稲子さんの演戯に立ち会えたことも素晴らしい体験。千秋楽のオーラはすごかった。
 音響効果の南さんの出す生音は、文字通り生きている音だった。舞台脇での生演奏やプログラムされた音源をその場で駆使しての「生の」音を基本としてきた自分にとって、舞台はすべてが「生」が基本という大原則を思い出させてくれた。
 打ち上げ会場でぐいっとビールを飲み「ああ、旨い♪」という南さん、73歳のエネルギーに感服。ベースの金井さん77歳、出演者の生井さん78歳、そして有馬さん。あんな70歳になりたいものだ。

 幸せな打ち上げで例によってへろんへろん。かみさんが逗子から車で迎えに来てくれる。
 酔っ払いの自分を「少女」を演じた岩永ゆいさんがおくってくれる。この舞台は彼女にとって最初の代表作となるだろうし、一生忘れることのない素晴らしい体験であったろう。
 自分も19歳の時、はじめてたくさんの人に認識してもらえた舞台に出会った。あれから29年。目の前に真っ直ぐに立つ彼女の若さが心に沁みる。(娘1と同い年だ)なんだか「若さ」というものに出会ってしまったような気持ちになる。
 そしてこの業界の荒波にもまれる過酷な未来を(もちろんどんな人生もいばらの道だ)思う。だから、いつまでもこの真っ直ぐさを忘れないでほしい。
 彼女だけでなく今回の若手チームの全員を愛しく思う気持ちに後ろ髪引かれながら車に乗り込んだ。
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サヌカイト初日

2008-02-23 10:06:54 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜は「サヌカイト」の初日。ぎっしり埋まった客席をみるのは気持ちいいな。お客様、ありがとうございました。
 幸せな拍手をいただいて無事初日は終了。

 プレイバッカーズのいのちゃん(猪瀬隆次)や水木菜花さん、パリで一緒に飲んだY君のお母様、パリの山下農園の奥様などと一緒に有楽町の中華料理屋へ。

 久しぶりに外で飲んだ。ちゃんと終電前の電車に乗って帰宅。水木さんがくれた彼女お手製ブレンドのアロマオイルをつけてベッドに。爆睡。
 かみさんにいわせるとものすごく酒臭く、にんにくの臭いも(しじみの醤油漬けがいけなかったか)、ごおごおいびきをかくので隣りの部屋に避難したとか。(よかった喉を掻っ切られなくて。。。)

 Y君のお母さんが焼いた美味しいパンでトーストの朝ご飯。サンドイッチも作る。(楽屋に配られるお弁当よりもやっぱり手作りが一番なのだ)
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かみさんのピビンパフは最高♪

2008-02-20 20:59:30 | 丹下一の泡盛日記
 「サヌカイト」の稽古はいよいよ佳境に。
 有馬稲子さん、早いし深い。さすがだ。ふと大野さんを思い出す。
 台詞を入れる予定ではなかったのに「ここは入れたい」と廊下で一人ぶつぶついいながら台詞を入れている。そしてその後の稽古ではその台詞は完璧に入っていた。
 還暦はとうにすぎている。その姿を目の前で見られる幸せ。自分もあの年齢になった時にあのようにいたいと思う。

 自分はかなり暇なほうなので、稽古を見ながら自分ならこうやる、とか自分が演出するならこんなプランだ、などと妄想。
 今日で稽古場は終了。明日はいよいよニッポン放送のイマジン・スタジオに入る。道具の積み込み作業に立ち会ってスタッフや若い衆と別れて帰宅。立ちっぱなしの電車内でアエラをひたすら読む。

 晩ご飯は、めずらしくかみさんが担当。ナムルをつくって待っていた。これがなかなかの上出来で。肉も焼き目玉焼きも添えて豪華なピビンパフに♪ 
 最近、韓国にはまりきっているかみさんだがもともと料理の腕は確かなので、実に旨い。そして野菜不足なからだが大喜びする具材と味に大満足。こういう韓国ものは大歓迎だ。

 いつの間にか自分は仕込み免除組。小屋には午後に入ればいい。だから今夜はこの幸せな気持ちのままで眠り、明日早起きして仕事の続きをやるとしよう。やっぱりかみさんの料理は最高だな。

 「サヌカイト」、皆さまのお出でをお待ちしています!
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コソボの未来に乾杯

2008-02-19 23:51:56 | 丹下一の泡盛日記
 神武寺駅近くでは梅が咲いている♪

 昨日はクロアチア・チームの初の打ち合わせ。連れて行かれたのは有楽町の好きな焼き鳥屋でちょっとうれしい驚き。
 お酒も入って自分の国際情勢分析好きが爆発♪ なんせコソボが独立宣言したのだからして。

 90年代後半はコソボ情勢から目が離せなかった。NATOの空爆が始まる直前、ポーランド在住の日本人の方たちと掲示板で激論があったのを思い出す。セルビアの人たちにとってコソボは京都のようなものかもしれない。だから彼らが深く傷ついていることも理解できるが、これも歴史の必然かもしれないとも思う。
 昨夜はコソボの未来の為に乾杯した。そしてアメリカの思うがままにコントロールされる国になってほしくないと思う。

 稽古は順調だが毎日東京に通うのは疲れる。逗子から通うオフィス・ワーカーの人たちは大変だ。
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有馬さん合流

2008-02-17 10:41:19 | 丹下一の泡盛日記
 朝起きて食事の支度。
 本格的に鎌倉の韓国語教室に通うことを決めたかみさんは、昨日は終日、その辺にあったみかんやチョコレートを食べながら、こぷこぷとマッカリ飲んで韓国ドラマをみて「学習」を続けていたらしい。
 仕事場の冷蔵庫に隠してあったMAXIMの生チョコレートも消えていた(-_-;
 
 仕方がないので、朝ご飯のついでに晩ご飯を仕込む。ねぎと豆腐となめこの味噌汁、玄米ご飯、梅干、大ママ製揚げのたいたのと大根とイカの煮物。晩御飯用に豚のしょうが焼きとキャベツの千切り、玉ねぎ炒め。

 今日はいよいよ稽古場に有馬稲子さんが登場する。
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鮫が。。。

2008-02-16 23:45:25 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、水木菜花さんの歌を聞きに四谷へ。最後のステージで渾身の「リリー・マルレーン」。素晴らしかった。
 イラク戦争のとき、ある国(アメリカではない)の戦車部隊の兵士の話。恋人が画学生で自分の上半身裸のデッサンを送った。彼はそれを戦車の中に貼っていて、それがその戦車の乗務員の唯一の救いになっていた。
 ことばの詳細は忘れたが「自分たちがマシーンになってしまいそうなときこのデッサンが全員の救いだった」と。
 そんなストーリーを思い出す「うた」だった。

 帰宅して2時にベッドに。6時に起きて車飛ばして三島へ。ご挨拶終えて逗子へ戻る。だってもちろん今日も稽古がある。と、うしろから派手な赤のライトをぐるぐるまわしながら「鮫」が。。。21キロオーバーでつかまった(T.T)
 実は昨年のこの会議の時も往路でスピード違反で捕まった。その時は国道だったので今日は高速で往復したのだが、高速に乗る手前で捕まってしまった。め~(T.T) 1年前の悪夢が。。。

 帰宅してさすがに疲れて30分昼寝。むりやり起きて「サヌカイト」の稽古場へ。
 稽古はぐいぐい深まっていく。若いエネルギーはいいね。主役の有馬稲子さんの若い頃の「少女」役の岩永ゆいさんがいい。稽古を重ねるにしたがってぐんぐん深まっていく。彼女にとって忘れられない舞台になるだろう。

 帰宅して晩ご飯つくる。かみさんは今日一日韓国ドラマを観ていたらしい。 そして「ご飯待ってたの♪」と(-_-;
 夜中、娘1と電話で長話。マジな話だったので自分も真剣に。1時間以上話していたがいい時間だった。娘たちは自分の宝物だ。だからこそ自分やかみさんがいなくなった後も真っ直ぐに生きていってほしい。愛してるぞ~!!
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