泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

駅のホームでむしゃむしゃ食った

2014-04-30 00:24:14 | 丹下一の泡盛日記
今日はホールでお仕事。
立ち会うだけのスタッフなんだけど、やっぱり本番は本番。
終わると気持ちが緩んでくたっとなる。
気分を変えるためにさぬきうどんをかっ込んで下北沢へ。


「死者の書」の楽師の一人橘政愛さんの楽器群。
稽古場は熱い。
自由になる場所とまだ腑に落ちていない場所がまだら模様。
本番直前にありがちな、いつも乗り越えて来た「時間」だ。
だからこの集中が楽しい。

終了して一足お先に稽古場を出る。
腹がすいている。
ちゃんと食べているのに、さすがにエネルギーを欲しがっている。
ここで食べないと身体がしぼれるんだけど、と思いつつ。
買い食い。

駅のホームでむしゃむしゃ食べる。
こんなんばっかりだ。
帰宅しておろし蕎麦。
食い過ぎだ。

29日は、くまの天女座の13周年。
寮美千子さんが勾玉天龍座を率いて公演していた。
スカイプで寮さん、紫帆さんと話す。
11月の公演のイメージが固まりました♪
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街から人の気配が消えた

2014-04-27 22:27:39 | 丹下一の泡盛日記
今日は朝早くからお仕事へ。
アパートを出たら外が閑散としている。
それでゴールデンウイークが始まったと気がついた。
街から人の気配が消えている。
子供の頃のお正月みたいだ。
空港行きの急行に乗ったら混んでいる。
そして、都心へと乗り換える自分と一緒に降りる人があまりいない。
みんな空港行きの急行車内に留まっている。
よい休暇になりますように♪
フリーランスで年中お休みのような自分にはお仕事の方がありがたい♪

そのお仕事は、偶然に夕方で終了。
滅多にないことに驚く。
まだ明るい街に放り出されて、さすがに寄り道でもと思うのだけど。
実際には、ふとできた時間におろおろしてしまう。
自然に真っすぐ帰って自宅の仕事に戻る(-_-;;;;
ああ、こんな時に散歩くらいできんもんかのう。。。。

嬉しいメールが来た。
うん、そりゃめでたい!
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クリエイティブな一日

2014-04-27 07:31:54 | 丹下一の泡盛日記

昨日、マジシャンの原大樹くんと中華街でランチ~お茶。
天女神楽に出演してもらったのが高校生の時。
その後、文字通り世界に羽ばたいた。
今は豪華客船の劇場に自分のショーで出演。
秋まで10日間のクルーズを繰り返すというお仕事。
ショーを映像で見せてもらったが、本当に素晴らしかった。
なんせラスベガスと熊野(♪)が拠点。
狭い日本からエネルギーも発想も飛び出している。
先日、内幸町ホールで上演した井村組の「葉衣」を高く評価してくれているのも嬉しい。
話が盛り上がり夢は膨らむ♪

午後は下北沢で「死者の書」の稽古。
役者たちだけでじっくりと確認することができる貴重な時間。
くわっと集中するのもいいけど、こういうゆっくりの確認の時間も大事。
芝居が身体にしみ込んでいく♪


そんな折口ワールドの時間を脱いでジャケットに着替えて上大岡へ。
スクール・オブ・プレイバックシアター日本校の講師、りんちゃんこと東海林義孝さんが退任することになった。
その退任式へ。
東京、神奈川はもちろん、茨城、静岡、北海道、名古屋、三重、関西、そしてアメリカからジョナサンまで集合。
懐かしい顔で部屋の中は一杯。
自分も稽古を早引けさせてもらった。
りんちゃんの人徳の賜物。
たくさんの人たちが別れを惜しみ、涙ぐんでいた。
札幌の小さな居酒屋のカウンターで二人で飲んだのが忘れられない。
業界ではとても有名なりんちゃんのノート。
なんらかの形にまとまるのをたくさんのプレイバック人が待っている。


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「死者の書」稽古、いよいよ佳境に

2014-04-26 09:31:36 | 丹下一の泡盛日記

世の中はゴールデンウイークに向かっているらしいが、自分には全く関係ない。
「死者の書」の稽古はいよいよ佳境に入りつつある。
どれくらい「佳境」かというと、最後に残った自分がついに台本を手放したのだ。
こうなると、実はもう大概の他のことは手につかなくなる。
(だからご飯もいい加減になっている)
もちろん2週間を舞台だけにかかり切りになると、実生活が大変なことになるので。
それでも今月の「お仕事」は後2本だけ。
5月に入ったら10日間を走りきる予定だ。
それほどにこの「死者の書」、そして能舞台は重くて大きくて深い。

この舞台は女優の故・関弘子さんの七回忌のために上演される。
実は、関さんのアドバイス、というか「叱責の声」は今でも自分の中に生きている。
ちょっと気が緩んだ時など(そんなんばかりだ。。。)に「動いちゃだめ!」とあの声がよみがえる。
時には本当に聞こえたような気がするときもある。
3年前と4年前には、関さんが舞台上にいるのを(勝手に)感じた。
今回もきっと会えるだろう。
5月11日(日)15:00 東京・表参道の銕仙会能舞台にぜひお立ち会いいただきたい。


そんな時に、昨年から抱えている大きな「宿題」を終わらせなければならないことに。
これはこれで大事なんだけど、ずっとパソの画面見つめていると、過食になる。
ただでさえこの頃太り気味なのに。。。
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劇団ポニーズの舞台、面白かった!

2014-04-24 22:56:58 | 丹下一の泡盛日記
エリックサティのミニオペラなどでご一緒したリアルマッスル泉さんが出演する劇団ポニーズの舞台を見に神楽坂に出かけた。
ふと時間に隙間があったのと、なんかカンのようなものが働いたので。
会場の絵空箱は小さなバーで、その横に空間が広がっているのは意外だった。
小さな客席の目の前で自然に舞台が進行していく。
5人のうち半数以上が幽霊でそれぞれの時代が異なるのは「楽屋」のようだけど、この路地裏に通ってくる幽霊たちは、妙に懐かしい。
なんか話してみたくなる感じなのだ。
縄文時代に死んだ、と聞くと、聞いてみたいことはたくさんあるのだけど、そんなマニアックな話にはならない。
そして絶妙な間と即興なんだか書き込まれてるんだかのぎりぎりの演技が面白い。
ちょっと飛躍もあるんだけど、そんなこと気にならずに5人全員での「合奏と歌」になだれ込んでいくのが心地よい。
演出の視線がきちんとしているんだろうな。
横浜から出かけていって良かった。
また見たいチームだ。
今度は夜の部にビールでも飲みながら観ようかな♪
劇団ポニーズ第9回公演「路地裏DEATHだらけ」
作/演出 青山健一
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もう4月なのに寒すぎる

2014-04-24 00:58:12 | 丹下一の泡盛日記
それにしてもこの頃の横浜・東京都心の朝晩の寒さには困ったもんだ。
昼頃に温かくなるのに騙されてはいけない。
時にはコート着て出てもいいくらいの気温。
そういう落差がなんだか身にしみる、年に、なったのかなあ。。。
寒さが身にしみて体重が減るならいいんだが。

朝もはよから都心へ。
そこらじゅうにおまわりさんが立っている。
なんか昔よりも態度が高圧的な感じがするのは気のせいか?
自分が大学生の頃だったか、テロ対策で地下鉄からゴミ箱が消えた。
そしていつの間にか私鉄の駅からゴミ箱が消えてしまった。
(えらいぞ虎ノ門駅♪ だって官庁街だもんね)
官や企業の理屈は大抵は「方便」。
ゴミ箱を置く予算がないだけなんだろうとそのときも思っていた。
おまわりさんは、なんのために立ってるんだろう?


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「工作」持って稽古場へ

2014-04-23 12:50:43 | 丹下一の泡盛日記

久しぶりに家の中で「工作」。
これもって稽古場へ。
以前、大抵のものは自作していた。
愛用の机は自分の身体と用途に合わせて作ったので重宝して最初の頃、逗子でも使っていたくらいだ。
もっとも四畳半の狭いアパートの中でのこぎり引いて、釘を叩いたりするので、ほんと、迷惑なやつだ。
今は自宅に仕事以外で大工道具持っている人もあまりいないだろう。

高校の先生が自分の子供の入学式のために自分の職場の入学式を休んだ話で。
これを非難した評論家のブログが炎上したのだとか。
職と生活云々以前に、自分の親が入学式に来たのは、多分、小学校までだ。
高校の卒業式に父親が来たのは、どうしようもない成績のアホ息子をなんとか卒業させてくださった担任の先生に頭を下げてお礼を言いたかったからだ。
もちろん父は自分の目の前でそれをした。
大学の入学式も卒業式も普通に一人で出かけて、帰宅した。
自分の頃も大学の入学式に親がついてくる、と評判になったこともあったが、自分のセンスからは遠いものだ。


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イーウーマン講演者養成講座

2014-04-21 17:30:37 | 丹下一の泡盛日記

昨日はイーウーマン講演者養成講座。
表参道の並木道の緑が美しい。
考えてみれば、30年以上この道を歩いているなあ。
ランチ休憩を入れてみっちり4時間のワークショップ。
「教える」ことは自分の学びにもなるのだけど、それを確認できた深い時間になってこちらも幸せだった。
無事終了し、再び並木道を歩くのは気持ちのよいもんだ。
地下鉄で一本で行けるようになったので、その後都内の両親のところに。



こちらも花や緑が美しい。
春はいいねえ。

実家では先日寮さんが出演した「死刑制度」についてのTVタックルを録画してくれていた。
もう一度見ながら話す。
こういう話題で両親と色々と話せるのは幸せだ。
気がつけばすっかり出来上がっている自分♪

今日は朝一番に届いた材料で「死者の書」の舞台で使う小道具を作る。
ボンドで張り合わせるので、重しをかけて2時間くらい待ち、再び、の繰り返しで、気がつけば家を出ることなく夕方になっているではないか(-_-;;;
もちろんその間に仕事の報告書も。
録画しておいた大好きな「シャーロックホームズ」も。
見逃してしまっていたのを見ることができた♪
これは自分が苦手なイギリス英語の練習も兼ねていて、ちょっとずつ戻しては英語にして見ている。
もうほとんど何言ってるのかわからん。。。
以前は基本的に毎日英語を使っていたのだけど、この頃は海外とも遠ざかっている。
Facebookくらいだもん。
外国行きたいなあ。
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谷川賢作さん参加公演の会場は国立科学博物館!

2014-04-19 23:18:09 | 丹下一の泡盛日記

今日は金沢のジュニアオペラスクールで2年間をご一緒した谷川賢作さんが楽師で参加している舞台に。
会場はなんと上野の国立科学博物館。
子供の頃よく連れて行ってもらったけど、来るのは何十年ぶりだろうか。
舞台の方は詩人の方が初めて書いた台本の初演。
面白いアイデアがたくさん。
谷川さん、今回はなんとピアノなし。
パーカッションでいいエネルギー出している♪

Facebookではオープンになっているのでここにも書くが、矢吹紫帆さんのお父さん、喜峰さんが亡くなった。
今夜、熊野でコンサートの紫帆さんは危篤と聞いた昨日に車飛ばして会いに行き、また戻るから、と熊野に。
コンサートの当日に亡くなるなんて、ああ、いかにもだ。
喜峰さんは天女神楽にも出演してくださっている。
本番前にiPhone触っていてすみません。
天女神楽団はもちろん、香港の何人かにもお知らせメール。


夜、わさわさした気持ちでタイカレーをつくって食べる。
やっぱり別れはつらい。
合掌。
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水野俊介さん企画の舞台

2014-04-19 00:34:40 | 丹下一の泡盛日記
今日は野暮用をすませた後、六本木のストライプハウスへ。
早めに着いちまい、ギャラリーの展覧会をのぞいていたら、作家の方がお茶を出してくれて、話していたら。
「丹下さんですよね。わたし以前にお話ししたことがあります!」。
「すみません。覚えていません。。。(-_-;;;」。
本当にごめんなさい。。。
まあ、そこから色々とお話していい時間。
アートの話はいいなあ。
アートは「商品」になるものではない。
その真逆、ガラクタみたいなもんだ。
だからポップスの歌手が「アーティスト」と呼ばれるのはちゃんちゃらおかしい。
かのミック・ジャガーはパスポートの職業欄に「エンターテイナー」と書いているそうな。
さすがだ。

ストライプに来たのは、水野俊介さんが企画した「どこから来て どこへ行くの?」を見るため。
高句麗や琉球などの歴史が絡む日本の歴史をイメージして音楽、韓国舞踊、語り。
水野さん大変だったろうなあ。
出演した女優さんに、
「わあ! あなたが丹下さんですか! お話はもうたくさん聞いていますよ!」。
「うえええ、ロクな話じゃないでしょ(-_-;;;」


終演後に近くの元魚屋の居酒屋へ。
サバ焼きが旨い。
イカのワタ焼きが絶品♪
水野さん、運転手。なのでちょっとしか話せなかった。


帰宅して、小腹が空いて。
マカロニのタルタルソース。
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