泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

Tama+の稽古でちょっと落ち着く

2020-09-30 19:27:15 | 丹下一の泡盛日記
目が覚めても腰は重い。
飛行機の座席にどう座るのか、対策立てないとなあ。

そして、朝から戦闘態勢。
それでも朝ご飯だけは、動き方を考えながらゆっくり食べる。
その後は走り出してます状態に。
そんな時に限って次々にラインが来るのだった。

午後はTama+の稽古へ。
「いつもの」場所、「いつもの」メンツ。
ちょっと落ち着いてやるべきことに集中。
最後は、11月の国立劇場での舞台のセリフ入れを手伝ってもらう。
夜はパソの前から離れられないことに。。。
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上空からの眺め

2020-09-30 09:54:25 | 丹下一の泡盛日記

函館最終日、もちろん仕事は無事終了。
ここもリチュアルの一つだ。
晴れた空が嬉しい。
そして再び機中から景觀をチェック。
楽しむというよりは、大抵は地形をチェックしていることが多い。

(上空からの男鹿半島と秋田市)
例えば秋田市のあたりが周囲を山に囲まれ、日本海に向かって開けていることがよくわかる。
つまり海の向こうの大陸に向かって開けている。
そして角館あたりの山の中とはちょっと距離があるように思う。
角館を含む秋田山間部の納豆文化論を確認する気持ちだ。
ビリー・アイリッシュのライブの後半を流しながら外の風景にも集中。
晴れていると機内では何かと忙しいのだ。

富士山を見るといつも出迎えてくれているような気持ちになる。
無事帰宅。
連れ合いが留守中に洗濯や片付けをしていてくれた家の中がとても気持ちがいい。
風呂から上がって事務作業が夜中まで続く。
アルコールが入る余地のない日々。
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初めての函館山

2020-09-30 09:45:50 | 丹下一の泡盛日記
函館にいる。何度目かは、もう忘れた。
なのでいわゆる「観光地」に行く必要はない。
仕事を終えてホテルでシャワー、3時間爆睡。
温泉のおかげで腰痛が楽になる。
膝や腰の痛みは俳優の職業病のようなものだけど。
今回はちょっと厳しい。
先日の12時間爆睡でものすごく楽になったのだけど、
実は飛行機の座席が結構キツかったのだ。
函館在住の大学時代の友人の息子を呼び出して刺身を食べる。
彼は飲まないのでジンジャーエール。
自分も断酒中なのでノンアルビール。
お店の人には迷惑だと思われるので、3杯お代わり。
一人になってから、実は一度も行ったことがない函館山に。

ロープウエイはガラガラ。
一人なのは自分だけ。こういう時に誰かと一緒だった試しがない。
長崎で夜景が見えるところに住んでいたので「夜景」には思い出がたくさん。

一人で電停に佇みながら、いいクールダウンの時間に。
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ビリー・アイリッシュの動画

2020-09-30 09:18:41 | 丹下一の泡盛日記
日曜日は函館へ。
コロナのおかげで一日当たりの便数が減り、昼の便で。

晴れた空。
そして窓側の席で眺めを楽しんだ。
本州最北端の竜飛崎。
そして機内の動画でビリー・アイリッシュのライブを観る。
以前、橋本樹里から教えてもらった歌手だけど大ブレイクしている。
客席を埋めた女子たちが大合唱。
色々と行基を抱えていることを公表している人だけど、
歌う理由、詩を書く理由がある人だ。
函館空港で旧知の友人に偶然会う。
札幌かと思っていたら「函館空港に向かってます!」と連絡。
コロナ前に写真家の山口敦さんと3人で新宿で楽しい飲み会、以来。
嬉しい再会。
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高尾の稽古

2020-09-27 09:44:26 | 丹下一の泡盛日記
土曜日、高尾山中の新制作座で目が覚める。
実は前日3時間も眠れていなかった。
それでも稽古は気合い充分で。
そして、その後の部屋ので話も楽しかった。
いつもの部屋は、亡くなられた劇団代表の眞山美保さんがお使いになっていたこともある寝室で。
恐れ多くもそのベッドに寝かせてもらっているのだけど。
久しぶりに爆睡。
一度も目覚めることのない深い眠りだった。
前日眠りが短かっただけでなく。
この「場」のエネルギーのおかげだろう。
雨に濡れた緑に囲まれた中を歩くのは本当に清々しい。

食堂の朝ご飯。

そして再び「野党、風の中を走る」の稽古へ。

この初演時(再演?)のパンフレットに若手で一番重要な役で、
あの井村昂さんのいとこのお顔を見ることができる。
前夜はその気合い充分な声を3時間聴いていた。
そして、読み合わせ。
楽しい稽古だ。
そして、歌は苦手なんだよなあ。。。
帰宅して冷蔵庫の残り物でパスタ。
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海の劇団から山の劇団へ

2020-09-27 09:32:19 | 丹下一の泡盛日記
金曜日は朝9時から大森で横浜ボートシアターの稽古へ。
早朝なのは自分の予定に合わせてもらったからで。
他のメンバーの方たちには本当に感謝。

大森の神社の社務所内の畳の部屋で石原吉郎の「望郷と海」に立ち向かう。
なんせ「戦後最大の詩人」のことばたち。
その背後にある「シベリア抑留」。
テキストはあまりに大きく、その深淵は底が知れない。
それでも2月に亡くなった遠藤琢朗さんの遺志をついで闘っているメンバーたちの末席に加えていただいたのは本当に名誉なことと思っている。
その後、横浜での所用をすませ高尾山中の新制作座に。
海から山への移動だな:)
そして、50年以上も前に上演され大当たりをとった「野党、風の中を走る」の
リーディング版の稽古。

53年前の公演を録音したテープが発見された。
3時間のそれを全員で聴く。
面白い。
台本を読んだ時にも涙が出たが、観客の拍手の熱さもすごい。
それは「自分では言葉にできなかったことをあの役者が今言ってくれた」。
「見たいと思っていたシーンをそのまま演じて目の前に表出させてくれた」
という思いを感じるもので。
映画化もされているが、舞台の方はあまりにも大掛かりだったので再演後、
封印されているらしい。
今回は声だけなので、舞台では絶対にできない剣の達人、なんかもやらせてもらえるかもしれない。
年内に高尾の劇場で収録、ネットで配信されるそうです。
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幸せではないか

2020-09-23 18:47:57 | 丹下一の泡盛日記
台風が近づいているらしく荒れ模様の空。
午前中に散髪。
若い頃は肩まで、だったんだけど、この頃はもう短めが一番。
帰宅して怒涛の事務仕事開始。
11月には東京シェイクスピアカンパニーの朗読会にも参加する。
(3日〜4日、下北沢亭)
元々はお芝居の上演の予定が例によってキャンセルに。
自分も何度もやらせてもらってきた演目なんだけど、サポートで出演することに。
長い間のお馴染みさんたちの中に、初めてご一緒する人もいて嬉しい。
数ヶ月にわたり舞台から離れることになっていたので、
その分一気に何かが始まろうとしている。
何本も同時並行で進んでいくので、予定表をきちんと書き直す。
あれは5月だったか6月だったか。
例年通りにそこそこぎっしり入っていた予定を消しゴムでゴシゴシと消したのは。
今だって収入という点では心許ない。
それでも毎日稽古。そして演出の打ち合わせ。
幸せではないか。
気がついたら午後2時。
お出かけ/帰宅。
仕事の続き。

彦根のMちゃんが教えてくれたきゅうりのサンドイッチ。
塩して絞ってからマヨネーズで合えるのがいい。
これ定番になりそうだなあ。
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12日目にして一区切りか

2020-09-22 22:46:51 | 丹下一の泡盛日記

火曜日は晴れ。
気持ちが良いお天気の中を日課となったお出かけ。
12日目にして一区切りの予感。
ちょっとほっとして、買い物なんかして帰宅。
洗濯物取り込んだりしているうちに猛烈な睡魔が。
やっぱり気が張っていたのかもしれない。
3時間眠る。
ここ最近で一番深い眠りだった。
起き出して録画しておいたデフォーの「ペストの記憶」の番組見ていたら。
連れ合い登場して、晩ご飯。
そして、稽古。
相手役を務めていただく。ありがたいこっちゃ。
そこそこの分量がある初めての「ことば」たち。
だいぶ雰囲気は掴んできたのだけど。
まだまだ先は遠い。
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むろちろ「ずっと、広い部屋」

2020-09-21 23:18:46 | 丹下一の泡盛日記
世間は連休らしい月曜日。
もちろん「連休」なんて言葉は辞書にない商売。
午前中に来年1月のお仕事の打ち合わせをZOOMで。
未来に向かって妄想を膨らませていく楽しい時間。
その後、諸事済ませて隣駅へ。

毎回不思議に思う光景。
「21世紀の日本」か。。。

ちょっと夕暮れの光が切ない。
弟たちとコーヒー飲んでから新宿へ。

東京に戻ってから「故郷」に出没する回数が格段に増えた。
すっかり景色が変わってしまっても懐かしい場所には変わりない。
初めての地下空間で「むろちろ」の公演を見る。
昨年の「春琴抄」でご一緒した杉浦雄介さんが主催するチーム。
丁寧に創られたことがわかる作品。
そして、演劇的に「イライラ」させられる。
登場する5人の会話が成立しない。
それぞれ勝手な方向に言葉が向かうだけで、相手(他者)がいない世界。
翻って言えば「公」がない世界。
この苛立ちは、作演出の杉浦さんが観客に共有して欲しいと思うイライラ感なんだろう。
最後にはきちんと「落とされて」いくのだけど、不安や苛立ちは消えることはない。
腹を括って立ち会わなければならない劇的世界だった。
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新しい手帳

2020-09-20 18:39:15 | 丹下一の泡盛日記

日曜日は上大岡へ。
プレイバッカーズでZOOMの機材を吟味するための試験配信。
半分のメンバーが自宅で受信してフィードバック。
とりあえずありったけのコード、特に変換コードを持ち込んで。
もちろんほとんど使わず。
それでも16時まで会場も変えてなんだかんだと試して、
それをメンバーと共有できたのは良かった。

シャツの色とビルの色が同じ。
帰宅すると注文しておいた来年の手帳が届いていた。
いつの頃からだろう。
手帳作りは、先に旅立った人とわんこたちの「旅立ちの日」を書き写すことから始まる。

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