泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

パンを焼いてみた

2014-11-29 22:02:16 | 丹下一の泡盛日記

我が家の下にあるスーパーのレジに並んでいると、ほんと皆さん大量に買い込んでいらっしゃる。
自分より年上と思われる方でも、できあいの総菜やスナック菓子が買い物かごにてんこ盛りだったりする。
FBでは「こんな美味しい店で食べました♪」がずらずらと。
ほんとに不況なんだろうか、と思いつつ、そんな金も時間もないので自分で作るべし。
冷蔵庫の中身だけでつくった激辛カレー。
緑豆と干蝦、こないだの残り物のエリンギ。
2011年10月に上海で購入した唐辛子ペーストを使い切る♪
12月末までに冷蔵庫内をいったん空っぽにするつもりだもんね。
全粒粉をこねてナンを焼き、玄米を炊いた。


ついでにパンも焼いてみた。
我が家でも焼けることを発見:)
チェダーチーズをくるんでみた。
全粒粉のパンは自家製でも旨い。

先日聞いた話だが、テレビスタジオに来る大物女優さんたちが食事はもちろん、お茶やコーヒーも持参するという。
彼女たちは支給されるお弁当も食べずに持参した食事をとるという。
まあ、わかる。
揚げ物中心のロケ弁が続くと辛い。
身体のことを考えると食事もお茶も持参したくなるもんな。
自分も滅多にペットボトルを買わなくなって久しい。
あ、焼酎を割る炭酸水は「別腹」なのだ♪
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大ポカ発見

2014-11-28 02:27:38 | 丹下一の泡盛日記
昨日早めに布団に入るも眠れず。
早起きして色々と。
11時には下北沢で「死者の書」チームのミーティング。
スケジュール調整中に大ポカ発見。
凍りつく。。。
終了して渋谷の整体院へ。
滅多に来ないのだけど、さすがに自分ではどうしようもないものを感じて。
ばきばきっとならしてもらって背中が軽くなった。
その後、電車の中で眠くて仕方がない。

帰宅して朝仕込んでおいたパンを焼く。
生まれて初めての自分でこねたパンは出来不出来に関わらず不味いわけがない♪
そして、なぜかカレーを仕込んでいるわし。
何やってんだかよくわからない状態にはっと気がつき、素直に布団へ。
爆睡。
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楽しい女子会が終わると顔が白かった

2014-11-27 07:58:14 | 丹下一の泡盛日記
昨日、我が家で女子会ランチ。
旧迦樓羅舎の女性2人に来年3月に参加して下さる女優の野田貴子さん、旧十月劇場の女優だったK。
自分は料理人。
まあしゃべるしゃべる女子たち。
もちろん自分も加わり、壁の内側だけのお話をたくさん♪
本当に楽しかった。
最初は馬鹿話が、次第に芝居/演劇の話に。
先月の「ノスタルギガンテス」のフィードバックもたくさん。
もちろん突っ込んだ真剣な話もたくさん。
それがどんなに楽しいことか。
野田さんの自分の舞台へのフィードバックの一言があまりにも素晴らしくてみんなで大笑いした。
「ハムレッツ」の幕開きはこの一言からいこうかな♪

夜は、逢坂泰精くんのライブに出かけるつもりだった。
寮美千子さんも奈良から駆けつけて出演と聞いている。
が、次第に「これは出かけられる体調ではない」と密かに感じていた。
座って楽しく話しているにはいいのだけど。
逃したライブは素晴らしかったに違いない。
みんなが帰った後、「ノスタルギガンテス」で受付を担当してくれた秋山智子が残って片付けを手伝ってくれた。
顔が真っ白だという。
なんだろうなあ。
断酒1週間を超えたからかなあ: )
手みやげも用意して、絶対行こうと思っていたんだけどなあ。
秋山さんが帰った後、風呂もあきらめて布団に入るのだけど眠れない。
起きだして、Kの手土産に最後まで目を通し、RSCの「Hamlet 2009」を途中までみる。

「ハムレッツ」がずどんと重くのしかかってくる。
その重さにわくわくしている。
誰に頼まれたわけでもない。
自分がお願いして回って企画が成立しつつある。
もちろん生活のためのお仕事はしたい。
そして、そのほかの時間はプレイバッカーズと「ハムレッツ」だけに集中すべし♪
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香港の警官のメリケンサック

2014-11-25 21:27:18 | 丹下一の泡盛日記
今日は冷たい雨。
昨夜は布団の中で読書なんかしてたもんだからずいぶんと遅く寝た。
それでも早く目が覚めて活動開始。
といっても台所で煮炊きをしながらパソに向かうだけ。
こんな日に家の中にいればいいのだから恵まれたもんだ。
食事も、好きな時に食べたいものを食べたいだけ食べるのは一番身体にいいと信じている。
あ、酒が入ると別。
先日ダウンしてから断酒はちょうど7日目。
いいリセットになっている。

昨夜、来年7月のケベック行きの便を調べる。
安いうちに押さえないとね。
それにしても、せっかく行くのだから、ついでになんか仕事無いかなあ。。。。


それにしてもなんもしとらんのに腹が減るのはどういうわけか。
午後、おやつに緑豆沙、緑豆のお汁粉。
香港を思い出す。
と香港のVinciが警官がメリケンサックのような手袋をしている写真をFBにアップした。
なんだこれは!?
人を殴る時に効率よくダメージを与えるような手袋を警官全員が所持している。
恐ろしい道具があるもんだ。
これで殴られたら痛いだけじゃすまんだろう。
日本でも出番がないだけで、こんな道具が倉庫の奥に眠っているのだろうか。
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老いたアーティストがとんがる時代

2014-11-24 10:19:46 | 丹下一の泡盛日記
日曜日、ふらふらする身体を抱えてシアターχのカントル研究会へ。
1982年、東京でカントルの「死の教室」をみた。
月収4万円で1日2食の生活で5千円のチケットなど買えるはずもなかったのだけど、その時参加していた舞台の演出家が自分宛の招待券をくれた。
ぶっとんだ。
素晴らしい舞台、というだけでなく。
演劇の可能性の奥深さ。
世界のレベルの凄さ。
戯曲をどう上演するか/実現するか、が演劇だと思っていた。
その通りなんだけど、そこにはもっと幅広い考え方があるのだと知った。
その場で翌日のチケットを買った。
3日間くらいご飯が食べられなくてもいいと思った。
(実際に食べられなかった時、3日ももたずに実家に出かけて冷蔵庫にあったご飯をむさぼったことがあった)
そして翌日の舞台がまた微妙に違っていることにも気がついた。
考えてみればこの構造では毎回同じになるはずがない。

あの舞台を見てしまったからまだ続けているんだと思っている。
シアターχの発言者がいいことを言ってくれた。
カントルは年配者ばかりでチームを組んで素晴らしい作品を作り続けた。
これからの日本も老いたアーティストたちにとんがってもらいたい、と。
嬉しい言葉だ。
夏目漱石も坂口安吾も60歳になった自分を知らない。
どころか55歳も体験していない。
若くして旅立ってしまった先輩たちも、本当にみんな素敵なアーティストだったけど60歳を知らない。
舞台を創り続けて、じじいになったときも続けている時に何が見えるか、楽しみだ。

今日、月曜日は大事な人のお別れの会だった。
美しい遺影に手を合わせて、こないだも一緒だった仲間たち、久しぶりの人たちと語る。
その中で新しい訃報にショックを受ける。
会場で酒は飲まなかった。
今日一日に入って来た情報だけでも重すぎる。
だから、飲んだりしない。
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乗り切りましたあ!

2014-11-23 18:37:54 | 丹下一の泡盛日記
というわけでくらくらしながらも自宅で動画編集。
ホールの仕事も続けて本番。
なにがなんだかわかんない中、なんとか動画もアップしてお仕事も無事終了。
こちらをご覧下さい。
「演劇によるいじめ防止授業ープレイバックシアター」4分弱です。
https://www.youtube.com/watch?v=6HX17J8trYk

土曜日の夜は素晴らしい人情話に心を打たれた。
落語っていいなあ。
そして、この厳しい数日を乗り越えた達成感で頭の中には、なぜか(落語の後なのに)ビッグバンドジャズが鳴り響いているのだった。
鼻歌歌いながら帰宅。
もちろんまったく飲む気になれない。
ひたすら眠い。
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帰宅して布団直行

2014-11-20 09:18:52 | 丹下一の泡盛日記

昨日はお仕事。
なんか身体がふわふわする。
どうも具合がおかしい。
夕方に無事終了。
帰宅途中、乗り換える時にホームに立っていることさえきつい。
もう15年以上体温計を持たない。
だから熱が出ているかどうか確認しない。
関係ないからだけど。
帰宅してそのまま布団直行。爆睡。
汗まみれになって目覚め、編集作業再開!
さすがに本日の予定3本はキャンセルした。
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空のあおが眩しい

2014-11-18 23:25:00 | 丹下一の泡盛日記

昨日は、もちろん布団に倒れ込んで爆睡。
そして、今日は12月の「かながわ民俗芸能祭」の打ち合わせ。
この芸能祭も5年目。
おかげで神奈川県が民俗芸能の宝庫だと知った。
そうはいっても身体はへろへろ。
空のあおがまぶしい。

帰宅して動画編集作業。
早く寝るはずが結局24時だ。。。
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オニールプロジェクト「鯨油」無事終了

2014-11-18 10:16:44 | 丹下一の泡盛日記

オニール「鯨油」の千秋楽。当初は雨の予報が、気持ちよく晴れた。
それだけで「天」が応援してくれているような気持ちになる。

身体がようやくこの芝居と空間になじんだ頃に千秋楽はやってくる。
もちろん商業演劇のように1ヶ月も興行をうったりあちらこちら旅して回るわけではない。
それでもこれはもうちょっと長くやりたいなあと思う舞台だ。
昼、マチネの公演は、まあ月曜日の昼間だから当たり前だけど、前日の満席と真逆状態。
それでも拍手が熱いのが嬉しい。
翻訳の高山吉張先生が終演後にさっと来て「迫力あったよ!」と伝えてくれたのが嬉しかった。

ソワレまでの時間は劇場の客席で仮眠。
いびきかいてたんじゃないだろうか、ってくらい爆睡。
以前は無理をしても起きていた。
この頃はちょっと眠っただけでも体調が違う。
ワルシャワで初めて後援したテアトルマウイ(国立小劇場)のには舞台裏に個室楽屋が数部屋あって、そこにはベッドがあった。
「ドレッサー」という楽屋裏が舞台の芝居にも老いた座長が楽屋のベッドでちょっと仮眠する場面が出てくる。
「老いた」つもりはないが、すなおにその辺で仮眠するようになった。

演出助手の大工原万里子さんを中心に若者チームがよく働いてくれる。
単に学校で訓練を受けたからだけではない気持ちのよいエネルギーだ。
おかげさまで夜も前進して無事終了。
シアターχ恒例のロビーでのアフターミーティングの間、若者チームは全員ばらし作業。
自分たちはさっさと飲み屋に移動。
というのも終電までの時間がほとんど残されていなかったからだけど、それでもありがたい贅沢。
普段は飲み屋に来ることがない演出の大内三朗さんまで登場。
全員集合して盛り上がり始めた宴会に後ろ髪をぐいぐい引かれつつ、一人終電で帰宅。


4年前にスタートしたこのプロジェクト。
昨年、役者3人でようやく舞台化にこぎつけて。
それが今年はこんなに発展。
自分も最初は「わかんない!」を連発していたのだけど、今ではすっかりオニールの世界に魅了されている。
そんな出会いにしみじみと幸せを感じた。

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「鯨油」初日

2014-11-17 07:52:31 | 丹下一の泡盛日記

初日。
泣いても笑っても初日はやってくる。
もちろん千秋楽も。
昨年俳優3人だけでスタートしたこのプロジェクトも今年は若い人たちがたくさん。
自分は「年配組」に配されていて、一番先に帰り一番遅れてやってくる、という普段はとても考えられない待遇を受けている。


なのでちゃんとお弁当持参。


「鯨油」のキーニー船長役。
初日は、なんと満席で無事終了。
ロビーで初日の乾杯。
若い出演者たちと話していたら、彼女たちが学校(舞台芸術学院)で岸田理生さんの「糸地獄」を上演していたことがわかった。
奇遇というか、なんというご縁なんだろう。

今日は早くも千秋楽。2回公演。
やりきっていい酒飲むぞ♪
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