泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「さらばアメリカ!」DAY5/6本目。

2018-05-30 23:17:42 | 丹下一の泡盛日記
30日(水)「さらばアメリカ!」再開。
6本目は夜の公演から。
事前にメールが回り、最後の場面が「進化」することに。
そのリハーサル前に小屋入りして、ストレッチ。
らくだ役の村上洋司さんが身体のケアをして下さる。
これは彼自身の希望でもある。
誰かの身体のケアをすると彼の体の中も動くからで。
今回の出演者たちは、身体のケアに長けた人が多い。
まあ、ある程度のキャリアがあれば当たり前と言えば当たり前なんだけど。
いいもんだ。

休んだのに身体は重い。
忘れていないか、台詞を全部さらってみる。
その上で、ありがたいことにやっぱり発見がある。
まだまだ掘り続けるし先に行くのだ:)
公演は無事終了。
やっぱり休んだ次の日は、いいな。
長い稽古のおかげで抜けることはない。
ここから、まだまだステップアップしていくのだ。
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休演日

2018-05-29 21:34:45 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は、休演日:)
予定は何も入れていない。
声と身体を休めるべし。
それでも早朝に目が覚めてしまうのだけど、もったいないから布団の中でゴロゴロする:)

トレイに行こうと起きたら、そのまま起きだしてしまうのだった。。。
仕事を入れているメンバーもいる。
事前に、かえってその方がリフレッシュになるかも、と一瞬は考えたが、もちろん却下。
とにかく休む。
ご飯を炊きながら、階下のスーパーに買い物に出かけたら、なんだか冷やし中華が食べたくなって。

野菜だけの冷やし中華。
貝割れ大根、もやし、ほうれん草、そしてパクチーてんこ盛り。
わしわしと野菜を食べて幸せに。
その後、台本を出して一人で稽古する。
昨日の昼の公演で、ひたすらストレッチしたのだけど、どうも身体がほぐれないまま声を出していた。
やっぱりちょっときてるなあ。

晩ご飯は、カツオのタタキ:)
この料理を酒抜きで食べるなんて、初めてじゃないか!?
声は大事。
今夜も早く布団に入るべし。
入っても、なかなか寝つけないのだけど。。。。
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「さらばアメリカ!」DAY4、5本目

2018-05-29 09:18:02 | 丹下一の泡盛日記

リセット作業を免除していただき、昼前に小屋入りすればいいので遅めの朝ご飯:)

28日(月)は14時からのマチネのみ。
バスに乗って劇場へ。
バスだと自宅から歩いて1分のバス停から劇場前のバス停まで直通:)
体力的にハードな週末を乗り切り、かつ土曜日夜、そして日曜日のできがよかった。
要注意である。
身体と心は正直で。
安心して気が弛み、どっと疲れが出ている。
年齢的に一日置いて疲れが出てくるお年頃なので、これはかなり限界まで闘って「結果」を出した土曜日の疲れかもしれぬ。
さすがに喉が腫れていて、声が固い。
小屋入りして舞台に横になり、ひたすらストレッチ。
こんなときに本当の実力が問われるのだ。
いつものようにすっと舞台に出て行く。
ひとつひとつを空間に「置いて」いく。
それでもやっぱり重い。
言葉の切れが思い通りにいかない。
舞台の水準としては問題ない範疇なのだろうけど。
こんなときは粘らないに限る。
そして、先へ先へと意識を持っていく。
自分の内側はものすごく動いていた。
終了。
暖かい拍手が舞台上が暗転しても続いていた。

プレイバッカーズのかよさんとあきちゃんが観に来てくれた。
撮影してくれたのは、山口敦さんだ:)
楽師の松本くんのお母さんが大量ののり巻きを下さった。
楽屋でみんなでいただく。
酒の誘いも断り、一人帰宅。
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「さらばアメリカ!」DAY3、4本目終了

2018-05-27 19:53:25 | 丹下一の泡盛日記
前夜、24時頃寝たのだけど、5時には目が覚める。
「戦闘態勢」に入っているからかなあ。
風呂に入り、ちょっと仕事してもう一度寝る。
ずどーんと深い眠りに落ちる。
10時に目覚ましをかけていたのだけど、もっと寝ていたい気分だ。
もちろんそうはいかない。
リセット作業を免除していただいて、自分の入りは、みんなよりもゆっくりの12時。
もう一度風呂に入り、お茶とコーヒーを入れて朝ご飯。


いざ出陣。
井土ケ谷駅のホームから台詞をぶつぶつ言い出す。
ずっと続けていたのだけど、劇場に近い駅に着いても最後までいけないのだった。
たくさんの寝たので、逆に身体の奥底の「疲労」も出ているので、
舞台でゆっくりストレッチ。
前日、丁寧な芝居を心がけていた。
今日は、そこから余計な間を詰めていく。
ただ早くやるということではないし、テンポアップするというのでもない。
余計な間を取っていく、だけ。
寝ただけのことはある。
頭もすっきり、意識も明晰。
また一つ前進できた。
今日は、マチネ1本でおしまい。
昨日までのタイトなスケジュールが夢のよう。
なんか物足りないぞ(^o^)/

帰宅して温かいソーメン。
明日のマチネで一息だ。
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2日目はマチネから。

2018-05-27 06:32:58 | 丹下一の泡盛日記

「さらばアメリカ!」2日目は、マチネから。
なんだけど、今回は自分が担当している「私」と後半同行する「若い私」がリアルマッスル泉くんと奥本聡くんのダブルキャスト。
初日はマッスル版、そしてこの日のマチネは奥本版。
午前中、リセットが行われた後、奥本版の最終稽古。
全部通すと(その必要もないのだけど)3回やることになっちまうので、必要なところだけ。
終了後、楽屋でさっさと持参のサンドイッチ食べて「お昼寝」。
もう寝るのが一番。
そして、マチネ。
2日目は「落ちる」ことが多い。
心してかかったつもりが、やっぱり「今までこんなことなかったぞ!」なことが起きる。
しょっぱなだったので、あまりに悔しくて、その後の時間は(多分)冷静に着実に。
全体的な「でき」は、なんとか、なんとか。。。
なので終演後は、全く自分が許せない状態。

楽屋でお弁当。
今日は2食分用意したのだ。
外に出る時間がもったいない。
洗濯機も用意されているのだけど、汗まみれの衣装にアイロンかけるだけでよいことにする。
ささっと準備を終えて、とにかく客席で眠る。
以前、ポーランドの劇場で個室楽屋にソファベッドが置いてあったが、その理由がよくわかる。
横になるとほぼ同時に爆睡。
舞台監督の三津さん(三津久)の「客入れ30分前!」の声で目が覚める。
45分眠ることができた。
若い頃、夜行列車で旅をして。
床でもどこでも転がって眠っていた体験が今、生きている(のか!?)。
少しだけ残っていたコーヒーをすすり、衣装を着け終わると15分前。
夜の舞台、マッスル版その2、に臨む。
一つ一つ丁寧に、そして突っ込んで終えることができた。
もちろん周囲は、すでにその状態。
自分が追いついて「初日」が出た:)
柴野さつきさんが来て下さっていた。
いただいたワインを抱えて帰宅。
即、洗濯。
ワインは舞台が終わったら美味しくいただくもんね:)

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「さらばアメリカ!」初日!

2018-05-26 06:32:48 | 丹下一の泡盛日記
25日(金)、「さらばアメリカ!」初日。
10時に小屋入り。
お昼ご飯、夜は居酒屋になるらしい「蕎麦屋」に入る。
「あの、ここおそば食べられますか?」
「!? ここ蕎麦屋ですよ!」
その店員さんは、メニューを出して「ランチはかつおのづけ丼と***定食です」
「あの、蕎麦は?」
蕎麦が食べたい、という言葉が通じていないのだった(-_-;;;
その後、客席でがっちり昼寝。
これですこしチャージ。
午後、ゲネプロ。
まだ布と仲良くなれてないなあ。。。
それでも2日も「仕込み」の時間があり「場」には身体が馴染んでいる。
KAATの大スタジオで「馴染む時間」だなんて、贅沢だ。
夜、いよいよ本番。
なんだか「事故」が多かった。
それでも「本番」はありがたい。
なんとか終了。
さすがにへろへろ。
楽屋の冷蔵庫に用意されていたバドワイザーも飲まずに帰宅。
まずは衣装の洗濯。
そして、ゆっくり風呂の入り布団に倒れ込んだ。
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小屋入り2日目は場当たり

2018-05-25 07:24:52 | 丹下一の泡盛日記
「さらばアメリカ!」小屋入り2日目。
前日に仕込みはほぼ終了し、朝から照明さんが明かりづくりに入っている。
午後からサウンドチェック。後、音と明かり、装置のための場当たり。
なんせ出ずっぱりなので10分の休憩の他は、18時過ぎまでぶっとおしな「気分」。
もちろん周囲の方がなにかれとなく助けて下さる。
ありがたい。
今回、外側から舞台を見る時間は全くない。
なので照明や背景幕(今回の重要な要素の一つ)がどうなっているか、わかっていない。
この場当たりで、様々試すときに初めて見た。
幕が素晴らしい。
いやあ、プロの仕事だ。
夕食の後は、ダブルキャストの2日目、奥本聡くんのバージョンの稽古。
21:30、演出の遠藤さんが「今日はここまでにしよう。疲れすぎるといけない」とストップをかけて終了。
さすがにぐったり。
夕食のお弁当が余っていて、いただいて帰る。
が、バス停でバスを待ちながら食べちまう。
健康だ。
疲れているからだがカロリーをほしがり、ご飯で摂取。
断酒は10日になった。
幕が開いての週末がスケジュールの最初の山場だ。
しばらく止めとこうかなあ。。。
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「さらばアメリカ!」小屋入りしました:)

2018-05-23 23:00:41 | 丹下一の泡盛日記

いよいよ小屋入り。
いつもと同じくバスに乗って元町方面へ。
さすがに気合いが入るせいか、いつもの風景が違って見える。
それでも緊張はない。
大きなプロジェクトだけど、舞台監督からスタッフはしっかりと配置についている。
その中で動けばよい幸せ。

今日は、ひたすら仕込み、背景幕に「金ぱく(謎)」を貼付けていた。
明日は終日が場当たり。
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別件打ち合わせ

2018-05-23 07:27:16 | 丹下一の泡盛日記
横浜ボートシアターのスケジュールは、大変に有り難い。
もちろんこれは自分が客演だからであって、劇団員の方たちは制作などで走り回っていることは理解。
この日も夕方の積み込みを免除していただき、別件の打ち合わせに。
小屋入り前日とは思えない余裕。

2年前にコンサートの舞台監督を担当させていただいた場所に再び。
終了後の「一杯どう?」、も良い子は辞退して直帰。
この交差点にも思い出がたくさんある。
いよいよ小屋入りだ。
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「さらばアメリカ!」、船で最後のリハーサル

2018-05-21 23:35:30 | 丹下一の泡盛日記
片付いた部屋で眠るのは気持ちがいい。
そのためか、また早く目が覚めてしまう。
興奮しているのか、緊張しているのか。。。

昨夜インドシナ半島の歴史に触れたためか、朝ご飯はフォー:)
この日の稽古は3時から。
確認すべき部分のみを、とのことで通しはない予定。


今回、この風景を見るのも今日で最後だ。
今回の舞台では、何枚かの幕を使う。
自分も直接小道具として使うものがあり、仮のものを使っていたが、この日、本番用のものが届いた。
サイズも質感も違うのだけど、大丈夫。
いい手触りだ。
今回は「ことばを置く」ことが基本。
詩を詠むように、と演出から基本方針が。
もちろん気持ちが動いていなければならない。
気持ちを動かすと、ことばがウエットになりすぎる。
その狭間を攻め続けるのは、ハマると面白いんだけど、それなりに苦労もある。
確認のみのリハーサルは、終了。
稽古場に組んだセットをばらす。
久しぶりにガチ袋を腰に巻く。
いいもんだなあ:)

毎回思うのだけど、下船して地面に足をつけた瞬間に「帰ってきた」感がある。
そして、この静かな帰り道が気持ちいい。
稽古場のばらしのおかげか、なんか一区切り感があり、酒が飲みたくなる。
いかんいかん。
こんな時は、帰宅して即座に晩ご飯。

ご飯は炊けていたので、10分後には全て出来上がる。
やっぱり食べたいものが即座に用意できるっていいもんだ。
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