泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ベルリンの壁崩壊から20年

2009-11-11 17:14:51 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、一通り仕事を終えて家の中に一人。一杯やりながらキーボドのピアノを弾きまくり。
 13日(金)の小金井小学校ではミュージシャンだし、くみちゃん(佐藤久美子)のドリプラのプレゼンに音楽つけてほしいと言われている。紫帆さんだったらささっと済ませちゃうんだろうけど、こちらはそうはいかない。
 指が全然動かない。こないだの江ノ島までピアノに触る機会がほとんどなかったからな。
 それでもピアノに触っているのは楽しい。自分なりの音がいくつも生まれて消えて行く。
 特に記録はしない。この感じがつかめていれば録音も何とかなるだろう。

 ベルリンの壁の崩壊は新宿の四畳半でテレビでみていた。仙台に役者が一緒で乾杯した記憶がある。
 あれから20年たったわけだが、まさか逗子に引っ越して結婚までするとは夢にも思っていなかった。
 当時は毎日新聞の縮刷版のインデックスを作る仕事をしていたので、旧共産圏の激動の季節は本当に大変だったがやりがいもあった。
 その後1997年にはじめてベルリンに行った。
 ブランデンブルグ門を普通に歩いて通り抜けて旧東側のベルリーナアンサンブルでハイナーミュラーの「ゲルマニア3」をみた。
 門を抜けるときはやはり感慨深いものがあった。
 そして「ゲルマニア3」も忘れられない舞台の一つだ。
 ドミノ倒しの最初の一押しはワレサ元ポーランド大統領だったとか。なるほどね。
 そして新聞で読むいくつかの裏話。
 やっぱりシェワルナゼ(元ソ連外相、元グルジア大統領)って筋が通っている感じがして今でも好感が持てるな。

 午前中、大雨の中、浜中ホールの下見・打ち合わせ。今月27日のサンコファさんのプレイバックシアターの公演に客演するのだ。
 野口英世さん関連の検疫所あととは知らなかった。
 素晴らしいホールだ。駅から遠いのが難点だが、一見の価値があります。

 夜、これから久しぶりに「うろの響き」の伊藤夫妻の公演をみにいく。10年ぶりかな。楽しみだ♪
 
コメント
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