泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ちょっと風邪が入っている

2009-11-07 08:55:38 | 丹下一の泡盛日記
 写真は昨夜のかみさんの晩ご飯。

 今朝の体重は69.0キロ。

 毎年、もちろん風邪が体内に入ってくるのを感じる。そして、寝込むことは無い。
 今もけっこうきてる感じだがインフルエンザだったらとっくに高熱出しているだろう。
 なのでいつものように野菜たくさんのスープを数種類。梅干しや生姜、にんにくも摂る。その分体重に反映されたのだろうがまあ、これはかまわない。
 お酒も飲もうかと思っていたががまん。おお、これで3日間抜いたぞ。
 そして朝は風呂に入ってからだをゆっくり暖め、汗をかく。

 だって今日はプレイバッカーズの稽古。夕方まできっちりしてないといけないんだもん。

 新宿の四畳半で一人暮らしの頃、秋になると決まって風邪をひいて倒れていた。
 年に一度のドック入りみたいなもんで。
 なじみの医者に行くと「あ~丹下さんはまず点滴ね」。
 栄養失調の子どものようだった。
 細かったしろくなもん食べてなかったからなあ。
 もちろん毎日楽しい日々だった。
 そのアパート「静荘(しずかそう」が取り壊されるとき、アパートの木製の表札をもらってきて部屋に置いてある。

 先日、歌手の寒雲さんとも話した。今は家も車も(ローンを払い続けているが)持っている。昔に比べたらものすごく贅沢になっている。自分の生活はシンプルだけど。
 そして、もし何かがあって4畳半暮らしに戻ったとしても自分は問題ない。いつだってやりたいことはたくさんあってそちらに目が向いているから。
 彼女も、自分もまったく同じだと言っていた。違うのは彼女はそのためにも子どもにも苦労させていること。自分は相当に甘い。いかんねえ、これじゃ。
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「Hero」面白かった

2009-11-06 11:24:38 | 丹下一の泡盛日記
 今朝の体重は78.9キロ。昨夜はアルコール・フリー、2日目。
 これじゃあまるで減量日記だな。

 昨夜、かみさんにひきずられてDVDで「Hero」という日本のテレビドラマを見た。普段テレビをみないのでよく知らなかったが、以前、飛行機の中で映画版をみたことがある。
 なかなか面白かった。エンターテイメントとして楽しんだし、キムタクってかっこいいなあ、と素直に思った。
 裏側のメッセージも感じつつ、映像の演技ってなんだろうとも考える。
 自分だとこういうものはまず見ることが無いので、かみさんに感謝だ。
 
 映像ものはかみさんとまったく趣味が違う。彼女にとって映画やテレビは全くのエンターテイメントで、楽しくないと嫌。悲しすぎたりつらいのも駄目。
 もちろん彼女がプレイバックシアターの世界に立つ時は、人身売買などの悲惨なストーリーにきちんと立ち向かっていく。先日のスクールで父親が幼い娘を性的に虐待するシーンを創った時もぞっとするような場面を演じてくれた。

 「Hero」を観た後に様々な話をしたが、全く違った角度からの視点を聞かされるのがうれしい。松たか子が出ているので、お父さんの幸四郎(当時染五郎)をはじめて見た鈴木忠志演出の帝劇ミュージカルのことも思い出す。
 彼女には歌舞伎役者の名前なんてちんぷんかんぷん。だって「カンタベリー物語」で育ってるんだから当たり前か。(すみませんわしこれ読んでません)
 アートの話をするとき、自分が一方的に話すのをただうなづいて聞いてくれるなんてつまんない。

 昨日の新聞に某証券会社がかつて多面体で各方面が輝く「ダイヤモンド」を目指していたのに、一色に染まったつるつるのボールになってしまっていた、という話が出ていた。
 一人の強力なリーダーに率いられる組織は一瞬成功を収めるが、長くは続かないと思っている。
 プレイバッカーズが素敵だと思うのは、まったく違う立脚点を持つエネルギーの強いメンバーたちが一つのチームを構成することに成功しているからだと思う。
 もちろんこれはそういうビジョンを持ったリーダーのおかげだ。

 そして、ふと昔のことを思い出す。18歳で入った最初の劇団の頃。否定や批判に満ちていた自分。
 たくさんの人を裏切って傷つけてきた過去に思いを馳せる。死ぬまでにもう一度会いたいと思う人もいる。
 会えるかな。会いたいなあ。
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14日は名古屋公演

2009-11-05 08:47:03 | 丹下一の泡盛日記
 今朝の体重は69.6キロ。

 昨夜、久しぶりにアルコールを抜いた。
 このところ量がとても増えていて完全にアル中状態だった。ちゃんと体が「今日は抜きましょう」と言ってくれる。
 だが、寝付けない。
 ベッドに横になって3秒後にはいびきをかいている、とよく言われるのだが、しばらくもんもんとする。

 子どものころも寝付きが悪かった。
 親から布団に入れと言われた後も眠れずに、ふすまの隙間からもれる隣室の明かりで本を読んでいた。
 それは子ども向けにアレンジされた「西遊記」や「水滸伝」、「三国志」。わし、あの頃から「中国」に縁があったんだな。

 来週末14日(土)に名古屋男女共同参画推進センター「つながれっと」でプレイバッカーズが公演します。
 女性への暴力をなくすための即興劇
 「観て、感じて、考える ドメスティックバイオレンスの構造」
 14:00~16:00 交流ラウンジ 参加費1000円(事前申し込みが必要です)
 詳細は、http://www.tsunagalet.city.nagoya.jp/lecture/2009_006.html 
 こちらをご覧ください。
 皆様の参加をお待ちしています。

 以前、DV法が施行されたとき静岡県の仕事でパフォーマンスした。
 もちろん(?)DV夫の役がふられた。
 椅子をぶん投げ、妻役のくみちゃん(佐藤久美子)の髪をつかんで首絞めた。
 といってももちろん椅子は外れるように狙って投げたし、ちゃんと痛くないように大事に扱ったもん。
 そして以来、DV関係というと自分の出番になり、なぜか暴力夫の役がふられる。
 これは喜び誇りに思うことなのだ。
 というのも本当に凄まじい暴力をみせてしまうとテラーはトラウマを再体験してしまう。
 だが弱すぎても「私が受けた暴力はそんなもんじゃない」と思う。
 悪役をきちんとこなすことが被害者のために大事なことだと思っている。
 自分の周囲でも様々な形での暴力を見聞きする。許せないことだ。

 終演後は名古屋在住の大学時代の同級生夫妻や大阪からやってくるアメリカでのクラスメートと晩ご飯。
 きっちりいい舞台にして、ちゃんとご褒美の時間を楽しむのだ♪
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富士山が好き

2009-11-04 23:09:53 | 丹下一の泡盛日記
 今朝の体重は69.9キロ。

 卒業後の進路に悩む娘1がやってくるので、その前に犬散歩。
 ありがたいことに今日はなんだかやるべきことが多い。散歩の最中にも仕事の電話。

 日が沈むのが早くなった。早めの散歩なのにもう沈んでいこうとしている。
 相模湾が青い。水も相当冷たくなったんだろう。
 右方向の丹沢三峰。中学生のときに歩いたことがある。ああ、また一人でリュック背負って山にでも入るか? 
 あっという間に寂しくなって戻ってくるだろう。

 富士山がくっきり。雪もかぶっている。
 やっぱり雪を頂いた富士山はいい。写真にすると小さいが実際はかなり大きく見えている。
 新聞に富士山の山小屋に新聞を届けている人の話が載っていた。1年間で100回は登るのだという。
 千日回峰行みたいだな。

 娘1と話す。悩みは深い。まあ、最後は自分で決めるしかないよね。
 その後、帰宅した娘2と久しぶりに4人で晩ご飯。
 家で4人で食べるのって本当に久しぶり。
 娘たちは食後もきゃあきゃあとふざけている。本当に楽しそうだ。
 
 この笑顔に助けられて自分との戦いは続く。
 
 
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魚は旨い

2009-11-03 23:12:24 | 丹下一の泡盛日記
 父方のルーツは鹿児島県の古い港町。じいさんとばあさんはここで育った。
 そして手に手を取って沖縄へ。
 これって駆け落ちってやつ!?

 昔、父親がことばもろくに話せない自分を連れて墓参り。
 その頃、魚を食べられなかった。
 この町はもちろん新鮮な魚で有名。すぐ近くにはカツオの漁港も。

 親戚がてんこもりのカツオの刺身。父「こいつは魚は絶対食べん」と振り返るとはぐはぐ刺身を食べる自分がいたそうな。
 「食べられるようになったんだ!」と喜んで東京に戻り、母に「魚を食べるようになったんだよ」と話しつつ都内で買った刺身を与えたら、口から吐き出したそうだ(-_-)
 父「お前はあのころからグルメだったな(怒)」だとか。

 今夜はかますのフライ。先日、かみさんが大量に買いすぎて冷凍していたもの。と、水餃子。白ワイン。
 魚って美味しいな。
 風邪で熱を出している娘2のためにスープ。
 台湾で購入した干したホタテ、干しえび、生姜、クコ、豚肉、かぶ、チキンスープを煮込む。
 旨いぞ、ちきしょう♪

 仕事のメールが飛び交う。助成金の季節。
 そしてプレイバッカーズも忙しい♪
 ニューヨークのプレイバックシアターの学校で一緒だったアメリカ人の同級生Cが来日、名古屋公演に来てくれるそうな。
 彼女とは昨年カリフォルニア州ツアーのときにオークランドで5年ぶりに再会。
 以前京都に住んでいたことのある彼女、仕事のリサーチで大阪に2週間滞在予定。名古屋にやってきてくれる。
 プレイバックのワークショップを10日間ともにした仲間は、もう兄弟姉妹の関係なのだ。

 自分は「恋」には恵まれない人生を過ごしてきたが、こうやって仲間がまわりにいてくれることがうれしい。
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サバの塩焼き大好き♪

2009-11-03 12:39:10 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、朝の体重は、69.7キロ。久しぶりの60キロ台だ。ついにやってきたよん♪

 来年の企画。予算や助成金獲得のためにたくさんの事務仕事と相談事。
 話したり文字にしていくうちに夢も広がり、そして具体的になっていく。

 大ママがサバを焼いてくれて晩ご飯。サバの塩焼きにたっぷりの大根おろし、大好物だ。
 学生の頃、焼き魚といえば鮭くらいで他はあまり興味が無かった。煮魚は苦手。
 それが神保町にあった某情報誌でバイトをはじめ、お昼に連れて行かれた一膳飯屋のサバの塩焼き定食が旨かった。
 以来、すっかり好物に。そのお店は今でも時折寄って同じものを食べる。
 煮魚もいつの間にか普通に食べるようになった。
 そして、湘南で暮らしているおかげで、今では肉より魚の方が好きだ。
 昔はこのお店でもご飯が足りなかったけど,今は多すぎて胃がはちきれそうになる。
 でもなぜかこの店で食べるときは残さず食べてしまうのだ。

 夜、みんなでDVDをみる。なんか平和な家族の時間。
 その後、「いつざい」をみる。マイコーりょう、実は大好き。
 諸々あって、気がつくとリビングで一人爆睡(-_-;

 12月5日(土)14:30-18:00 香港で演劇ワークショップをやります。(英語対応。広東語通訳付き)お近くの方はぜひ♪ 詳細は追ってホームページのトピックスでお知らせいたします。
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合宿から帰宅

2009-11-01 21:14:53 | 丹下一の泡盛日記
 江ノ島の合宿を無事に終えて帰宅。
 
 昨夜は幸せな宴会を「明日があるから」と無理矢理終了。
 今日の午後、小グループでのワークでは、まるで自分のことのようなお話がいくつも語られ、お互いが鏡になっていることを実感。
 なので僕自身にも気づきがあり得心。
 すごいなあプレイバックシアターというものは。

 鏡ついでにテラーにだけはそのことを話した。「僕のストーリーでもあるんです」
 その後、二人でちょっと話すことができてうれしかった。
 お互いつらいね。そして、きっといい結果になるよ。

 帰宅するとわんこたちがとびついてくる。
 なんといっても人間の7分の1の長さの時間で生きている。つまり彼らにとっての1日は、人間の7日。3日会わないと21日間会わなかったことになるのだそうだ。
 「久しぶりじゃないですか!」「どこに行ってたんですか!?」と飛びついてくる。うれしい。そして、ありがたい。

 シャワーを浴びて、かみさんと大ママの3人で晩ご飯。
 熊野で購入したいかの干物をあぶってお湯割り。
 合宿の後なので、酒がしみるぜ。
 みんなで自分の夢を語り合う。もっともっと「体験」したいな。

 終末にはプレイバッカーズの稽古があり、その翌日はイーウーマンの講演者養成講座のワーク。
 合宿体験後なので思いっきり深いエネルギーで望むことができるだろう。ものすごく楽しみ♪
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江ノ島から

2009-11-01 01:30:09 | 丹下一の泡盛日記
 江ノ島にいます。いつものプレイバッカーズ合宿ワークショップ。
 不思議なんだけどどうしてこうも深いストーリーが出るのか。
 わかっちゃいるけど。。。
 今日一日が終わっての宴会もはてしなく。今日のワークが深かった証拠なんだけど、はやく寝ないと明日があるよ!
 といいつつもごまご飯炊いたら大好評だった。

 さて、明日は終日ワークショップ。深い旅をしてよいエンディングを迎えることでしょう♪
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