泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

殺人事件に時効があるのはなぜ?

2009-02-28 21:31:01 | 丹下一の泡盛日記
 今日は異文化経営学会の研究会だった。楽しみにしていた会だがよんどころない事情で欠席。残念。
 夜ご飯は中華鍋。肉団子と水餃子が入っているが、むしろ野菜をたくさん取れるように。白菜、青梗菜、豆もやし、トウミョウ、せり、水菜に白きくらげやきのこたち。最後にラーメンを入れる。
 からだが暖まり循環がよくなるように。

 殺人事件の被害者遺族が時効をなくす運動をしている。深く共感する。自分にはそもそも凶悪犯罪に時効があることが理解できない。
 そしてレイプなどの性犯罪も凶悪犯罪だと思っている。また日本の法律は性犯罪に非常に甘いと思っている。

 ある女性の友人は高校生の時に複数の男性にレイプされた。その場で自殺しようとしたのを脅迫されて思いとどまった。
 そのことを誰にも言えないまま海外に留学し、そのまま欧州でダンサーとして活躍していたが、トラウマから逃れるためにドラッグにはまり、精神も病んで帰国。
 退院した今も通院治療を受けている。
 中途であまりもおかしいと親が問いただし、事件が発覚したがすでに時効が成立し加害者は全員普通に生活している。
 そして、彼女は今も苦しみ続けている。

 レイプの被害者は一生の烙印を押され、殺人に等しい犯罪だと思うのだが日本では傷害罪らしい。または「姦通罪」のつもりなんだろうか。
 殺人も同様だ。被害者の家族は一生の烙印を押されてしまうだろうと想像する。なぜ時効があるのか理解できない。
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宿題終了

2009-02-27 21:55:29 | 丹下一の泡盛日記
 今夜は中学校時代の友人と会う予定。大した仕事もないが月末なのでちょいと雑事。
 そのほとんどをスタッフに任せて自分は明日締め切りの原稿に専念する。
 それなりに書き進んだところで都内で仕事中のかみさんから「すごい雪だよ。東京に来ない方がいいかも」と連絡。あちこち調べて、友人に「ごめんなさい」のメールする。
 そのとたん、なんか書くエネルギーまでしぼんでしまった、ような。。。
 ま、とにもかくにも書き上げてかみさんに目を通してもらい、ちょっと訂正。そのままメールで送る。

 いただいたお題が「古事記を演じる」で、天女神楽について書いた。天女神楽について書くためには山伏神楽と千賀ゆう子企画時代の「古事記をめくる」シリーズに触れることになる。
 だらだら書いていったらいくらでも書けそうなのを10枚に閉じ込めるのは難しい。
 また漢字の表記ももう一度チェックしつつ進めないといけないので手間のかかることこの上ない。
 例えば「いなばのしろうさぎ」は「稲羽の素兎」と書くことにしている。

 途中、友人から電話。長崎の中学時代のオーケストラ仲間だ。久しぶりに聞く生の長崎弁がうれしい。来月中に仕切りなおしだ。焼酎飲まんばいけんな♪
 
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お料理の午後

2009-02-27 01:27:46 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜遅く、娘1から電話。就職のシートに書く内容について。
 唐突だが彼女は歴史が苦手。自分は歴史が飯のタネみたいなもんだから「歴史に興味がないのならパリなんか連れて行かない。ディズニーランドで充分」などと攻めてきた。
 彼女の高校のレポートで太平洋戦争がテーマのやつなんか95%自分が書いている。「教えて~」とか言って横に来て、自分がわあわあ話しているとそのまま書き取って出そうとするので、構成して戻す。原稿料を請求したいくらいだ。
 そんなわけで会話も楽しみつつ長話。そして今日のお昼になぜか彼女はランチに来る。豆太郎はなつきすぎ。

 今日の逗子は寒かった。そしてこの頃食生活が乱れているらしい。用意したのは、小坪の市場で買った地物の小鯛を吸い物にして三つ葉をちらしたもの。豚肉、シーフードでだしをとってたくさんの野菜で仕上げたチャーメンと水餃子。
 娘1、ぱくぱく食べる。デザートはかみさんが剥いておいたグレープフルーツ。
 夕方、娘2がすごく早く帰宅。「え、なんで!?」。そして同じものを食べる。姉妹は平等が大切。そんなこともあろうかとちょこっとずつ取って置いたのだ。
 おまけにホットケーキを焼く。二人はぐはぐ食べる。「二人は一緒」の空気になる。

 そして表参道へ。「声の力」最終回。いつものメンツとワイン。ああ、どうしてこんなに話が楽しいんだろう。
 明日は久しぶりの友人と会う。 

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小者だからめんどうくさいのだ

2009-02-25 23:13:38 | 丹下一の泡盛日記
 1日かけてここまできた。
 かみさんをおくった後、リビングに掃除機をかけ、事務仕事をもくもくと片付けた。机の上も大分片付いてきた。
 かみさんを迎えに行く。今日から新しいデリバリー業者の食材が届くので彼女は張り切っている。
 犬散歩から帰ると台所のいっさいを彼女に任せて、自分は記録と数字とにらめっこ。
 娘2も帰宅し3人で晩ご飯。かみさんが久しぶりに得意料理の一つ、ハンバーグをつくる。旨い。ワインは一口でがまんする。

 そして再び部屋にこもる。仙台在住の劇作家・石川裕人大兄は、この状態を「指令待ち」とよく書いている。
 自分は大兄のようなプロの作家とは全く違う、山脈の裾野の片隅にいるだけなのだ。ただ、雑誌に寄稿する10枚を書くだけなのだ。
 最新のビデオクリップなどチェックして気持ちを切り替えているうちに、やってきた! そしてキーをたたき出した瞬間に、かみさんが家事の話を持って入ってくる。
 その瞬間、ぐいっと引き戻されてしまう。嗚呼。。。

 吉本ばななさんがどこかで父上・吉本隆明氏のことを話していたのを思い出す。子どもの頃、仕事部屋に「ジュース買いたいからお金頂戴」とか言って入っていくと何も言わずにお金を渡してくれたそうだ。
 彼女は自分が小説を書くようになってから、原稿用紙に集中している時にそんなことができるのはとても大変なことだと気がついたという。

 いわんや、自分は大兄や吉本さんとは別物。足元にも及ばない存在である。だからこそ、邪魔しないでほしいんだよなあ。
 もっともそうでもない時もある。このところどうもフットワークが重いんだよな。
 明日は、銕仙会で「声の力」の最終回。週末は異文化経営学会の研究会だ。
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ワークショップ3回目で歌う

2009-02-25 01:09:09 | 丹下一の泡盛日記
 大ママがいると思うと夫婦で爆睡。ただの子ども夫婦。起きてきたのは9時もとうに過ぎた頃。
 大ママを家までおくり、戻ってかみさんと表参道へ。UNHCRでのワークショップ、3回目。
 
 かみさんのリクエストでギターを持っていく。最初は録音された歌を訳していって、最後に自分の歌を訳すという流れ。
 自分は人前で歌うのが苦手。苦手なことを克服する、というPTスクール卒業制作のお題でつくった豆太郎の歌を歌う。
 みんなが素直に笑ってくれるのが嬉しい。豆太郎も幸せな奴よのう。。

 新橋からの横須賀線の車中で自分も歌を聴きながら訳してみる。楽しい。
 逗子に戻って、逗子駅の近く、大好きだったうなぎ屋の後にできたバーにかみさんを誘う。いい感じの空間だ。久しぶりにかみさんと突っ込んで話す。楽しい。
 こんな風に二人で話せるのがうれしい。そしてもっと勉強したいなあ。
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久しぶりに家族5人の晩ご飯

2009-02-23 21:21:34 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜は大ママの美味しい晩ご飯で泥のように眠った。なんたって朝ご飯もお弁当も作ってくれるというのでそのまま9時近くまで爆睡。
 ようやく起きたがからだは重い。外は雨。

 銀行雑事をすませて都内でオーディション。その後、東京・大塚の萬スタジオで東京シェイクスピア・カンパニー「フォルスタッフ」。かみさんと大ママも一緒に。
 とにかく台本がいい。シェイクスピアに精通している江戸さんだからこそ書けるネタばかり。
 江戸さんのシェイクスピアの翻訳台本は、もっと評価されていいと思っている。上演台本として自分には今一番しっくりくる。
 そして牧野くみちゃんとつかさまりちゃんがシェイクスピアが沁みこんだ渋い演技を見せてくれる。
 ヘンリー5世のシーンのくみちゃんのなんて凄みのあるたたずまい。あんな風に「たたずんで」みたいものだ。
 終演後話したら「あそこが一番楽なの」だとか。

 打ち上げを失礼して帰宅。車中でPC開いてちょっとお仕事。冷たい雨の寒い夜。
 大ママが来ていると聞いた娘1がすでに家にいた。顔を見るなり「腰が痛いの!」と騒ぐ。ちょっと診察。たしかに苦しそうだ。
 ストレスと冷えで腎臓あたりが詰まっている。
 仕方がないのでちょっとケアする。湯たんぽ代わりに豆太郎を腰にのせる。「温かくて気持ちいいよ♪」。
 顔色もよくなり元気になって「一緒に散歩に行こう」。自分が行くからいいよ、とは言わないのだよね。
 歩きながらひたすら喋る娘1。ふんふんと聞きつつ歩く。

 戻ると娘2が間もなく駅に着くとのこと。速攻で迎えに行く。帰宅すると晩ご飯ができていた。ものすごく久しぶりに5人での夕食だ。
 ああ、いいなあ。こんな時間♪
 

 
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プレイバッカーズ合宿無事終了

2009-02-22 22:28:10 | 丹下一の泡盛日記
 江ノ島での濃い2泊3日の合宿が終了。パソを持っていったのだが書き込む暇もないくらいだった。
 北海道組は雪で飛行機飛ばず。Cは23時になって江ノ島到着。動く彫刻でお迎えした。

 日曜日の夕方、女性センター近くのカフェでメンバーで振り返りのミーティング。終了後、迎えに来るはずのかみさんの車が渋滞に。
 たくさんの荷物とともに江ノ島の路上に残されたのでパソ立ち上げて仕事しようとした。なんかPCが重い。この頃やたらと重い。メール2~3通読んだところでかみさん到着。
 帰宅して大ママのご飯。美味しい♪ 家族で食べるご飯は最高だな。ちょっとビール飲んだだけでもうへろへろだ。
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締め切り

2009-02-20 14:23:15 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜の「声の力」第3夜も素晴らしかった。終演後、恒例のカフェで♪
 イー・ウーマンの円卓会議、アップダウンが激しい。6位からスタートして2位まで駆け上ったが、また落ちた(-_-;
 
 そして某誌の原稿、6行書いた♪ 
 昔、最初の劇団の座長が井上先生もかくやあらんという遅筆だった。上演台本はよく雑誌「新劇」に掲載されていたが編集部の方も大変だったろうと思う。
 最初は早い。といっても初日の3週間くらい前に座長は「2枚書いたぞ!」と高らかに宣言する。劇団員は「おお!」といって、当時はコピーなんてなく、登場しても高くて使えず、ガリ版で印刷。
 その2枚を抱えて稽古するのだが先が見えない。
 自分が19歳でそれなりに認知していただくきっかけとなった舞台では、その後台本が半分くらいまでできていた。3日前に自分と主演の先輩役者2人のシーン20枚がど~んと渡されて、徹夜でセリフを入れて稽古した。
 翌日の稽古をみた座長は「まだいけるな」とかつぶやいて、別の女優さんとのシーンを6枚。そしてエンディングへ。
 舞台初日はセリフを言うので精一杯だった。(ちなみに自分はこの舞台ではじめて全裸になった)

 みんな若かったから対応できたのだと思う。20枚が1日で入るんだもんな。今では考えられない、というか考えたくない。
 そんな体験があるので締め切りは基本的に守る方だと思っている。(あ、イー・ウーマンの担当者の方ごめんなさい。ちょっと見得が入ってます)多分7割は守っていると思う(ちょっと弱気)。

 今回も書き出したら早いと思っていたのだが、以外に難しい。
 今日からプレイバッカーズの合宿。今夜は自分たちだけの為に。週末はお客様を迎える。
 会場に早めに行って原稿書きたいのだができるかな?
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「ごっくん」は幼児語だろう

2009-02-18 22:56:54 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜はかみさんと一緒に表参道でワークショップの講師。一緒の現場はめったにないので実に楽しい。わしらはいいコンビだと思う。

 朝、かみさんをおくりそのまま高速飛ばして上大岡でお買い物。戻ると昼はすぎている。洗濯物干したらなんだか一日が終わりそうな気持ちに。
 なんて言っている場合ではない、のだが。なんだかからだが重い。脳がすごく刺激を求めている感じ。旅がしたい。

 中川財務・金融相が辞任した。当然だろう。世界に日本の恥をさらしたのだから。
 「ごっくんはしていません」とか答弁している。幼児語だ。それを聞いてどっと笑っている議員たちも同レベルなんだろう。怒りのやじが飛ばないのはなぜだろう?
 国際会議に記者団連れていくのは当然としても、どうしてそれが女性記者ばかりで、ことあるごとにその女性記者たちと食事して飲まないといけないんだろう?

 相も変わらず三流政治。麻生首相もこの先どうしたいというビジョンを語ることがない。ビジョン、無いんだろうなあ。
 さりとて強いリーダーが出てきてみんな一緒にそっちに、も恐ろしい。
 というより政治家のレベルが低すぎて悲しい。自分も含め選出している有権者のレベルが低いってことだもの。
 なぜ麻生首相が就任した時にあれほど支持率が高かったのか今もって理解できないのだ。

 
 
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どんどん進む家事

2009-02-17 14:20:17 | 丹下一の泡盛日記
 急に気温が下がった中、7時に起きて娘2の朝ご飯を用意するも娘2「時間がないからごめん!」とお弁当だけ引っつかんで駆け出していった(-_-;;;

 あんまり寒いので洗濯もの第一弾を干して次を回している間「ちょとだけちょっとだけ」といいながらまだ寝ているかみさんの横にもぐりこんだら、電話が鳴る。今度は娘1。。。

 家事にいそしみ買出しに行き牛すね肉のシチュー(すね肉、ベーコン、ソーセージに玉ねぎ、人参、じゃがいも、かぶ)と水餃子を60個仕込む。ランチのミソラーメンも美味しかった。ああ、危険な状態だ。。。
 仕事がないのではない。締め切りは刻一刻と迫ってくる。同志社のレポートなんかほとんど出来上がっていて、あと5~6行で終わるのに。
 某誌の原稿10枚、頭の中ではほぼ終わってるんだからはやくワードにしてしまえばいいのに。
 そして、なぜか自分がいない間用の料理がどんどん出来上がっていく。洗濯機は3回まわし全部干してある。リビングに掃除機もかけた。
 もちろん請求書や細かい事務仕事はさくさくと進む。
 きれいに片付いた机の上に同志社の報告書用の資料が積まれている。

 今週はイー・ウーマンの円卓会議に登場中。スピーチをテーマにしているが予想通り参加者が比較的少ない。そのことについてならどんどんかけるのに、なぜ報告書が書けないのだろう。
 なんとか、今夜中には。。。と思いつつも仕事部屋にはプレイバッカーズ用のギターだけでなくエレキギターも持ち込まれている。完全に試験前にお部屋の片づけが進んじゃう状態だ。うう、やばい。。。
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