泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

韓流ドラマでレッスン

2009-11-09 14:50:38 | 丹下一の泡盛日記
 いつの間にか11月もこんなに過ぎている。気がつかなかったってわけじゃないんだけど。

 韓国語学習にはまっているかみさんは毎週かなりな韓流ドラマのDVDを借りてきては片っ端からみている。
 彼女はクラスに通うだけでなく電話レッスンなるものも受けていて、近頃では自分などはもう何を話しているのかさっぱりわからない。
 ドラマを見ながらも台詞をやたらと反復するのでうるさいことこの上ない。
 ま、これはお互い様で、自分もかつて色々な国の言葉に挑戦したときには同じことをさんざんやったし、今もやっている。

 30年以上も前、将来中国が世界の中で大国になり中国語が必要とされる時代が来ると思って北京語を習ったが子音の発音の難しさに挫折した。
 今、再び向かい合わねばと思っているが、それよりも広東語が目前に迫っている。

 かみさんと観たのは「コーヒープリンス1号店」というラブコメディ。
 生活のあちらこちら、ふとした会話のはしに韓国をなつかしく思い出す。
 韓国は10回以上でかけていて、ソウルや釜山だけでなく水原(スウォン)、チュクサンなんてところにも行ったことがある。
 母方の祖父母が戦前に朝鮮半島で暮らしていたことがある、と聞いていたので先日の50回忌のおり「どこだったの?」と叔父に訪ねたところ「水原」と応えられて驚いた。
 祖父は警察で柔道の教師をしていて、中途で退職して帰国。都内で小さな柔道場を経営していた。
 常々「朝鮮は固有の素晴らしい文化をもっている。劣っているなんてとんでもない」と家族には話していたそうだ。

 水原は国際演劇祭のスタッフやかみさんと民俗村、また子どもたちも連れて、と何度か行ったことがある。
 今となってはどのあたりに暮らしていたのか知る由もないが、ちゃんと導かれて行ったに違いないと思っている。
 いつかまた行くこともあるかもしれないなあ。
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