泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「Moonlight Serenade」が降りてきた

2016-07-31 16:16:25 | 丹下一の泡盛日記
朝方夢を見た。
実はここ連日プレイバッカーズと一緒の旅先、の夢を見ている。
パッキングしていたり空港で搭乗口に急いでいたり。
かばんのポケットから売上金入れた古い封筒が出てきたり。
正夢になってくれんかなあ。。。
そんな中、頭の中で勝手に「ムーンライトセレナーデ」が響き始めていた。
イメージがわいて飛び起きて、枕元のiPhoneで調べ始める。
すぐに気がついた。
25年くらいまえだけど「月光夜曲」=ムーンライトセレナーデ、という舞台に参加させてもらったことがある。
それでも今回のイメージはかなり異なる。
元になるジャズの名曲は中学生の頃、カセットテープに入れて時折聞いていた。
当時でも30年以上前の曲。
シカゴがカバーしたCD(ここからたくさんヒントをもらっているのだ)で聞いたのも1995年だったか。
そういえば、このCD発売のニュースはパリからモスクワに移動する機内の英字新聞で見たのだった。。。
そして、月というよりも「ツクヨミ」のイメージが降りてきている。

「ムーンライトセレナーデ」を何曲か購入して午前中に音源が完成♪
それにしても妄想している動きを誰がやってくれるのだろう。。。。

ランチは、とろろとぎばさの蕎麦。
美味しくできたのだけど一人で食べるのはつまらんなあ。
やっぱり一緒にご飯食べてくれるお年寄りでも募集しようかしらん。
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こんな夜はラムシュタイン♪

2016-07-30 21:55:36 | 丹下一の泡盛日記

気合いを入れたくなってくるとラムシュタ(テ)インのライブビデオをみる。
10年くらい前の南仏、ロンドン、横浜などの映像やCDをいくつも持っている。
彼らは旧東ドイツの出身のロックバンド。
「インダストリアル・パンク」というそうな。
まあ、そんな枠組みはどうでもよろしい。
自分の国も消滅し、旧共産圏の価値観も完全否定された。
そこから10年かけて立ち上がってきた人たちがロックをやっている。そのライブ映像だ。
1990年代のあの頃、ある年配の戦争体験者が共産圏が崩壊していく時に「国名から“人民=people"を削除することが民主化だというのか!?」と吐き捨てるように言ったことが忘れられない。
この人は別に共産党でも「非国民」だったわけでもない。
戦後45年間の「闘い」は何のためだったのだ、と本質的な問いがある。
ラムシュタインの2004年のモスクワのコンサートがいい。
もちろん、とても衣装の面積が少ない、かつてのピオネールを模したコーラスのお姐さんたちはとてもハラショーだ♪
ロシア語の歌詞だけでなく、かつて彼らが学校で習ったロシア語のMCも普通に入る。
東側だった人たちが自分を取り戻すためのコンサートだ。
東独出身で今のドイツばかりか世界中で評価されているバンドに、観客の感謝の気持が溢れているライブ。
そしてロンドンや南仏でのライブも美しい。
本人たちは例によって血だらけのメイクなんだが。
この気持ちを忘れてはいけない、と思う。
8月を目前にして戦争を忘れてはいけない、という番組が増えつつある。
それは大事なことだ。
その上で、と思うことがある。
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久しぶりにホールのお仕事

2016-07-30 19:33:33 | 丹下一の泡盛日記
今日は久しぶりにホールでお仕事。
2ヶ月ぶりくらいか。
「いつもの」メンバーとのお仕事はいいなあ。
だってみんなプロなんだもん。
素早い仕事が本当に素敵。
夕方本番終了後、片付けと明日の準備が40分で終了した。
こういうの大好き♪
もともと身体弱いから、ぐずぐずなんてできない。
暑い夏の夕方、だらだら歩いている余裕なんか無い。
倒れる前にさっさと帰宅。
帰宅して風呂に入り、晩ご飯まで30分だもんね。

来週はいつもの稽古場でセッションの後、仙台で稽古の予定。
それに備えて旅の本を読む。
これ、実は恒例。
旅行記、なんだけどその場の背景を徹底して掘り下げたシリーズ。
一昨日まではモンゴルを旅して、昨日からは山形に。
だんだん仙台に近づいている。
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麻布十番の蕎麦屋、いい感じ♪

2016-07-29 21:21:53 | 丹下一の泡盛日記

酸味と辛みがほしくてこうなった。

今日も都内に打ち合わせに。
麻布十番、久しぶりだ。
お稲荷さんにお参りしたら宗像三女神も一緒に祀られているのに気がついた。
由緒ある「場」だ。
以前はわからなかった。
麻布十番の街が、なんだかブルックリンぽくなっている。
古い建物をその雰囲気を生かして改装した店が多くなっているからかな。
初めてのエリアで蕎麦屋に気がつく。
先日の成城学園前の蕎麦屋の「たぬき」は750円以上もしたが、ここのは500円。
時間に余裕もあり小腹もすいていたので、ついつい食べてしまう♪
手打ちの素敵な蕎麦も好きだけど、こういうのは別物で。
小腹がすいた時に軽く食べるのがいい。
ラーメンもそうなんだけど、食べるまで並んだりなんてのは面倒だ。
新宿・落合のアパートの近くの小さな蕎麦屋の450円のたぬきをコップ酒すすりながら飲むのが好きだった。
明日は久しぶりにホールでお仕事♪
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活字モードにシフト

2016-07-29 09:16:35 | 丹下一の泡盛日記

お土産にクイーンのビールをいただいた。

昨日午後、人と会いに出かけたのだけど、お目にかかって最初のご挨拶で声がひっかかって妙な発声に。
商売柄恥ずかしかった。
気がついてみれば、この日はじめて声を出したのだった。
一人暮らしだし電話で話すこともない(メールばかりで)。
声を出す機会がないのだ。
そのうち部屋でテレビに向かってぶつぶつ話しかけたりするようになるのかもしれない。
東京までの往復車中はずっと本を読んでいた。
何億と言う小さな花が風に揺れて香る草原!
モンゴルに行きたくなった単純な自分。
そして、映像から活字モードに戻りつつある。
どうもテレビの映像は自分の脳の演劇的なイマジネーションの部分にほとんど刺激を与えてくれないことがわかっている。
「情報」として取り込んでいる。
最近ではロッキード事件のドキュメンタリーと西馬音内の盆踊りが印象深かった。
そしてこの「映像」モードと「活字」モードは交互にやってくる。
気がついてみれば7月も終わろうとしている。
そろそろ本気で秋の台本(たち)に向かい合わねばならない。
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忌野清志郎ライブ映像に一人で興奮♪

2016-07-27 20:53:44 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は、録画しておいた忌野清志郎武道館ライブを一人で見て勝手に盛り上がっていた。
「僕の好きな先生」は小6の時、長崎で聞いた。
「雨上がりの夜空に」以後は、20代で四畳半のアパートで聞いていた。
あのカセットテープ、どこにいったかなあ。
そして、「懐かしい」ではなく「やっぱりいい!」、なのだ。
アンコールの後で、一人ギターを持って立つなんてかっこ良すぎだぜ。
アメリカの2大政党の大統領候補選出のイベントを見ていても歌手や俳優が応援演説。
それぞれの政治的立場を明確にしている。
日本では「お座敷の芸者はだまって踊って酒ついでりゃいい」なんだろう。
もちろん芸人の性根の世界も知っているつもり。
そして「ロックフェスに政治を持ち込むな」は、本末転倒だろう。
だってロックだぞ。

北京からのお土産のお裾分けの桃が美味しい♪
そして相模原の障害者の施設で起きた大量殺人を「なぜ?」という声に「なぜ?」と思う。
必ず起きるだろうと思っていた。
企業の論理で国家を運営するならば、こうなる。
そして北朝鮮の首都には障がい者がいないそうだが、同じ体制を目指す政府の元では勝手に先走る人が出てくるのだろう。
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ロンドン五輪開会式あらためて見た

2016-07-26 20:29:02 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は幸せに爆睡。
ちょっと一息ついた。
そしてこれから秋までの稽古日程をイメージ。
やるべき細かいことをざくっとクリアしたら夕方に。
野菜たくさん食べたくて。

調べ物をしていたらスパイスガールズにたどり着き。
そしてロンドン五輪開会式のパフォーマンスを改めて見た。
なんか涙が止まらない。
ぼろぼろと流れ出て来るのは何故だ。
嬉しいのと、悔しいのと、ペア。
英国なりの歴史に裏打ちされたパフォーマンスにジェームスボンドから女王本人まで登場する。
ジョンレノンのイマジンも。
こんなパフォーマンス、日本で誰が演出できるんだろう。
思いもつかない。
だって「大学から文学部無くそう」という国なんだもの。
技術(ハード)を動かすソフトもハードのうちだと思っている。
本当のソフトは人間の感性の中にある。
東京五輪をやるにしても開会式で大恥かきたくない。。。
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かながわ民俗芸能祭の打ち合わせ

2016-07-26 12:20:54 | 丹下一の泡盛日記

月曜日は毎年12月に開催されている「かながわ民俗芸能祭」の下見打ち合わせ。
参加していただく各団体の方たちに劇場をみていただき、仕込みの打ち合わせも。
もちろんメールなどで打ち合わせは進行していたのだけど、この日を迎えるとスイッチが入る。
夕方までをホールで過ごし、演出担当のNさんとビール飲みつつ簡単な打ち合わせ。
大学の演劇学科同期の2人でこの仕事を担当できるのは本当に幸せなことだ。
彼は民俗芸能を映像で記録する仕事も長くやっていて新聞社主催の映画賞も受賞している。
それでも民俗芸能に関わる「お仕事」はどんどん少なくなっているのが事実。
そんな中で踏ん張ってきた彼に新しい展開が訪れようとしていることを聞き本当に嬉しかった。
ので、もう一軒♪
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演劇ワークショップDAY2

2016-07-26 11:47:09 | 丹下一の泡盛日記

日曜日は横須賀で演劇ワークショップの2日目。
最初に輪になって座ってもらうと人数が事前情報よりも少ない。
こりゃ深い方向に行けるぞ、とプログラムを速攻で組み直す♪
午後はミュージックトレーニングでがっちり汗をかいて短いヨガで集中。
12分間溶けてもらったのだけど、みんな美しい溶け方をするんだよなあ。
最後は、高校生にはかなりはじめてな体験のエチュードまで持っていってしまった♪
それでもとてもよかったのフィードバックをたくさんいただいたのは「珍しきは花」だからかな。
無事終了して演劇連盟の人たちと打ち上げへ。
沢山動いてカロリー使ったからか、ビールが入る入る入る♪

帰宅してからもご褒美ビール(^o^)/
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三浦半島演劇祭で演劇ワークショップ

2016-07-24 07:27:58 | 丹下一の泡盛日記

週末は、横須賀市などが主催する三浦半島演劇祭の特別企画で演劇ワークショップ。
昨年に続く2回目。
高校生が大半の中に大人も交じる混成チーム30人ほど。
休憩含む6時間枠なので、かなりやりがいがある。
実際、昨年も楽しい時間になり、今年もお声がけいただき楽しみに待っていた。
といいつつもプレイバックシアターとはゴールが異なるので参加者のお顔を見てから、例によって路線変更!
終日を楽しく過ごさせていただいた。
今回、興味深かったのは昔話を演じてもらうエクササイズ。
各小グループがストーリーをアレンジして上演した。
鬼が島の鬼が金貸しだったり、男子が演じたシンデレラに継母たちがひたすら「ブス」と言い続けたりする。
もちろんエッセンスは変えていない。
かえって彼ら(高校生だけでなく大人たちも)の「エッセンス」が見えてくるようで、時折心が痛くなりつつも非常に興味深くみた。
からだもがっつり動かして汗もかいてすっきり。
ワークショップの後は開会式に。
高校生たくさんなのでカルピスで乾杯した。。。
帰宅して、風呂に入り、とにかく寝た。
そして、眠っている間にたくさんイメージがわいてきたので、今日のメニューはこれからブラッシュアップ♪
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