泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

稽古場へ:「ことば」をどう発するか

2017-06-29 23:34:10 | 丹下一の泡盛日記
昨日はズンバで汗を流してちゃんとお風呂も入ったのだけど、眠れない。
うすいウォッカソーダと昆布のお汁を飲んで横になったのだけど。
いかんなあ。
酒毒が身体に回って不眠になる人を見てきた。
また断酒しなければ。。。
朦朧としながらも起きる。
ちゃんと起きる方がいいことがあるんだもんね:)

不思議なんだけど、寝る時にあれほど空腹だったのに、起きると全然空腹を感じない。
シャワーを浴びコーヒーを飲みつつパソ立ち上げながら遅めの朝食。
キャベツとチーズトーストのサンドウィッチに半熟玉子をソース代わりに。
おおたなるみさんにいただいたパン、そして原内真理さんにいただいた淡路島の生の玉ねぎを齧りながら。
頂き物で生きている。
生玉ねぎを齧るのはトルコ料理で知った。
大好きだけど、一般的にはあまりお勧めは出来ないかも:)



夕方、バスで元町中華街の稽古場へ。
空が広いのが嬉しい。
写真を撮っていたら共演者が横を通り過ぎていった:)
ここにある中華料理屋でラーメン食べるのが当面の「夢」かも。
稽古は、がっつり集中。
Tシャツ汗でじっとり。
今度から回収用ビニール袋が必要だな。
演劇にとって「ことば」をどう発するかは基本的な問題だ。
17年前、若い新劇の役者がまともに台詞を発することが出来ないことに驚いた。
自分も含め、もう一度きちんと向かい合わないと大変なことになると思っている。
伝統演劇(民俗芸能)の発声は別問題。
昔のように「現代演劇」の世界で発声して下さる「伝統演劇」の「俳優」を夢見ている。
「平家物語」の稽古を続けているが、基本的な発声のための訓練。
「平家物語」を語るためのものではない。

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ズンバの夜

2017-06-28 22:43:43 | 丹下一の泡盛日記
今日は朝起きてからパソに向かいなんだかんだと。
それなりに仕事は進んでいくのだけど、なんか頭が重い。
午後になると、なんか指まで重くなってきた感じ。
で、思い切ってお昼寝:)
2時間爆睡。
起きてみると寝汗びっしょり。
やっぱりなんかおかしかったのだ。
シャワーを浴びてすっきり。
夜はズンバに。
気がつけば、夕方まで家から一歩も出ていなかった。
この頃、体重が下降線をたどっている。
ズンバで動いていると身体の軽さが嬉しい。
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終日「宿題」の映像編集な1日

2017-06-27 22:46:58 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は「平家物語」の稽古。
Tama+ メンバーの橋本識帆も含めて「いつもの」3人と。
もちろん一気に前進なんてあり得ない。
ゆっくりと、でも着実に、を心がける。
終了後は我が家で、おおたなるみさんが持ち込んでくれた美味しいパンを使って晩ご飯。
キャベツトーストにきのこのスパゲッティをお出ししたら量が足りなかったらしい。
チーズトースト追加。
でもって「授業」開始。
伝えたいことがたくさんあるんだよなあ。
まあ、聴いてる方は迷惑かもしれないけど。
自分にたくさんのことを伝えてくれた先輩たちも同じ気持ちだったのかもしれないなあ。

火曜日は、お仕事が急遽キャンセルになったので、「宿題」その1の映像編集。
終了して時計を見たら23時近かったのだった。
できました。
https://www.youtube.com/watch?v=t_b89DAjyJg

途中でテレビでやっていた「ブレードランナー」のメイキングを見たりしてしまった。
「ブレードランナー」は大好き、というよりも強く影響を受けている映画。
あの4畳半一間のアパートで暮らしていた20代のころ、友人の映像プロデューサーが古くなった巨大なビデオデッキをくれた。
それをこれもまた頂き物のどでかいテレビにつないで。
何本映画をみたかわからない。
その中の1本だったのだけど。
映像の美しさ、深さ、と日本語も交えた近未来の演出、そしてストーリーにわしづかみにされて、何度も観た。
「俺の目が見たものをお前にも見せてやりたい」という台詞は何度も使っている。
そして今はDVDも所有:)
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瀬戸神社、琵琶島神社にお参り

2017-06-26 16:48:02 | 丹下一の泡盛日記

日曜日はホールのお仕事へ。
終日「おと」を聞き続ける。
聴いてしまうとさすがに脳がジンジンしてくるので「聞く」に留めるしかない。
終了後、傘を忘れて帰宅。
大分のホテルにも寄付してきたのだけど、これで我が家に傘は一本もなくなってしまった(-_-;
「君に会いに行かなくちゃ」と思っても傘がない。。。
翌日の昼間は「お休み」だったので、「宿題」は横において、ガッツリ飲んでぶっ倒れて眠る。


月曜日の午後は、なぜかこんなところに。
金沢八景の瀬戸神社。海に突き出た琵琶島には市杵嶋姫命が祀られている琵琶島神社がある。
金沢八景は日常的に通り過ぎていたところで前からこの神社にお参りしたかった。
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猪と湖「悪の犬」

2017-06-24 23:09:06 | 丹下一の泡盛日記
葉衣企画でご一緒している若手演劇/映画人の男子たちは「猪と湖」という劇団をやっている。
前回に続き、第4回目の公演に立ち会った。
井村昂さんやほたかふみこさんも出演。
いい舞台だった。
「ヘイトスピーチ」が主軸におかれていて。
このご時世にこのテーマに真摯に向かい合う若い衆がいることが嬉しい。
そして若い役者たちは見るたびに成長著しい役者たち。
いいなあ。若いパワー:)
続けて天願大介監督の映画「赤の女王」をみる。
不思議な映画だなあ。
そして見続けてしまうのも面白い。
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「平家物語」の稽古

2017-06-24 23:04:40 | 丹下一の泡盛日記

木曜日は、稽古。
「平家物語」の語りをゴールに様々なエクササイズを。
この調子ならば「試演会=発表会」は8月くらいでもいいかなあ:)
がっつり汗もかいて帰宅。
そしてもちろん、ここから。


我が家で録画した資料映像を見ながら「授業」。
が、ハードな稽古に疲れたガールズは倒れて寝てしまうのであった(-_-;
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「捨てた時間」の積み重ね

2017-06-23 09:48:25 | 丹下一の泡盛日記

梅雨の曇り空。
旅でたまった洗濯物を干して出たのだけど。。。

夕方、用意したサンドイッチをぱくつきながら来年上演の「アメリカ」の稽古場へ。
久しぶりの稽古でちょっと調子が狂う(-_-;
若い役者が苦しんで闘っている。
誰でも通る道。
どうしていいかわからずに、口まねするしかなかったり。
それがある時「なあんだ。こういうことか!」といきなり氷解する。
それまでは苦しい水平飛行を続け、もがくしか道はない。
もちろんそれは一生続く。
自分だって同じだ。
1982年に流星舎が解散して、迦樓羅舎を立ち上げて新宿を拠点に演劇活動をしてから18年目の2000年にプレイバッカーズに参加して東京を離れた。
あれから17年。
プレイバックシアターで学んだことは自分の演劇を大きく変えた。
そして、Tama+ projectでは構成演出もしているので、役者の自分に毎回課題を出している。
本当は一番楽なことだけやっている方が演出者としては正当なのではないかとも思う。
それでもやっぱり「俳優の身体」から学ぶことは大きい。
「捨てた時間」の積み重ねについては全てのアーティストが口にする。
だから、こうして延々と続くかのような稽古の時間にチャレンジし続けるのだ。

横浜の港の夜景が美しい。
いいクールダウンになる。
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7時間ラッシュ見続けた(-_-;

2017-06-21 22:50:52 | 丹下一の泡盛日記
今日はオフ。そして雨。
激しくなるということなので、終日をPCの前で過ごす。
プレイバッカーズの小学校ツアーで撮影した映像をパソに取り込み整理していく。
「オフ」だから「朝からビール♪」ってわけにもいかんのだ。
これが結構な手間で。
もちろん編集することが前提なので、そのために整理していくのだけど、今回はチェックするのに撮影に要した時間以上の時間がかかる。
まあ、それはいつものことなのだけど、今回は特別だ。
頭がくらくらしてくるのだけど、仕方が無い。
夕方、救いの神のように来客。
別件の話。
来客にノンアルコールビールすすめつつ、プシュッとビール開けているわし:)
7時間ラッシュ繰り返し見つつ、ポイント探しまくった。
もういいんだもん。
こちらの件は、結局まったく進まなかった(-_-;
映像の編集は、1時間ずつ作業する、てなもんではない。
エネルギーが熱いうちにさっさと片付けなければならないのだけど。
明日の夜は「アメリカ」の稽古で、その翌日は「平家」、とここからはしばらくまとまった作業は出来ない。
未完の仕事が脳内にたまりすぎないうちに片付けねば!
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豊が丘小学校無事終了/熱田神宮お参り

2017-06-20 20:58:21 | 丹下一の泡盛日記

火曜日は津市立豊が丘小学校のDAY2。
7時50分にホテル出発。
校長先生はじめ担任の先生方が素敵で、気合い入り4時半に目覚めちまった(-_-;
ホテルの美味しい朝食をかっこんで、移動。
かよさん(宗像佳代)さすがのコンダクティングで「着地」。
先生方からも嬉しいフィードバックをいただいた。

大当たりの給食をいただいて津駅から名古屋へ移動。
プレイバックの後は、温泉やシャワーが最高なのだけど、それが出来ない時は歩くのがいい。
もちろん都会の道を歩くよりは緑の中がいい。
ということで、東京の娘たちのもとへ帰るななちゃん(有安七生)を見送り、くみちゃん(佐藤久美子)の提案で熱田神宮へお参りに。

名古屋の町を移動するのは久しぶり。
そして名鉄の空港線にはあまりにもたくさんの思い出が詰まっていることに、不覚にもホームで気がついた。
参ったなあ。。。


お参りを済ませたところでかよさんが脇の会舘で巫女が「踊っている」と。
巫女は、舞うんだろう、と思いつつ言ってみると「踊っていた」。
というかきっちりと「踏み」がある、舞楽を思い出させる巫女舞で。
思わず最後まで観てしまった。
もしかすると、これを観に来たのかもしれない。
静岡に向かう二人と名古屋駅で別れ、ホームでしっかりきしめんを食べてから帰宅:)

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河口まで散歩する

2017-06-20 20:46:43 | 丹下一の泡盛日記

月曜日、小学校でのプレイバックを無事終了。
メンバーたちは温泉に行きたい、と。
車にも余裕は無いし、女子ワールドに混ざるのも、と思い別行動。
即興のパフォーマンスの後は、まずシャワー、または温泉がいい。
そして歩くこともすごくいいのだ。
ホテルでシャワーを浴びた後、散歩に出る。
津駅は海からすぐ近くにあるのに、そして10年くらい通っているのに未だに海を観たことが無い。
いい機会だと思い歩き出す。
津駅は安濃川と志登茂川、二つの川に挿まれている。
南を流れる安濃川の河口付近まで歩くとそこは以前夜中にさまよってたどり着いたところだったりして。
そこから北を流れる志登茂川まで歩き、護岸の道を河口まで歩く。




ウミウが蛇をくわえてお食事中だったり、夕日の中で魚があちらこちらで跳ねていたり。
1時間を散歩に。
パフォーマンスの後もそれぞれの時間になるのもいいもんだ。
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