泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

語り「心中天網島」最終稽古

2019-02-25 21:08:43 | 丹下一の泡盛日記
月曜日は中野のあくとれへ。
懐かしい空間。
ここで2年かかって源氏物語の語りを全編やり通した関弘子さんの弟子の一人、戸室加寿子さんが原文の一人語りで「心中天網島」に挑戦する。
この企画の舞台監督でお手伝い。
この近松門左衛門の原作を素語りする企画は1982年にかつての渋谷ジァンジァンで関さんが始めた。
演出は観世栄夫さん。
今回は、「曾根崎心中」の舞台監督だった笠井賢一さんが演出。
久しぶりに舞台で上演されるのだけどあちらこちらでさんざん仕込んで来たものだけに、ちょっと感慨深い。
「心中天網島」は近松の心中ものの最高傑作と言われている。
今日稽古で聞きその思いを新たにした。
だからだろうか。
今日の通り稽古には、本番に来ることができないお客様も。
戸室さん、自分で企画するのは実は初めて。
長いキャリアを持つ人だけど、大変なことも多かったろう。
明日はいよいよ初日。
楽しみだ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TSC「喜劇 ロミオとジュリエット」

2019-02-25 08:18:55 | 丹下一の泡盛日記
日曜日、午前中にプリンタンクを買いに行ったり布の買い出しなど。
まだ、新居の周囲のどこで何を売っているのかがわからない。
横浜が便利すぎたとも言える。
階下が大きなスーパーで、通りを隔てた向かいが100円ショップだった。。。
100円ショップは一駅乗らないと行けないらしい。
まあそのうち馴れるだろう、と思いつつも自転車で走り回る。
出かけてからも買い出しを続けて下北沢に。
江戸馨さんの東京シェイクスピアカンパニーの「喜劇 ロミオとジュリエット」へ。
以前の「無限遠点」というタイトルを変更し、若干の台詞を書き換えての上演。
面白かった。
とにかく奥泉光さんの戯曲がいい。
「戯曲」であって「台本」ではない。
この小説家の生み出す「ことば」たちの素敵なこと。
そして、役者たちがそれぞれにいい。
井村昂さん、かっこいい悪魔。
つかさまりちゃんは、もともと素敵だけど今まで観た中で一番素敵だった。
「狂気」の触れ幅が大きい。
そして、美しい。
年老いたロミオを演じた大久保洋太郎さんは、前回は悪魔だった。
彼のロミオが繊細で素敵。
「新しい彼」を観た。
こういう繊細さが生きるのも小劇場ならではだろう。
なんだか「お芝居」がやりたくなるぞ、こういう時間に触れると。
打ち上げで一緒に飲みたかったけど、我慢。
帰宅してDM作業。。。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台4日目、帰宅

2019-02-23 23:06:23 | 丹下一の泡盛日記
仙台4日目。
夢の中で昨日の台本に手を入れていく。
あの時間が始まった。
リアルで不思議な夢を見る。
なんのことだかさっぱりわからない。
そして、枕元の時計を見ると8時間は経っているのだった。
稽古で試したいことが多すぎる。
といいつつ封筒を買い、稽古場へ。
引っ越しでメールアドレスを変えることになり用意しておいたDM用の封筒は全て破棄。
作り直すことに。
美味しい野菜タンメン食べて稽古場に。
この日は、若い衆に加えて旧知の絵永けいさんや山形から鈴木啓史くんも参加。
代役立てて稽古する。
本役じゃないのに「稽古」になってしまう。
ああ、また時間切れ。

というか「時間」がくるから終えることができるので。
でなければ、永遠に続いてしまいそうな。
参加者のおかげで本当にいい時間になった。
仙台稽古「打ち上げ」でがっつりワイン飲みつつ幸せな時間。
すごいなあ。
19時54分の新幹線に乗ったら、22時には自宅近くの駅に着いている。
仙台は近くなった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台3日目

2019-02-22 19:41:50 | 丹下一の泡盛日記
今日も「ハムレッツ」の稽古へ。
朝、起きようとしている脳内をイメージが駆け巡っていた。
一度、起きて布団の中でじゅくじゅくと醗酵させていく。
起きだすとすでに起きていた茅根利安さんがコーヒーを入れてくれる。
彼が出かけた後、風呂に入りパソを立ち上げて戦闘開始。
午後からの稽古のための台本を作る。
基本の台詞はそのままに全体のスケッチをつくってみる。
今日参加してくれる人たちの分も印刷して稽古場へ。
ミュージックトレーニングで汗を流した後、台本片手に本読み。
本番では橋本樹里さんにお願いするパートを3人の女優さんたちが交代で担当して下さる。
例によって、とっとと立つ。
そして「時間切れ」。
いよいよ毎回「時間切れ」の季節に突入か:)
終了後は、再びファミレスで「ミーティング」。
幸せなクールダウンの時間だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台2日目

2019-02-22 08:37:31 | 丹下一の泡盛日記

おかげさまで予約も入り始めている「ハムレッツ」ver.6。
稽古場には女子2名、男子2名の茅根チルドレンも参加。
一緒に遊びながら場面を創っていく。
先月、仙台市民ミュージカルの稽古場にもいた2人は、ゲームや身体トレーニングが新鮮だったようで。
最後は、もちろん「ハムレッツ」で使う場面の稽古。
無事終了。

その後、ファミレスで「男子会」。
ワイン、1.5リットルのボトルが空きました(^o^)/
帰宅する車中で茅根さんにアイデア話す。
基本いいけど「**」はまずくないかな?
だよなあ。
そして、帰宅すると「*は」?
と素晴らしいアイデアが!
嬉しいな♪
その後、2年前の「あの頃」という震災を扱った舞台の映像を観る。
涙が出てくる。
こういう舞台は、地元の人にしか創れないものだ。
そして、東京人の自分は、と改めて考え続けている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台で稽古初日

2019-02-21 09:34:30 | 丹下一の泡盛日記
水曜日、パソコンも担いで東京駅へ。
朝9時に部屋でコーヒーを飲んでいる。
12時に仙台駅に着けるはずなんだけど、どうしてもそわそわ。
ナビによれば大宮駅から乗るべし、とのことだけどちょっと事情があり東京駅へ。
新幹線まで20分もあり、無事に買い物も済ませて車中に。
コーヒー飲んで一眠り、仙台駅で茅根利安さんと2人の女優さんと合流。
手土産のお弁当をみんなで食べて稽古場の10BOXへ。
今回は4日間を仙台で過ごす。
「ハムレッツ」は「2011年3月11日を思い出して下さい」という舞台。
東京の部屋で一人でこねくり回すよりも、仙台の空気の中で創りたいと思った。
そのためにも一緒に遊んで下さる役者たちを集めてもらっている。
「ユーリ×ユーリ」の遊木理央さんや前回もご一緒した阿部豪毅くん。
そして2年ぶりの松原愛代さんは福島から。
彼女は今、福島の「武将隊」、HAPPY福島隊のメンバーとして全国各地を飛び回っている。
もちろん全員が茅根さんの元生徒。
そんな場は、あっという間に深い時間に入っていく。
茅根さん、台詞が入っている!
いくつもアイデアがわいて終了。

終了後仙台駅に。
駅ビルには、こんな素敵な自販機がある!

そして、地元も伊達武将隊に遭遇。
お仕事中だった伊達政宗さまと:)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

付近の神社が素敵

2019-02-20 08:27:02 | 丹下一の泡盛日記
月曜日朝、ハムレッツのチラシをようやく入稿。
担当の秋山さん、徹夜でがんばった。
今回のチラシ、紆余曲折を経て、写真は直球、形は変形に。
午後、時折降る雨を気にしながら追加の稽古場を押さえに。
両親のところに来るときは、近場を散歩するなんてことはなかったのだけど。
知らないエリアは地図を見ながら自転車を走らせる。
新鮮だ:)
そして、素敵な神社がいくつもあることを発見。
もちろんそれぞれにお参り。
むき出しの土、太い樹木たち。
素朴で、そして、掃除が行き届いていて大切にされていることが伝わってくる。
そのうちゆっくりと散歩しながら土地を味わってみたい。
夜は、引っ越しして初めて両親のところへ。
以前、この辺りは陸軍基地があり、その後は米軍の土地になった。
飛行場があったことは知っていたが、戦争中に突貫工事で造ったとは知らなかった。
そして、かつてあの道は引き込み線、汽車が走っていた跡だ、とも教わる。
両親からはまだまだ未知のことを教わるのだなあ。
今日はこれから仙台へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hamlets ver.6

2019-02-19 11:27:52 | 丹下一の泡盛日記

6本目のチラシは直球勝負になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未熟な自分が恥ずかしい

2019-02-19 10:03:02 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、昨年亡くなった旧流星舎の主演男優だった石川辰夫さんの一周忌の集いの打ち合せへ。
昨年の会は横浜で「さらばアメリカ!」の舞台があり進行台本を渡しただけで本番には立ち会えなかった。
今回は、小さな「出し物」も仕込んでいる。
ランチにカレーライスをご馳走になりそんなこんなの銀座の午前中を終了。

午後、3月の「ハムレッツ」ver.6(ver.0から続けているので6本目)に参加して下さる橋本樹里さんに会う。
りんとした姿勢の方で、長い時間の垢にまみれた割には大人になりきれない未熟な自分が恥ずかしくなる。。。
御一緒するのがとても楽しみだ。
夜は、3月の「小ネタ」の稽古へ。
「小」だけどもちろん全力投球。
自分が演じるのではないのでこの方なら、という先輩にお願いした。
素晴らしいラストを加えて下さり感動。
本番が楽しみだ:)
言ったん帰宅して自転車飛ばして近くの素敵なマンションへ。
ワインが一本なくなって帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プレイバッカーズは25歳になる

2019-02-19 09:55:02 | 丹下一の泡盛日記
土曜日はホールのお仕事。
都内にいるのに出かける時間が横浜のときと変わらないのは何故だ!?
そして電車賃はぐっと下がっている。
助かるなあ。。。。

部屋の中もかなり片付き、ちょっと一息。
なんて場合ではない。
3月10日の舞台のチラシがまだできていない。
このぼんやりした気分はいったいなんだろう。
引っ越しで疲れているだけではない。。。

日曜日は、関内でプレイバッカーズの稽古。
今年プレイバッカーズは25周年。9月1日で満25歳になる。
それを踏まえてのミーティングも。
関内駅や横浜からの東横線がすでになつかしい、と思いつつ帰宅。
夜はチラシ会議!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする