泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

あき吉敏子さんのビッグバンドジャズ最高!

2010-05-30 16:39:53 | 丹下一の泡盛日記
 イーウーマン円卓会議がサイトアップされた。
 藤田正美大兄と1位2位を競っている。恐れ多いな♪

 昨日、中学時代からの友人Uが率いるビッグジャズバンドのコンサートは最高だった。
 あき吉敏子さんのピアノも素晴らしかった。
 そして、あき吉さんのピアノとドラム、ベースにUのフリューゲルホルンの4者で演奏した「メモリー」は自分の涙腺を多いにゆるめた。長崎での思い出が駆け巡る。
 もう1曲Uがソロをとった「デラシネ」にも心のスウィッチをぐいっと押された。
 アンコールに演奏された長崎をイメージした曲は、自分の心の中の長崎そのもので感動した。

 Uは中学校のオーケストラで部長を務め,その後もグループのリーダー役が続いているが、力で引っ張っていくタイプでは決して無い。
 むしろ愚直なまでにバランスをとり、縁の下の力持ち、リーダー兼雑用係とも言える男だ。
 彼が何のつてもないあき吉さんに長い手紙を書き、それからまた長い道のりがあってこの日を迎えた。
 そして美しいハーモニーが生まれている。
 「すごいなあ!」と心から賞賛。
 80歳をこえるあき吉さんのパワーもすごい。

 この日、客席に娘2と彼女のバンド「ゆあみかいめん」のギターだったSが来ていた。
 久しぶりに再会。
 Sは今パラダイスランチというバンドのギター。
 「時代を笑う18歳の天才ギタリスト」とキャッチがついてメジャーデビュー。
 CDも売れていて走り出している。
 庄野真代さんが新しく出したCDのバックもパラダイスランチだ。
 ま、カフェでアイス抹茶をなめながら娘2とくつくつ笑って話してる姿は今も高校生だな。

 今日、週末に東京でライブをやる娘2にギターを教えるためにやって来てくれた。
 2階でえんえんとギターと歌声。
 ご近所の皆様、すみません!
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「娘の父親」役

2010-05-29 13:37:33 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、7時起きで娘2と朝ご飯。一緒に出る。
 娘2、自分のiPhoneに触りたくてしようがない。電車内で勝手にサメが人や魚を食べまくるゲームを購入。

 諸々あって11時には人形の家あかいくつ劇場に集合。ぎりぎりに滑り込む。
 「ブラバンのジュヌヴィエーヴ」の再度の下見と打ち合わせ。
 当初のプランがかなり整理整頓され絞り込まれて来ている。
 いい感じだ♪

 その後、ピアノの柴野さつきさん、翻訳の大貫さんと石川町まで元町抜けて歩く。
 ラムボールチョコなんかかじりながら、ちょっとだけ観光気分♪

 横浜から一人湘南新宿ラインの車中は爆睡。
 さすがに睡眠3時間はきつい。
 
 新宿の芸能花伝舎へ。「サロメ」を上演したのは3年前か。。。今日はスタジオで稽古。
 1時間ばかり早めに入りロビーで台本に手を入れる。
 稽古の度に演出プランが大きく変化していくことに最初は驚いていた出演者たちも、なぜそうしたいのかが見えてくるとフィードバックも深まってくる。ありがたい。
 手探りであちらこちらとさまよっていたが、これから本格的に「稽古」が始まる。

 仕事で遅くなり駆け込んできたジュヌヴィエーヴの歌担当メゾソプラノの堂園さんに新しくふった台詞の稽古を15分間、ぎりぎりまで。
 21時30分きっかりに今度はこちらが飛び出して次の現場に。
 タクシーの中でやたらと電話+メール。なんだろうね、月末だからかな(わしらには関係ないことだけど)。
 
 前日の撮影の続き。タクシー飛ばして練馬のスタジオに。
 父と娘のシーンを撮る。
 なぜか自分は息子とのシーンは1~2回しか無く、父役はいつも「娘の親」ばかり。
 最初は30歳の頃、幼い娘の手を引いて歩く役が来て「ああ、俺も父親役がくるようになったんだ」と。
 40歳で中学生の娘を持つ父になり、今回は成人した娘と二人で暮らす父親の役。
 相手役のIさんは大学生でもある。こんなかわいい娘を持ったらお父さんさぞや色々心配だろう。
 彼女のお父さんは自分より1歳年上だそうだ。
 実際には毎回即興で細かく芝居を変えてくる。若いけどキャリアを感じる女優さんだ。
 エプロンつけて(中学生時代の)娘にご飯つくる場面。ほとんど現実と変わっとらんぞ。。。

 25時過ぎに無事終了。
 タクシー止めて「逗子へ」と言うと運転手さん、一瞬絶句。宝くじにあたったみたいな気分だったんだろうな。
 タクシーの中で再びやたらと電話。
 26時過ぎに帰宅。
 娘2が起きて待っていた。なんか色々と訴えたいことがある様子。 
 どうもこの頃彼女はどろどろしている。来週末に六本木でライブがある。
 それが終わると少しすっきりするのかな。
 
 今日からイーウーマンの円卓会議に登場してます。コミュニケーションがテーマです。
 皆様の参加をお待ちしています!
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裏技で帰宅

2010-05-28 02:18:28 | 丹下一の泡盛日記
 今日は夕方から浅草で撮影。高校の同級生Kの店のすぐそばで電話入れる。
 「終わったら電話するからね~」「おう!」
 で、終了23時15分。終電にも間に合わん(-_-;
 ま、土曜日の夜に会えるからよしとするべし。

 新橋でタッチの差で終電逃したと思ったら、東海道線が10分近く遅れ、乗ることができたこの電車、戸塚駅で先ほど逃した横須賀線の最終に接続するのだった。
 なんかすごい裏技でスタッフからタクシー代もらっていたのに電車で帰宅。

 帰宅すると飛びついてくるわんこたち。
 わうわう騒ぐ声がご近所に響いてどきどきする。
 「満州から引き上げてくるときは一声泣いただけで殺された赤ん坊がいたんだぞ」とわけの分からない叱り方。(しかも相手は犬だ)

 台所のシンクに山盛りの洗い物。
 娘2よ、食ったら洗え!
 まあ、今夜かみさんは大ママのところで留守。
 一人で留守番していたからしゃあないか。
 「髪切ったんだよ。みて~」と呑気なもんだ。
 「おお、すっきりしたな。かわいいぞ♪」(ああ、どうしようもない親ばかだ)

 時間がなくて白く色をつけた髪もそのまま。
 シャワーを浴びて人心地。
 おにぎりでしのいでいたので、納豆ご飯と日本酒を冷やで。
 月末のせいか仕事のメールがたくさん。

 サンフランシスコのVと久しぶりにメールで会話。
 iPodでメール機能がついている、というよりiPhoneから電話機能を外したと言った方が近いか。
 「iPodから送ってるの」。
 Vとは2年前の秋、カリフォルニアをプレイバッカーズでツアーした時、最後のオークランド公演で共演。
 家にも泊めてもらっていた。
 彼女も現代演劇人でかつプレイバック人でもある。
 シルク・ド・ソレイユの「O(オー)」の話で盛り上がり、自分がひいたマグロの刺身をぱくついていた。

 明日(と言っても今日だ)は午前中に病院で定期チェックの後、劇場で下見打ち合わせ。その後、新宿で稽古。
 その後、再びスタジオで撮影。
 明日こそはタクシー帰りになるだろう。
 で、土曜日は10:15から勉強会なんだよな。
 
 
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50年前の映像

2010-05-27 12:22:54 | 丹下一の泡盛日記
 「ブラバンのジュヌヴィエーヴ」、おかげさまでチケットはほぼ完売。制作から出演者に「手持ちのチケットを返して下さい」コール。
 1日だけの公演なのが本当にもったいない。前日も翌日も小屋には予定が入っていて,追加公演もできない。嬉しい悲鳴。そして、残念。

 昨日、TVの仕事で西武新宿線沿線に。高校に通うのに使っていたラインで、長く沿線の駅も使っていたので、懐かしい。
 撮影は、突然ドタキャン。作業が押して自分の部分まで行かないことが判明。
 突然,自由の身に。

 思いついて実家に電話。遊びにいく。
 かみさんは父とスペインに旅行したりしてるが、自分が両親に会うのは正月以来だ。
 撮影前に食べたラーメンでお腹がふくれていたので、何もいらないというのにテーブルには次から次へとごちそうが並ぶ。
 たらばがになんて食べたの何年ぶりだろう(T.T)
 金目が美味しいよお~。といつの間にかしっかり食べてるわし。

 そして、子どもの頃父親が撮影した8ミリフィルムをDVDに落としたものを観る。
 はいはいしている赤ん坊の自分。50年前の映像だ。
 父の友人にプレゼントされた木琴を叩いている。
 「小さいときからこういうことが好きだった」と母。
 父も母も細い。両親だけでなく彼らの友人たちもみな細い。
 戦争が終わってまだ20年経っていないし、この若い夫婦は貧しかった。
 それでも高価だったはずの8ミリカメラを買ってしまう父。その血を自分がひいているのは間違いないと思われる(-_-; 
 高校1年生の頃まで映像はあって驚いた。忘れてたよ、撮影してたなんて。
 誕生日だろうか。しっかりワイン飲んで酔っぱらっている16歳の自分。いつもグラス持ってるぞ、こいつ。

 みながら弟も交えて盛り上がっていたら終電のがした。
 立ったままの深夜電車。途中の駅からタクシー。
 それでも幸せな気持ちに浸っている。
 久しぶりに平和な時間だった。
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口蹄疫のニュースは辛い

2010-05-25 09:41:31 | 丹下一の泡盛日記
 口蹄疫のニュースを読むのが辛い。
 この病気のことはずいぶん以前に知った。
 本州の北アルプスに住む天然記念物のカモシカがかかることがあるのだ。
 カモシカは鹿ではなく牛科の動物で肉の味も牛に近い。(天然記念物だが、なぜか食べたことがある♪)
 村の担当職員さん「口の周りがぐちゃぐちゃに腐れてしまい,食べることができないので弱って死ぬ。そして、天然記念物なので自分たちは触ることができず、ただ死ぬのを待って見てるしか無いんです」。

 恐ろしい病気にかかってしまった動物たちは不幸だが、感染の疑いがあるだけで殺されてしまう動物たちの事を聞くのは辛い。そして畜産業者の方の心の痛みはいかばかりか。
 業者とはいえ彼らは「飼い主」でもある。
 殺されて食べられるために育てているとはいえ、名前をつけて愛し育ててきた方の話を読むと辛くなる。
 殺す前にせめて腹一杯食べさせる。それもいつもの桶ではなく、手から食べさせるという。
 そして「ごめんね、ごめんね」と泣きながら注射を打つ獣医さんの話も。
 何もできないが、せめてちゃんと食べなければと改めて思う。

 沖縄の19歳の米兵がタクシー強盗。
 またかよ、と腹が立つ。
 沖縄を自分たちの植民地だと思ってる、と常々思っている。
 そして彼の動機をきいてあきれた。
 「特殊部隊に入るため、行動力と精神力を示そうと思った」なんだと。

 自分とは思考回路に大きな隔たりがある。
 どのような思考回路だと「強盗」が「行動力と精神力」につながるのかわからない。
 昔、家を出た妻を呼び戻すために「大きいことをしようと思って」東京タワーによじのぼった男がいたが、彼には人を傷つける意志はなかった。

 この米兵にとってタクシー運転手の日本人は、同じ人間とは見えていないのだろう。
 核実験の報告書に被爆したラップ島の人たちのことを「人間というよりラット(実験要動物)に近い」と書いてあるのを読んだことがある。
 今のアメリカ軍全体にそんな「気分」があるのではと感じている。アメリカ人以外は人ではない、と。
 アフガン人もイラク人もソマリア人もそして日本人も「人間」というよりジャングルに出没するハンティング用の動物に近いのだろう。
 彼らは病気にかかった動物たちを「処分」することにためらいを感じないだろう。
 南太平洋の核実験での被爆被害に対応した「医師」や被爆後の長崎でのABCCの活動がそれを証明している。

 くりかえすが、やはり沖縄を植民地だと思っている。そして「植民地」では支配階級は何をしても許されるという「気分」が米軍全体に前提としてあるのではないか。
 沖縄戦で自決した日本軍の総司令官は死を目前にして、昭和天皇に「後世、沖縄県民に格別のご配慮を」と打電した。
 日本の軍人にさえこう言わせた沖縄の人たちの地獄の苦しみは、まだ続いている。
 本土の日本人には基本的な情報さえ伝わっていない、と2年前に普天間基地問題のイベントに呼ばれて宜野湾市でプレイバックシアターを上演したときの思い出が蘇る。

 そして、どこか米軍全体に「幼稚さ」を感じている。
 そんな幼稚な野蛮人(未開の地に暮らす人という意味ではない)が核兵器をはじめミサイルや無人攻撃機をTVゲームのように動かしていることが恐ろしいし理不尽だと思う。
 
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ビッグ・バンド・ジャズの魅力

2010-05-24 12:27:33 | 丹下一の泡盛日記
 老健で暮らすかみさんのおばを連れて病院に。
 前回、3時間も待たされて閉口したのでパソもたくさんの仕事も持ち込んでいる。
 すでにDMの切手張り終了。
 おばに持参した黒米のおにぎり(梅干しとたらこ)と小豆の甘納豆のお弁当。よろこぶおば♪

 ピアニストのあき吉敏子さん(以前は秋吉だったがこの頃はのぎへんに「亀」になった)は中学生の頃に知った。
 夫君のルー・タバキン氏とビッグバンドを組んでいて、ルバング島で「発見」された小野田少尉のことを曲にした「孤軍」をラジオで聴いてカセットテープに録音した。
 今もいくつかのフレーズがからだの中に残っている。

 中学時代、自分はほんの少しだけジュニアオーケストラにいたのだが、当時の友人がそのまま部長になり、大学卒業後もアマチュアでジャズのトランペットを吹き続けている。
 現在,彼は都内で暮らしているが、以前は九州から仕事で出てくると自分のアパートで酒を飲んだり、自分が長崎に「戻った」時は後輩にトランペットを持ってこさせてジャズクラブで即興で吹いてくれたり。
 残念ながら、ここ数年は会う機会も無かった。
 彼は数年前に大病をし、死も覚悟。
 その時、一念発起。駄目元で何のコネも無いのにあき吉さんに連絡。直訴して長崎に呼び、一緒にセッションをしてもらった。
 
 病気の方は無事完治。そして彼はニューヨークのあき吉さんを訪ねて交流を重ね、現在彼女の曲を演奏するビッグバンドを結成した。
 そのコンサートがあき吉さんをニューヨークから招いて5月29日(土)17:00中野のゼロホールでおこなわれる。
 自分ももちろん駆けつける。
 皆様もぜひ!

 ジャズのビッグバンド維持するのがとても難しく、今はめったなことでは生で聞くことができない。
 10年くらい前、ロックバンドのシカゴが編成したビッグバンドくらいではないか、最近話題になったのは。
 自分は1995年にはじめてニューヨークに行った時、タイムズ・カフェでチャーリー・ミンガス・オーケストラ(本人はとっくに亡くなっている)を聴いて、その魅力と迫力に圧倒された。ニューヨークでの最高の思い出の一つだ。
 29日に友人の最高のプレイに立ち会えるのを今から楽しみにしている♪
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ようやく墓参り

2010-05-23 20:59:38 | 丹下一の泡盛日記
 土曜日、すずしろの坪井美香さんと待ち合わせて、関弘子さんのお墓参り。
 亡くなってからはじめて。ようやく胸のつかえがおりた気がする。
 お墓の場所もわかったし、これからは一人でも大丈夫。仕事でも時折来るところなので、また来るさ。
 改めて関さんに、合掌。
 
 夜のサティの稽古前に演出チーム会議。
 また「発見」があり、大きな変更が出た。P尾島氏もだろうが、自分もそれなりに考える。
 いい方向へとまた舵をきれたと思う。

 横須賀線の中でワンカップ2本空けつつ、100年前のヨーロッパのキャバレー事情の本を読む。
 キャバレーと言っても半裸のお姉さんがお酌をしてくれる場所ではなく、むしろアングラの時代の小劇場やテントに近い環境だ。
 サリの黒猫(シャ・ノアール)では出演料は払われなかった。 
 その舞台も客席もアーティストで埋められていた。順繰りに舞台に上がっていたようなものだ。
 「アーティスト」は大抵が他に職業を持ち、その夜だけ舞台の上で詩人だったり朗読家だったりした。
 ただ、日本とちょっと違うのは、彼らの職業が公務員はまだ理解できるが、弁護士とか経営者とか、はては大臣とか。
 日本でも某大手百貨店の会長が文学者だった例はあるが、それが普通だった100年前のパリがうらやましい。
 そして徹底的に風刺、諧謔、攻撃的。

 今朝、目覚めると頭の中でまたしても「ブラバンのジュヌヴィエーヴ」の曲が鳴り響いている。
 そしてご丁寧にも、今朝は昨夜稽古したコロスのシーンの曲だった。

 今日は一日家の中にいた。ただただ雑事。
 昼に起きて来た娘2のランチ。しらすとチーズのトーストと空豆、蒸かし芋(ジャガイモとサツマイモ)、紅茶。
 なのに自分のお昼ご飯(自分にとっては朝ご飯に続くお昼)の麻婆豆腐にも手を出している(-_-;
 夕方まで自分は仕事部屋に籠ったまんま。
 夜バイトに行く娘2の夕食。山菜のコゴミ、茄子、タマネギ、ピーマン、しめじの天ぷらとざるそば。

 娘2を送り出してもまだ雨がふっている。
 仕事部屋のスピーカから中学生の頃から聞き続けている曲が流れている。
 ふと、舞台をやり続けていることの幸せがわき起こって来た。なぜ自分が、という問いは常にある。それは自分が「失ってきた時間」と引き換えなのかもしれない。それでも、続けられなかった人はいるのではないだろうか。
 「いい人生だよなあ」としみじみ思い、感謝の気持ちがわき起こってくる。
 ま、老後のこと何も考えていないから、やってられるんだよな。
 あの中学生のじゅくじゅくと湿ってどろどろした自分は、どこか変わっていない。
 そして、だからこそ、昔の自分に「大丈夫だよ!」と無責任に声を掛けたくなってしまう。
 
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はじめてフナ鮨食べた夜

2010-05-22 00:52:16 | 丹下一の泡盛日記
 今気がついた。
 朝,書いてアップしたとばかり思っていたんだけど、反映されてない(-_-;

 昨日はさすがに休肝日。はやばやと寝てしまったがそれでも朝7時半まで眠っていた。
 おかげで疲れがとれ、るはずだが、目が覚めたとたんに頭の中には「ブラバンのジュヌヴィエーヴ」の「ちゃ~ちゃちゃ、ちゃちゃちゃ~、ちゃらららちゃちゃちゃ~♪」という出だしが鳴り響く。
 残念ながら仕事でお出かけ、速攻で戻りプリンタ2台がフル回転。
 そして、ここ数年買い替えつつ使っている某社のプリンタが、やはりいかん。昔愛用していたC社に戻すべきかなあ。
 いくら大量とはいえ、資料印刷して送り出すまで午後一杯使うなんて話にならんよ、まったく。

 ランチに大好きな中華屋の近くにいたので、頼んだことが無かった麻婆豆腐を頼んだら,残念な味だった。しかもご飯多すぎでチャーシュウ麺とセット。頼んだわしがいけないんです。
 チャーシュウ麺は美味しかったが、チャーシュウはお持ち帰り。喜ぶ顔が目に浮かぶ♪ ご飯も残す。

 んで、午後プリンタの具合が一段落したところで、台所でさくっと麻婆豆腐つくる。
 台湾土産の唐辛子のつけたのを油で炒め、山椒も。
 昔、四川省のドキュメンタリーでみた麻婆豆腐の作り方を思いだしつつ。
 だってラー油からつくりだすのかと思ったくらい。
 もっとも寒い早朝、まだ暗いうちに働きに出る人たちが食べていた。
 豆板醤もガッツリ入れて、生活クラブのひき肉がさすが負けてない。
 ああ、こういう汗が噴き出すやつが食べたかったんだよお。

 娘2が草津の合宿から帰宅。
 合宿中に肉食べたとかで「晩ご飯豚肉食べたい。肉嫌いになりたくない」とか。
 急遽、豚ステーキ。蒸したサツマイモ、人参のグラッセ、アスパラガスのバター炒めを添える。
 別皿にイカの塩辛からめたジャガイモ。
 黒米ご飯。
 本当は豚肉ではなくてホタテの貝柱のムニエルが真ん中に来るはずだった。
 解凍しちゃったのでこれもつくる。たっぷりのガーリック・バターに白ワイン。レモンを搾っていい感じ。
 
 その後、仕事部屋にこもる。
 と、P尾島氏より電話。
 「!」大きな変更が。
 う~ん。しかし、言われてみりゃあそりゃそうだ。
 とりあえず、今できることだけやって飲んで寝ようっと♪

 今日、父親が届けてくれた長浜土産のフナ鮨があったんだ♪
 実は食べるの初めて。錦市場で何度も買おうかまよった。
 昔「フナ鮨買って帰るんだよ」と言われたのに魔が差して寄り道して、道をたがえたのか、やはり必要なことだったのか。
 ちょっと思いだす。
 ここがいいよ、と教えてくれた人もとうにあちら側へ行ってしまった。

 旨いぞフナ鮨♪ 
 じっくり味わいながらなのにもう無い。
 ガーゼの下の発酵した米をつまみながら飲んでます。いのちゃん(猪瀬隆次)がくれた日本酒と。
 フナ鮨、かなりくるけど、旨い!
 「駅の売店で買ったんだけど」って言ってたけど、父上ありがとござんす。また、一つ初めてのもの食わせてもらった。
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誰が何をしているんだろう?

2010-05-20 17:14:13 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、帰宅後娘2につかまって話し相手。
 彼女はこの頃情緒不安定。なんなんだろう。お年頃ってやつかね。。。
 で、チェミスルなめながら結局3時まで。
 今朝はすごい二日酔い。

 ま、これも必要なことなのかもしれない。
 ごそごそ起き出して仕事机周辺を片付けてリセット。
 娘2は今日から1泊2日で草津での合宿へ。
 自分はこの2日間が勝負所。「サティ」の上演用台本の仕上げにかかっている。

 かみさんは相変わらずタイの情勢に心が揺れている。
 ガイドさんはじめ出会った人たちの安否が気にかかり、また自分だけが安全な場所にいることにギルティな気持ちになっているのだ。
 いったい誰が何をしているのか?

 韓国政府は海軍の哨戒艦の沈没原因は北朝鮮の魚雷と断定、だとか。
 北朝鮮は反発とのことで、不思議だ。戦果をうたい上げてもいいはずなのに、なぜ否定するのだろう。
 そして、一部で報道されている「この艦が爆発沈没した時。近くに米潜水艦がいた」という情報はその後、どうなったんだろう?
 納得がいかない。
 46名もの方が亡くなっている。本当のことが知りたいと思う。
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バンコクが心配

2010-05-20 01:21:50 | 丹下一の泡盛日記
 月曜日夜、有楽町のおなじみ「赤提灯」で寒雲さんと会う。
 寒雲さん台湾から戻ったばかり。
 高雄でフランキーと会ったそうな。
 フランキー船をチャーターし、20人ほどのツアーメンバーを島に連れて行き、海鮮料理をふるまったとか。。。
 寒雲さん「今まで食べた海鮮の中で一番美味しかったよ」。

 昨日、かみさんと二人で晩ご飯。
 ほたてのムニエルにアスパラガスを添えたの。人参とオレンジのサラダ。チーズとブラウンのパン。シャンパンを開けた。
 そんな食事に似つかわしくない、インドシナ半島情勢の話が続く。
 誰がタイの情勢を操っているんだろう。
 本当に腹が立つ。
 
 水曜日、午前中に出て麹町のスタジオでお仕事。
 あっという間に終了。え、もういいの!?
 で、ユニクロでちょっと買い物。
 帰宅してパソに向かっているとくみちゃん(佐藤久美子)からメール。
 「今日の会場は。。。」「!?」それって明日の話じゃなかったの!?
 実は、夜にプレイバックのパフォーマンスを、と頼まれていて、てっきり木曜日の夜だと。
 即座に衣装を整えて家を飛び出し水天宮へ。
 
 ギリギリ間に合って、パフォーマンスは無事終了。
 誉められて嬉しい♪

 クロージングをかねて人形町の居酒屋へ♪
 酒が入ると目が覚めたように頭の回転が速くなる。
 やばいな。アル中の症状だ。
 なのに本番の後は飲まずにいられない。
 今日も自分の意識のスピードはめちゃめちゃ早かったと思う。
 そして、酒でこれを鎮めてるんだから、まあ、いいだろう。
 サティのいくつかの場面が現れてくる。どう整合性をつけるかが課題だ。

 それにしてもこのバンコクの争乱状態はなんなんだ。
 CNNの映像で、装甲車の影から自動小銃で撃っているのに、あたかも装甲車の銃座から打ってるように見える映像もあって、例によって「何を伝えたいのか」よくわからない。
 とにもかくにもこれ以上血が流れないでほしい。
 
 
 
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