泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

本番がないと「でぶ」になる

2018-09-30 00:08:27 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、前日の稽古のおかげでしゃきっと目覚める。
稽古はいいなあ。
大森駅前のギャラリーで展示されているボートシアターの仮面展へ。
小さな展示会場で関係者が誰もいなかったのが残念。
週末にはパフォーマンスが入っているのだけど、週末は全部お仕事なんだよなあ(-_-;;;

その後、プールに出かけて泳ぐ。
恐ろしいことにじりじりと「でぶ」になっている。
演劇の本番がないと太るのだ。
プランだけはどんどん出来上がり深まっていく。
夜帰宅して、そんなプランのいくつかを話すことができた:)
翌金曜日はプレイバッカーズで横須賀の小学校へ。
前夜、突っ込んだ話をたくさんしたので、ちょっと頭が重い。
酒のせいではない。
せっかくつくったお弁当も台所においてきちまった。
そして、予想通り給食のおかずは、お肉。

ご飯はとても美味しかった。
食べ過ぎたぞ。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの稽古

2018-09-27 08:25:52 | 丹下一の泡盛日記
水曜日は久しぶりに稽古。
リスケした「オフィーリア」用に取ってあった稽古場で。
お馴染みの原内真理さんと太田成美さんと。
原内さんは6月以来。
イタリアのお土産なんか頂戴して♪
ミュージックトレーニングもファイブリズムに変更。
最後のおとは「オフィーリア」のテーマとして考えている(現在形)柴野さつきさんのサティの曲:)
二人のコミュニケーションを深めていくワークをいくつか。
そこから、二人が馴染んだオフィーリアの台詞を使って、自分の内側を掘り下げていくエチュードに。
ことばの表層的な意味ではなく、もっと深いところでまず自分の身体に響かせ、そしてそれをお互いが感じ合っていくための稽古だ。
もちろん基本的なことだと思う。
と同時に「オフィーリア」は日本語にシェイクスピアの原文(中世の英語)、それに北京語と台湾語を使うつもりで。
違う言語でも俳優同士が(事前に意味は理解していたとしても)深いところで響き合い、共有し合う場を創りたいと思っていた(いる)。
なのでいわゆる「お芝居」のものではない「演技」が必要になる。
舞台人だけの「演技」が。
この多言語の台本は途中まで3パターンくらい用意されている。
完成された戯曲を上演するのではなく、稽古で役者たちと仕上げていくのが自分のスタイルなので。
その一部を試してみた。
日本語だけだけど。
日程はまだ見えてこないが、この日の稽古も大いに成果が上がったので。
秋雨前線で気圧が下がり、どんよりとした体調もすっかりリフレッシュ。
これは必ず上演にこぎ着けなければならないなあ:)


終了後は久しぶりに我が家で♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名月の写真が届く

2018-09-26 13:45:14 | 丹下一の泡盛日記

前日のニシンのスープを元に豆腐のチゲ。
写真の左に見えるご飯を入れる器は慶州で買った。
土産物屋で値段見たら200円もした。
そんなはずはないと、すぐ近くで見つけた金物屋でみたら100円もしないのだった。
その場で購入。
こんな調子で旅をしているので世間の人の観光旅行よりもはるかに少ない予算で動いている。
その分を楽器屋さんや衣装に使えそうな服屋さんで派手に使っているから同じことなんだけど。
実はこの時も「ついでに」、テーブルも買っちまったのだった。。。
担いで帰ってきたもんね。
長いこと韓国行ってないなあ。
釜山で公演してから20年近く経っちまった。。。

中秋の名月。
「中秋節おめでとう」と中華系の友人たちからメッセージが届く。
「横浜は雨なんだよ」と伝えたらアモイから広州に戻ったCが送ってくれた。

一緒に広州風の月餅の写真も。
この日に食べるものだ。

そんな写真でお月見しながらラオスの黒い餅米の焼酎:)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋節だもの

2018-09-24 21:37:39 | 丹下一の泡盛日記
さすがに昨夜は酒を抜いて布団に。
なぜか、音響を担当していてカセットテープで頭出しができずに苦労している夢を見る。
ケイト・ブッシュの曲だったのだけど3枚目か4枚目のB面だよな、などと相変わらず的はずれな会話で目が覚める。
さすがに朝はコーヒーだけにして、長めの風呂。
劇場へ。

昨日、22時の5分前まで続いた「場当たり」の続きから、本番へ。
劇場付きで場に慣れているとはいえ、ここのスタッフの対応能力はすごい。
(自分はのぞく)
劇場を借りると、こんなスタッフを格安で雇えるのだから、そりゃあ人気も出るわなあ。
そんな照明さん、音響さんの足を引っ張らないように一生懸命だ。
暗転が多いので暗視装置まで使っちまった。
そして、本番で背後のドアを開けられて、わけわかんなくなった(-_-;;;
夕方、無事終了。
翌日の仕込みを手伝い、お仕事終了。

帰宅して、風呂。
飲む。
函館のSちゃんがくれたニシンをキムチとネギで煮てチゲにした。
旨い。身体喜ぶなあ: )
Sちゃんありがとう。
大事に取っておいたニシンの「カードを切る」のは今夜だもんね。
今夜は中秋節。
中華社会では家族と過ごす日。
なぜか30度のハノイウオッカをすすりながら、出会った中国系の人たちのことを思い出している。
長崎、新宿、バンクーバー、金沢、N.Y、S.F、L.A、香港、台北、高雄、北京、上海、シンガポール、南京、広州、クアラルンプール、バンコク、モントリオール、そして横浜。。。。
別格としてマカオ。
みんな今夜は、大事な家族と月を見上げているだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は中秋節

2018-09-24 00:04:30 | 丹下一の泡盛日記
昨夜、パフォーマンスを終えた香港のEとCが「乾杯♪」とラインやメッセンジャーで写真を送ってきた。
中華世界も中秋節で。
家族で月を眺める。
子どもの頃、我が家でも母が縁側にお団子を飾って家族でお月見をしたことがある。
中国系の友人たちにとってもっと大きな大事な日で。
香港のAに送られたランタンを同志社の舞台で使ったりして、パフォーマンスの裏に「中秋節」を忍ばせたことも何度かある。

今日もホールのお仕事へ。
昼間は尺八の発表会。
尺八はともかく横で三味線や琴を演奏している方たちの「おと」に耳がいってしまう。
素敵な音を出す方がいて「春琴抄」の藤田さんに尋ねるとやはりご存知で。
この方面の耳もだいぶ鍛えられてきたようで嬉しい。
先だってある三味線の方と弟子の方が並んで演奏されていて。
互いに会話し合うようなおとがゾクゾクするほどだった。
その「会話」は、まるで2本の糸がひとつに絡まり合ってゆくようで。
「民俗/伝統音楽」(とは言っても400年くらいだけど)の底力を思い知らされたようで。
こんな舞台をいつか創れたらなあ、と思ったのはもちろんだ:)
夜は別件の仕込みリハ。
22時過ぎて終了。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホールのお仕事の日

2018-09-22 20:24:08 | 丹下一の泡盛日記
土曜日はホールのお仕事へ。
昨年も担当した発表会。
両親世代の年配の方たちで、自然に対応が「ゆっくりの丁寧」になる:)
終演後、折りたたみ椅子を片付けようとしたら、重いのに女性の方も含めてたくさんの方が舞台から持ってきて下さる。
このまじめさが、懐かしく、嬉しい。

本番前に、先日の「1時間しか眠れなかった件」について、フォローのLINEが入り、後に話す。
そうだよなあ! と納得。
さすがの素早い対応だ。
ありがたい。
なんだろう。
これ以外にもたくさんのLINEやメッセージが集中するこの日!
例えば、今日は今中国滞在中のYの誕生日で「おめでとう!」とメッセージを送ったのだけど。
ヴォイスメッセージで「ありがとう!」とお返事。
「色々とごめんなさい。メッセージが本当に嬉しかったの。引き続き。。。」なんて話もあり嬉しく拝受。
あ、これは「お仕事」の話です(^o^)
その後、なんだろう。いくつもメール。
来年のスケジュール洗い直さんといかんな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身体が重い

2018-09-21 19:02:51 | 丹下一の泡盛日記

金曜日は、再び横須賀の船越小学校へ。
久しぶりにビデオカメラも担いで行ったのだけど。
やはり感じがつかめない。
何をどう取るかのイメージがないままカメラを回すことのしんどさ。
午前中はアクター。
午後はミュージシャン。
お馴染みの「場」ではいいストーリーが語られる。
深いいい時間になり、それは子どもたちにも伝わったようだ。
身体は重いのだけど、心は尖り、音は冴えていた。
無事終了。

帰宅後、風呂に入り「流す」。
のだけど、身体が重すぎてどうも腰が重い。
あ、でぶになってるだけか!?
夜の予定をキャンセルする。
大忙しの2人に申し訳ないことをした。
ごめんなさい。
明日から3連荘で仕事。
今日は静かにリセットの時間にします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「忖度」に疲れ、メニュー書き出す

2018-09-21 18:53:25 | 丹下一の泡盛日記
毎年のことだけど、夏の終わり/秋の始まりは身体も心も重い。
今年は舞台が延期になったりして、スケジュールも変動甚だしい。

ご飯にみそ汁ぶっかけて、ばかりもいかんので野菜食べねば。
色々あってM子が話しにくることに。
こんな日は一人でいない方がいいので助かるのだけど。
この頃、「忖度」に疲れている。
階下のスーパーで買い出ししていてもイメージがわいてこない。
なのでつくることができるメニューを書き出した。

そして顔を見た瞬間にオーダーはほぼわかる。

追加で炒飯のご注文も頂いた:)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偽札じゃなかった

2018-09-20 13:47:26 | 丹下一の泡盛日記
香港を襲った台風の被害は尋常のものではなく大変なことになっている。
もちろん近づく中でたくさんの警告が出されていた。
たくさん友人がいるエリアで。
中にはこないだ北海道で地震にあい、札幌のSちゃんのサポートで新千歳から帰国したJも。
大騒ぎして帰国したらスーパー台風か(-_-;;;;
「みんな大丈夫か!?」といくつかライン。
お返事をいただきちょっと安心したけど、断水や停電が続いているエリアもある、と聞いた。
気候変動の季節、日本にもこの規模の台風が続けてやってくるかもしれない。
避難所の写真を見る限り、フィリピンの方が北海道より備えがあるように見えてしまうんだけど。。。

水曜日は銀行へ。
たしかアメリカから、だと思うのだけど、持ち帰った10ドル札がよごれていて。
それを東南アジアの3カ国で使おうとしたのだけど、どこでも断られた。
偽札だったら面白いと思い銀行に持ち込んだのだけど、検査の結果、ただ汚れているだけだった(-_-;;
なんかつまんない。。。。

その後、小さなバースデーケーキを買って都内の実家へ。
先日北海道にいた時が母親の誕生日で。
夜、街を歩きながら「おめでとう」の電話をした。
一週間以上過ぎちゃったのだけど、まあやらないよりはいいだろうと。
イチジクのサラダ、沖縄の豆腐とアボカドのサラダなんかを一緒に持ち込んだ。
この頃母方のルーツの話を聞くのが好きで。
祖父母が戦前の朝鮮で仕事をしていたことは知っていたのだけど、
住んでいた町が自分が何度も出かけ、泊まったこともある街と聞いた時には、
なんだか「縁」を感じた。
早めに帰るつもりが気がつくと随分と遅くなり、結果終電で乗りこして桜木町から夜散歩。
ゆっくりと酔いがさめていくいい時間になった。

翌朝は中華粥:)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

”なんでもいいから”つくって

2018-09-20 13:31:05 | 丹下一の泡盛日記

冷蔵庫にシャケが残っていた。
日付は一昨日までだけど焼いちまえば大丈夫だろう:)
万が一お腹壊してもOK。
お腹壊した演技に磨きがかかるだろう。
もちろんなんの問題も無く美味しく頂いた。

以前、「お腹がすいた。”なんでもいいから”つくって」という人がいて。
つくると「食べたかったのはこれじゃない」という返事で。
その度、”なんでもいい”という日本語の使い方が間違っていると思った。
先日、「お腹がすいたから何かつくって」というような依頼があり。
熟慮の末に断った。
「忖度」の要求しすぎ。
どうしたらいいのか自分でもわからずに、ただ仕事を丸投げしているだけなのだ。
しかも受けると物理的に数日は徹夜になる(ことは以前から説明してあった)ことも完全に忘れている。
第一、方向性も何も見えていない状態で、ただ「何かつくって」と言われても、
仕事のしようがない、ということも理解してもらえていないようだ(-_-;;;;
我が身を振り返り、気をつけなければいけない、と自戒。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする