泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

天女神楽の稽古がスタート

2009-11-18 12:30:08 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、出演者のほぼ全員が揃って「天女神楽 その6」の稽古。
 寒いのでゆっくり体をほぐしていくが、すぐにみんないつものペースに。
 稽古してんだかどんちゃん騒ぎで遊んでるんだか。
 久しぶりで忘れてしまっているところもたくさんあるが、それもまた楽しくて、笑いっぱなしの稽古だった。
 終了後、寒いのでずっとお湯割り♪
 流星群をみに出たが、寒いのでひっこんでしまった。
 音楽家のつなちゃん(綱澤僚)は3時頃、かなり流れるのをみたそうだ。
 彼は今、紫帆さんの曲をオーケストラバージョンにアレンジ。レコーディングの音がスタジオから聞こえてくる。
 さすが、いい感じだ。

 今朝、光り輝く海をみながら起き出してちょっとお仕事。
 2階でどらがじゃんじゃんとなり、広い天女座のあちこちから皆が集まってきて朝ご飯。
 ああ、またこの幸せな時間が始まった、と思う。大事な仲間との楽しいお祭りの時間。
 8年前の「じょふくさん」の時の手探り状態から思えば、今では自分が言わなくても周囲がどんどん進めてくれるのがありがたい。
 自分も自分の役割をきちんと果たさねばならない。
 そして、終了後にはご褒美の時間が待っている。
 なんて幸せなんだろう♪
 
 午前中に車3台連ねて市役所へ。記者室で衣装をつけて記者会見。
 きらびやかな集団がぞろぞろとエレベーターに乗っていくのをあぜんとみつめる職員の方々。
 つなちゃん、某外国有名オーケストラも指揮したことがある音楽家だが、友人の俳優にもらったヤクザの衣装が似合い過ぎ。
 同志社大学の学生で参加するAちゃんも記者の質問を受けていた。

 さて、今夜も思う存分遊ぶために、これから台本に手を入れていきます。
 
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寒雲さんメジャーデビュー

2009-11-17 13:22:16 | 丹下一の泡盛日記
昨日、寒雲さんと打ち合わせ。彼女は今月、メジャーデビューした。
池袋の東武百貨店のCDショップにずらりと彼女のCD「月の離宮」が並べられている。
台湾でデビューしてからアジア各地での長いキャリアを持っている寒雲さん。
自分とも10年を越えるおつきあい。リサイタルの演出をさせてもらったこともある。
そんなご縁で自分は彼女がシンガポールでロックバンド黒豹と出したアルバムも持っていたりするのだ。
1月、拠点の小松と金沢で新しいスタートを祝してコンサート。その中で「月の離宮」をイメージした小さな舞台を創ることになった。

今日から熊野・天女座へ。
娘2に朝ご飯食べさせて、一緒に家を出る。
名古屋駅から弥富へ。入院している天女神楽の最高齢出演者のFちゃんのお見舞いに。

Fちゃん、けっこう重いのだが食欲はあるとか。この病院は食事がとてもよい、と。
好きなもの何食べてもいいと言われているそうだ。
部屋には神楽の写真が飾られていた。
「ああ、また天女座でどんちゃん騒ぎがしたいわあ」。
さすがFちゃんだ。(80歳越えてます♪)

三重出身のお医者さんや看護士さんで天女神楽のことを知っていた人が何人かいたそうだ。
「熊野市ですごい舞台やってる人たちがいるって聞いたことがあります」とか。
Fちゃん、とてもプラウドな気持ちだったそうだ。
うれしいな。
そしてFちゃんに天女神楽に出てくれた御礼を伝えることができてよかった。

名古屋駅で南紀に飛び乗る。
ぽん(水木菜花)ちゃんと合流。
彼女もぎりぎりだったのに自分が忘れた本を買ってきてくれた。心強い。
素敵な仲間たちがぞくぞくと熊野へ集合しはじめている。
今年は同志社の学生も2人出演。
空はあいにくの雨模様だが心は温かい。
そして、わくわく♪

今週はイーウーマンの円卓会議に出演しています。
現在第1位!
http://www.ewoman.co.jp/
皆様のご参加をお待ちしています。
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誰が来たのかなあ?

2009-11-16 13:38:31 | 丹下一の泡盛日記
 週末泊めてもらった友人宅にはシャロンちゃんという美しいビーグルがいる。9歳だというが年齢よりずっと若くみえる。
 人懐っこくてたくさんなめてもらった。
 そのせいなのか、なんなのか。

 朝早起きして娘2のお弁当を作り朝食も用意。送り出してからちょっとだけ朝寝をしたら「夢」をみた。
 というか自分が寝ているベッドの横にだれかが体重をかけたような傾きを感じてぼんやりと目が覚めた。
 それはかみさんほど重くはなくといって豆太郎ほど軽くはない。
 だが目が覚めるくらいあきらかに傾いたのだ。
 2階への階段には犬用に柵があるが閉め忘れて犬たちがわーいと入ってくることもよくある。
 最初はアリーシャかと思っていたら、違った。 
 犬が自分の顔に鼻を近づけてふしゅふしゅとにおいを嗅いでる。だが実体はない。
 そしてこのかぎ方は今は裏庭に眠っているドラゴンそっくりだ。
 目を開けようかまよったが、あけると消えてしまいそうでじっとしていた。
 そしてすぐに「気配」は消えてしまった。犬たちがベッドから降りる時の足音はしなかった。
 なんだったんだろう。
 
 明日から天女座に入る。いよいよ天女神楽の本番。年に一度の大きなお祭り。
 これから自分との戦いが始まる。楽しみだ。
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名古屋でご褒美の時間

2009-11-15 19:15:11 | 丹下一の泡盛日記
 帰ってきました名古屋から。

 昨日、結構降ってる雨の中二つのごろごろケースをひきずって駅まで歩く。意外に風邪が強くて傘が役に立たない(T.T)、ので、コートのフードをかぶり歩く。
 駅でずぶぬれのコートを脱いで電車に乗ろうとしたら、靴が滑ってホームと電車の隙間に足を突っ込んでしまった(-_-;;

 名古屋はプレイバッカーズの公演。名古屋市男女共同参画推進センター「つながれっと」でDV問題のパフォーマンス。
 当然自分は暴力夫の役。4本連続で。
 妻役のくみちゃん(佐藤久美子)を包丁で刺し、子ども役のえりちゃん(高橋江利子)を殴る蹴る。最後には酒乱のお父さんも。
 さすがにすごい話ばかりだったが、きっちりやらせていただきました。

 うれしかったのは名古屋在住の大学の同級生が夫妻で駆けつけてくれたこと。そして天女神楽のメンバーでもある写真家のほりぴょん(堀部正枝)やNYのプレイバックスクールの同級生Cがたまたま来日していて大阪から来てくれたこと。
 C以外は3人ともはじめてみたプレイバックシアター。
 ありがとうございました。

 その後、Cも伴って同級生推薦の居酒屋に。
 ここが大当たり♪
 何を食べても美味しいとはここのこと。
 そして、翌日(今日)家に帰るだけの日なんてめったにない。そんな日に本番があり成功して大事な友人たちに囲まれて美味しいお酒と料理、なんて幸せすぎる。

 突き出しの自家製ごま豆腐からして「!」。お刺身も「♪」。そして、わしエビの殻の揚げたの大好きだって知ってたんですか?
 最後に出てきた金目の煮付けが最高。
 昔ならご飯頼んでこのおつゆを全部ぶっかけてかき込んだな。
 同級生には目玉をゆずり、自分はほおの肉をもらった。
 ベジタリアンのCのために即席で創ってくれる料理も素晴らしかった。
 
 その後同級生の家に移動して飲み直し。奥さんとももう20年以上のおつきあい。
 プレイバックシアターの感想など聴く。二人の目線は正確でさすが、と思う。
 ちなみに今娘2がステージで使っているギターは元々は彼が自分にプレゼントしてくれたものだったのだ。
 成長した子どもたちをみてびっくりしたり楽しい夜はふけてゆく。

 そして、白状しますが、わたくし、「入浴時間が長過ぎる」と不審に思った元看護師(じつはかみさんが働いている学校出身)の奥さんに風呂場でレスキューされてしまいました。ありがとうございます。。。

 今日は彼ら推薦の徳川美術館をCと見学。
 家康が着ていた辻が花染めの着物などみることができて興味深かった。
 また戦国時代の(自分には)奇抜に見えるデザインの甲冑もたくさん。自分的には熊のしっぽがぴんとたったかぶとがお気に入り。
 一緒に庭園も歩く。空が晴れ渡って気持ちがいい。
 
 名古屋駅でCと遅めのランチ。ベジタブル・カレーとコーヒー。昨日のパフォーマンスや昨年彼女が来てくれたオークランド(米・カリフォルニア州)での公演について話す。アートの話は楽しい。
 近いうちにまた会おうね、ときゅうきゅうハグして別れる。彼女は大阪へ.自分は横浜へ。

 先ほど無事帰宅。
 わんこたち大喜び。
 火曜日からは名古屋経由で熊野に入る。その前の本当に素晴らしいご褒美の時間だった。
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小学校でプレイバック

2009-11-13 23:16:32 | 丹下一の泡盛日記
 昨日の某イベントでのロールプレイ、久しぶりにどきどきしたが楽しい時間だった。
 というのも一応コンテストなので、演技に「差」があってはならず平等に、公平にがまず大事。そして必ず言わなければならないこともあってそれなりに緊張するのだ。
 そして昨年に続く相手役(妻役)の方がとてもいいエネルギーを出してくださるので本当に助かる。
 舞台に向かって行くときに自然にエネルギーが高まっていく。舞台に立ってしまう人種が持つこのオーラが高まっていく瞬間は実に美しいと思う。(あ、元々美しい方なんですけど)
 また来年も来るといいな,この仕事♪

 今日は早起き、小金井の小学校でプレイバックシアターの本番。
 6:30に目覚まし時計が鳴る。かみさんが「時間だよ」と止める。。。で。
 はっと気がつくと7:30。出かける時間! 
 遅刻だあああ。本番なのに!
 シャワーを浴びて家を飛び出す。
 コンダクターのくみちゃんに駅からメール「ごめん遅刻! 9時57分到着予定」。
 満員の電車に揺られ品川、新宿で乗り換えて、と、くみちゃんからメール。
 「集合11:30だよ。。。」
 この時間に間に合うために乗る電車の時刻を昨夜酔っぱらって集合時間と間違え、もう一度検索しなおした電車に乗ろうとしていたのだ。

 「遅刻」のおかげで集合1時間半前に到着。
 駅前のドトールに。
 おかげで梅原猛の「天皇家の”ふるさと”日向をゆく」を読了。
 面白かった! こないだの宮下文書もすごかったが、こちらもすごい。
 天女神楽のメンバーにこの内容を早く伝えたいな。
 
 小学校で給食をいただいて(美味しかった♪)午後90人の小学5年生の前でいじめ問題プレイバック。
 自分はミューシャンだったが声の参加も何回か。
 終了後、そのまま原宿の現場に向かったが、残ったメンバーによると先生方に絶賛されたとか。
 かなり問題がある学年で,アンケートにもすごい言葉が並んでいた。だから覚悟して取りかかったが、ひとまずはよかった。

 原宿の現場を経て逗子へ。30分遅れて入場。なぎさホールで芝居をみる。
 地元の劇団をはじめてみた。

 ようやく帰宅して風呂浴びて、さて、これからイーウーマンの原稿。
 来週、円卓会議の議長を熊野から務めます。
 みなさまの参加を心よりお待ちしています!

 そして、明日は朝の新幹線で名古屋へ。つながれっとで14:00からプレイバッカーズの公演。
 大学時代の同級生、カリフォルニアから来日しているスクール同級生Cと1年ぶりの再会だ。
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打楽器の師匠に会う

2009-11-12 12:08:17 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、横浜のオオハラホールでうろの響きの伊藤創さんと純子さんの2人の舞台をみた。出し物は宮沢賢治の「よだかの星」と「なめとこ山の熊」。
 一人が演じるともう一人が楽士で様々な楽器を演奏するという趣向で楽しく拝見。2人とも達者に動き語り演奏していく。
 大人から子どもまで楽しめる舞台だ。
 終演後の宴会で創さんが「演劇じゃなくて芝居なんだ」と語っていたのが印象的だった。
 もっと多くの人に触れてもらいたい芝居だ。

 客席の中に打楽器奏者の橘政愛さんご夫妻がいた。ものすごく久しぶりにお会いした。終演後の宴会もご一緒。
 橘さんとは1985年の「桜の森の満開の下」から様々な舞台をご一緒させていただいてきた。
 「叩いて音が出るものは全て打楽器となる」というのが彼のスタンスで、金属、石、紙、木をはじめ水も楽器の一つだった。

 岐阜公演に行ったとき昼間、長良川を見に出かけた。
 と、橘さんが河原の石を拾って川に投げ入れ始めた。
 ぽちゃん! と音がする。いくつか拾って時間をずらして投げ入れると、ぽちゃん、ぽちゃ、ぽぽぽ、ぽちゃん、という具合に素敵な「音楽」になった。

 85年から10年上演した「建礼門院」では横にいて楽士としてサポートさせていただいた。
 「音楽は結局は全部雑音だから,これ以上の余計な雑音をださずに演奏すべし」など忘れられない言葉がたくさん。
 なので(ご本人はお嫌だろうが)こちらでは勝手に師匠だと思っている。 
 今、プレイバッカーズでミュージシャンとして舞台に立てるのも橘さんのおかげだ。
 
 今日はこれから某イベントでロールプレイのお仕事。スタッフの方はもちろん相手役の方も含め、いいエネルギーの人たちと仕事をするのは幸せだ。こちらも気持ちがぴしっとする。楽しみだな♪
 
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ベルリンの壁崩壊から20年

2009-11-11 17:14:51 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、一通り仕事を終えて家の中に一人。一杯やりながらキーボドのピアノを弾きまくり。
 13日(金)の小金井小学校ではミュージシャンだし、くみちゃん(佐藤久美子)のドリプラのプレゼンに音楽つけてほしいと言われている。紫帆さんだったらささっと済ませちゃうんだろうけど、こちらはそうはいかない。
 指が全然動かない。こないだの江ノ島までピアノに触る機会がほとんどなかったからな。
 それでもピアノに触っているのは楽しい。自分なりの音がいくつも生まれて消えて行く。
 特に記録はしない。この感じがつかめていれば録音も何とかなるだろう。

 ベルリンの壁の崩壊は新宿の四畳半でテレビでみていた。仙台に役者が一緒で乾杯した記憶がある。
 あれから20年たったわけだが、まさか逗子に引っ越して結婚までするとは夢にも思っていなかった。
 当時は毎日新聞の縮刷版のインデックスを作る仕事をしていたので、旧共産圏の激動の季節は本当に大変だったがやりがいもあった。
 その後1997年にはじめてベルリンに行った。
 ブランデンブルグ門を普通に歩いて通り抜けて旧東側のベルリーナアンサンブルでハイナーミュラーの「ゲルマニア3」をみた。
 門を抜けるときはやはり感慨深いものがあった。
 そして「ゲルマニア3」も忘れられない舞台の一つだ。
 ドミノ倒しの最初の一押しはワレサ元ポーランド大統領だったとか。なるほどね。
 そして新聞で読むいくつかの裏話。
 やっぱりシェワルナゼ(元ソ連外相、元グルジア大統領)って筋が通っている感じがして今でも好感が持てるな。

 午前中、大雨の中、浜中ホールの下見・打ち合わせ。今月27日のサンコファさんのプレイバックシアターの公演に客演するのだ。
 野口英世さん関連の検疫所あととは知らなかった。
 素晴らしいホールだ。駅から遠いのが難点だが、一見の価値があります。

 夜、これから久しぶりに「うろの響き」の伊藤夫妻の公演をみにいく。10年ぶりかな。楽しみだ♪
 
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こもれびホールで稽古

2009-11-10 01:25:03 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜はこもれびホールで市民ミュージカルのお稽古。
 終了後、演出の井村さんと日本舞踊担当の花柳輔礼乃さんと振り返り。この3人、もう20年近くの付き合いだ。
 一緒の舞台もお仕事も数知れず。
 昨日の稽古、参加者は一般市民なのだが花柳さんの振り付けを観ていて「いいなあ」と思う。
 というのもプロがやっても素敵だろうが、お素人がやってもちゃんとそれなりに仕上がる振り付けになっている。本番が楽しみだ。

 池袋から湘南新宿ラインに乗る。戸塚で乗り換えて東逗子、のはずが気がつくと横須賀!
 戸塚まではPC立ち上げて仕事していたのに、いったいなぜ!?
 横須賀駅からタクシーで帰宅。ああ、ただでさえ苦しい今月なのに、どうしよう(T.T)

 帰宅してシャワー。台所で明日の娘2のお弁当のおかずを仕込む。
 シラスおろしに焼酎のお湯割りを持って仕事部屋に。なんか実家にいた学生の頃みたいだな。
 夜中、台所でつまみと酒を仕込んで部屋に入っていた♪

 あの頃の「部屋」は本やレコード(CDじゃないよ)と向かい合う「籠る」場所だったが、この仕事部屋は2台のPCと一緒に世界中の仲間と連絡しあう場所だ。
 PCにも携帯にもあちらこちらから連絡が入る。地球は本当に狭くなった。素敵な時代になったと思う。
 この頃、日本の若者は海外に行きたがらないとか。
 つまんない野郎どもだ。日本が世界から取り残されようとしているのも仕方がないな。
 わしはもっともっと自分の目で観てみたい。聴いて体験して味わってみたい。
 知らない人と出会いたい。
 とりあえずは目の前のお湯割りとしらすおろしを味わって眠ります。
 
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韓流ドラマでレッスン

2009-11-09 14:50:38 | 丹下一の泡盛日記
 いつの間にか11月もこんなに過ぎている。気がつかなかったってわけじゃないんだけど。

 韓国語学習にはまっているかみさんは毎週かなりな韓流ドラマのDVDを借りてきては片っ端からみている。
 彼女はクラスに通うだけでなく電話レッスンなるものも受けていて、近頃では自分などはもう何を話しているのかさっぱりわからない。
 ドラマを見ながらも台詞をやたらと反復するのでうるさいことこの上ない。
 ま、これはお互い様で、自分もかつて色々な国の言葉に挑戦したときには同じことをさんざんやったし、今もやっている。

 30年以上も前、将来中国が世界の中で大国になり中国語が必要とされる時代が来ると思って北京語を習ったが子音の発音の難しさに挫折した。
 今、再び向かい合わねばと思っているが、それよりも広東語が目前に迫っている。

 かみさんと観たのは「コーヒープリンス1号店」というラブコメディ。
 生活のあちらこちら、ふとした会話のはしに韓国をなつかしく思い出す。
 韓国は10回以上でかけていて、ソウルや釜山だけでなく水原(スウォン)、チュクサンなんてところにも行ったことがある。
 母方の祖父母が戦前に朝鮮半島で暮らしていたことがある、と聞いていたので先日の50回忌のおり「どこだったの?」と叔父に訪ねたところ「水原」と応えられて驚いた。
 祖父は警察で柔道の教師をしていて、中途で退職して帰国。都内で小さな柔道場を経営していた。
 常々「朝鮮は固有の素晴らしい文化をもっている。劣っているなんてとんでもない」と家族には話していたそうだ。

 水原は国際演劇祭のスタッフやかみさんと民俗村、また子どもたちも連れて、と何度か行ったことがある。
 今となってはどのあたりに暮らしていたのか知る由もないが、ちゃんと導かれて行ったに違いないと思っている。
 いつかまた行くこともあるかもしれないなあ。
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イーウーマン講演者養成講座の仕事、大好き

2009-11-08 16:58:04 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は終日プレイバッカーズの稽古。5年在籍したメンバーが退団することになり先週からそれをゆっくりと扱ってきた。
 とりあえず彼女にとって最後の稽古となるので、そのためのメニューが組まれる。
 自分たちがまず最良の状態にいないといい仕事にならないと確信しているプレイバッカーズでは、こういうテーマは慎重に扱っていく。退団する彼女のためであるのはもちろんのこと、彼女が去ってしまった後の自分たちのためにも大事な時間だ。

 終了後、みんなで会食。いつもの美味しい中華料理屋。美味しすぎて食べ過ぎ飲み過ぎ♪
 実はもう一人休団するメンバーもいて、2人を連れて2次会に。
 突然彼女から「転形劇場が好きで」なんて話が出て、おい知らなかったぞ、そんなこと。
 べろべろの酔っぱらいで帰宅。

 今日はイーウーマンの講演者養成講座の担当日。朝からわくわく。
 大好きなんだ、この現場。受講生たちがみんな前向きで一生懸命。
 イーウーマンのスタッフの方たちもさくさくと動いていてかっこいい。
 こちらも全力で立ち会う。つまり、リラックスして受講生のエネルギーに深く集中。
 終了後「こういうの毎週やってほしい」と言ってくださる方も。ぜひ、毎週やらせていただきたいです♪
 
 終了後は原宿駅まで歩く。一駅歩くことでクールダウン。
 この道もそれこそ転形劇場の「小町風伝」を観るためにはじめて銕仙会(まだ古い建物の時だった)に行ったときからだから30年は歩いているな。などと思いつつ、行き交うおしゃれな人たちを眺める。
 これからふらりとどこかに出かけていきたい気持ちがないわけではないが、講座の後はいつも真っすぐに帰宅するのはなぜだろう。
 シャワーを浴びて体重を量ると69.8キロ! やっぱり昨夜食べ過ぎ,飲み過ぎだ。
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