泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

お札はお返しできなかった。。。

2016-10-31 17:33:23 | 丹下一の泡盛日記

今回、伊勢神宮へのお参りを思い立ったのは、お札をお返ししなければならないと思ったからで。
天女座の矢吹紫帆さん、矢中鷹光さんご夫妻のご紹介を受けて、お誘いをうけて、2004年には内宮への正式参拝。
2010年には内宮の参集殿能舞台で、2012年には内宮に新しく出来たせんぐう館の水上舞台のこけら落としで、それぞれ「天女神楽」のダイジェスト版を上演させていただいている。
そんなわけで我が家には、内宮と外宮のお札が祀られている。
本来ならば年に一度はお返しして新しいものを頂いてくるのだけど、この生来の無精者は大変に失礼をしていたので。
外宮にお札をお返しし、一安心したのがいけなかったのか。
内宮にお参りして、あっと気がつくと札を車内に置き忘れていた。
仕方なく新しいものを求めて、以前のものは次に巡る別宮に、と。
今までお参りの機会がなかった倭姫のお宮と月読宮にもお参りの予定。
これも大変楽しみにしていた。
外宮、内宮と大変な混雑に驚きつつ、残り少ない時間に急いでお参り。

月読宮。
古事記には一度しか登場しないこの神はひじょうに興味深い。
もちろん学者ではないので、演劇的なイメージをそそられる、ということなのだけど。
そして、ここではお札をお返しすることが出来なかった。


木立の中の表参道を小走りに急いでたどり着いたのが倭姫宮。
こちらも清々しさに満ちたうつくしい空間だった。
いずれ改めてゆっくりとたたずんでみたい「場」だ。
そして、ここでもお札をお返しできず。
なんだか「タイグ・オケイン」みたいになりつつ松阪に戻る。。。。
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志摩の浜でイノシシを見た

2016-10-31 17:00:38 | 丹下一の泡盛日記

斎宮駅前にはこんなものも:)
明和町の前半が無事終了した後、一人残り、写真のエリアの奥にある国立歴史博物館を見学した。
ここの映像では平安時代の発音を聞くことが出来る。
若い頃に関弘子さんから「源氏物語」の当時の発音を直接聞かせていただいていて、カセットテープも持っている。
この「おと」が懐かしいのと、伊勢神宮にお参りする前に色々と再確認しようと。
斎宮にある竹神社にも念願かなってお参りできた。
10年以上この町に通いながらも、いつも目の前を素通りしていた。
カンはあたった。
祭神がいくつも居並ぶ最後にしっかりと「瀬織津姫」と書かれている。
週末の伊勢〜奈良の小旅行の扉が開いた気持ちに。
そこから志摩に移動。
海の前の宿で爆睡した。

朝、浜辺を散歩していたら、こんなトリが。
FBに上げたら、知人が「オオソリハシシギ」だと教えてくれた。
そして、ふと見ると、小さな入り江の浜に、なんと猪の成獣(メス)が打ち上げられている。
山の中で猪に出会ったことは何度かあるし、過去に食べたこともあるのだけど、こんなかたちで出会うなんて、どういうことだろう。
宿の人に話したら、そんなことは初めてだ、と。
夜行性の動物なので崖から足を踏み外して転落、海に落ちて波にさらわれたのが打ち上げられたのでは、と。。。
いのちのはかなさを思いつつ神宮に向かう。
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明和町DAY2無事終了

2016-10-29 22:53:49 | 丹下一の泡盛日記

金曜日早朝、目覚ましが鳴り響き目が覚める。
前夜、ジャズバーで過ごした幸せの代償に、重たい身体。
なんたって7時30分に駅集合。
そして明和町の小学校へ。
今日は忙しい。
1−2時間目を大淀小学校。そして20分休みに、車飛ばして移動して修正小学校へ。
昨日とエネルギーが全然違う。
子どもたちを「信じる」ことの深さ、を改めて目の前に。
自分は「試す」人、とたくさん出会ってきた。
だからその前段階の子どもたちと向かい合うプロジェクトが楽しい。
午前中で無事終了。

そして志摩へ。
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明和町DAY1

2016-10-27 21:33:48 | 丹下一の泡盛日記
前夜はベッドに倒れ込んでそのまま記憶なし。
朝、目覚ましで起きるほどの爆睡。

電車で明和町に移動して明星小学校へ。
午前中はくみちゃん(佐藤久美子)がコンダクター。
もちろん色々あるんだろうけど風通しのいい子どもたちに嬉しくなって終了。
そのまま急いで修正小学校へ。
給食食べて、午後はかよさん(宗像佳代)。
修正小学校は、昨年も3回のシリーズで深い体験をご一緒した。
最後に静かに過ごす時間でピアノを弾かせていただいたのは幸せだった。
今年は去年と随分雰囲気が違うけど、それは当たり前だろう。
さすがのかよさんで、無事終了。
ホテルに戻りシャワー。
その後はパソに向かってお仕事。
横には炭酸水、が♪
松阪のなじみの蕎麦屋に行ったら貸し切りで入れず、以前に入ったマグロ屋で晩ご飯。

ホテルで爆睡のはずだったのに、かよさんが教えてくれたジャズ屋に入ってしまった。。。。
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松阪へ移動

2016-10-27 21:27:52 | 丹下一の泡盛日記
幸せな宴会の翌朝は、さすがに身体が重い。
後片付けをして、残り物でお弁当をつくりお仕事へ。
がっちり身体を動かしたおかげで腕が筋肉痛。。。
それでも「お仕事」っていいなあ。。。。

歩いて帰宅する途中の風景をカメラに収める。
「戻るの禁止」ってことか、これ!? それとも「振り返り禁止」?

帰宅して軽く食べ、荷物まとめて新横浜へ。
もう何年続けているんだろう、この明和町シリーズ。
10年は軽く超えている。
この頃、津駅ばっかりだったけど、おなじみの松阪駅に到着。

風邪が身体に入ってるようで、新幹線も近鉄も座席で爆睡。
チューブのおろし生姜をどばっとかけた納豆を薬代わりにお湯割りで。
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Yちゃん2日目も参加して稽古

2016-10-26 01:09:48 | 丹下一の泡盛日記
今朝は早起きして仕事に取りかかったのだけど、なんだか最後にパソが「いやいや」を始めたのでぎりぎりまで動けず。
飛び出してお仕事に。
そして、iPhoneの充電器を忘れた。
その間もがんがんメールやLINEやらが入り、あっという間に節約モードに。
お仕事終了し雨の中、稽古へ。
Yちゃん、今夜も参加。
嬉しいなあ。
女優たちも大喜び:)
がっちり身体も使い今日のテキスト配布。
ちゃんとYの台詞も中国語で入れたもんね。
さすが台湾国立芸術大学卒業(いいなあ。台湾の芸大には、音楽、美術、に加えて「演劇」学科がある)。
単語一言の背後に深いストーリーが見える。
もちろん演出としてそのストーリーの説明はしたんだけど。
そして、しなやかな動きに見とれちゃうなあ:)
終了後、お約束で2日間の打ち上げを我が家で。
ベジタリアンのYちゃんにあわせて、お好み焼き以外はすべてビーガンにしてみた。
みんな終電ギリギリまでよく食べて、よく話していた。
自分は台所で料理していたけど、ガールズは筆談でも身振りでも何でも使ってわかりあえるんだね♪
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台湾→NYの女優Yちゃんが稽古に参加

2016-10-25 00:05:47 | 丹下一の泡盛日記

お弁当を持ってお仕事へ。
夜の稽古のためのスピーカなど一式担いでいるので、リュックが重い。
「リュック」と言うと子ども向けの言葉のような気がしてしまう。
本当は「ザック」といいたい。
10代にちょこっと山登りをしていたので。
そんなことを思い出したのも、昨夜「アイガーサンクション」を久しぶりに観たからかもしれない。
中学生のころ、部屋にはアイガー北壁の写真が飾ってあったんだ。

夜は「Juliets, once upon a time?」の稽古へ。
台湾の「芸大演劇科」出身でNYに拠点を移して活動している女優のYが稽古に参加♪
台湾の芸大には美術、音楽、に加えて演劇科がある。
いいなあ。。。。
Yちゃん、参加した若い女優たちとすっかり仲良しに。
だもんで急遽全員で形づくるワークも。
中国語、英語、日本語が混じりあう台詞で稽古。
ふふふ、ちゃんと英語訳だけでなく中国語訳も用意したんだもんね。
その後は、いつもの立ち飲み屋で♪
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今必要なのは、わんこたちとの散歩、なのかもしれない

2016-10-23 20:51:12 | 丹下一の泡盛日記

ブランチは、なめこそば。
気温が下がった朝、例によって布団蹴飛ばして寒くて目覚める。
風呂に入って目を覚ます。
直近の締め切りは全てクリアしたこんな朝は、たくさんの思い出が身体の奥からわらわらと蘇ってくる。
家中、掃除せんといかんなあ。
プレイバッカーズの「いじめ防止授業」プロジェクトが新しい局面にさしかかりつつある。
そのための動画編集作業に終日を費やす。
明日からは「Juliets, once upon a time?」と「ユーリ×ユーリ」の稽古二本立てだから、今のうちに。
これは誰にも頼めない作業だ。(今の段階では)
というのも、編集の技術を持っている人はたくさんいるのだけど、
このWSの内容を理解した上で3分にまとめることができるのは(自慢じゃないが)自分だけだろう。
これはかなり寂しいことだ。
プレイバックシアターの世界と演劇の世界は、日本ではあまりにも離れすぎている。
別の視点から見れば、これは興味深い現象でもある。

何種類かの玄米を混ぜ込んで炊いたのがカレーにあう♪
するべき作業を整理していくことで、心の整理も成り立つのかもしれないが。
本当に今したいのは、わんこたちとの散歩、だったりするなあ(T^T)
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両親の誕生日のお祝い

2016-10-23 10:46:18 | 丹下一の泡盛日記

体重を落としたためか朝から妙な空腹感。
食い過ぎだ。。。
午後は、プロフィール用の写真撮影。
何年ぶりだろう、更新するのは。
最初の頃は、オーディションでもカメラの前にどういるか、が本当にわからなかった。
周囲にモデルとなる人がいなかったからでもある。
見えだしたのは40歳を過ぎてプレイバックシアターに出会ってからだ。
本当に歩みののろい人生だ。

撮影を終えて都内の両親のところへ。
母は9月、父は10月の生まれで、二人のお誕生日のお祝いを。
二人の弟たちがすべてをアレンジしてくれる。
本当にありがたい。
馬齢を重ねるにつけ、家族のありがたさが沁みる。
だからこそ、舞台に邁進しなければ、と思う。
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作品が残る画家は、いいなあ。

2016-10-22 11:02:29 | 丹下一の泡盛日記
金曜日はお弁当を持って「お仕事」へ。
夕方、帰宅。
今週は火曜日の本番を含めて身体を使うことが多く、その疲れが抜けない。
帰宅してちょっと飲んだら思いの外アルコールが回り、寝落ち(-_-;
NHKでセザンヌのドキュメンタリーをみる。
多くの画家同様、認められないまま、どころか誹謗中傷を受けながら過ごした生涯。
それでも、画家はいいなあ、作品が残るんだもの。
当時、彼の作品をこき下ろした評論家たちは150年後の現代の評価に驚くだろうが、もちろん自分たちの評定を変えるほどプライドは低くないだろう(と信じている)。
「あんな画家は壁の前に連れて行って銃殺しろ」と叫んだという街の人も、変わらないに違いない。
と、思いたいなあ。
エリック・サティのことをぼろくそに書いた評論家もしかるべし。
大方の人々が「素晴らしい!」と叫んでも「自分だけは認めない」と態度を貫いてほしいものだ:)
夜、「ユーリ×ユーリ」のチラシデザインの打ち合わせ。
デザインの秋山さんは思いもしなかった作家の作品を持ち込んでくる。
自分が理解するまでに長い時間がかかるのだけど、結果できあがったチラシ、例えば「Hamlets/ハムレッツ」ver.3のものなどは、とても気に入っている。
今回も楽しみだ。


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