4月15日(月)は、城山公園の「花見茶屋」「千石」で花見会をしました。
数日前にも、他の「花見茶屋」「寿」で花見会をしました。
なぜこの2軒の「花見茶屋」かと言うと、知人が経営しているため毎年一度は気の知れた皆さんと顔を出すことにしています。
ところで、この「花見茶屋」、全国的にあるのは、この城山公園だけのようです。
数日前に、「花見茶屋」へ行ったことがないという東信や南信の議員と伺った時に、そんな話をすると「これはいい・・・!!」と喜び、お酒が進み盛り上がりました。
先日、飯田市に行った時、運転中ラジオを聞いていると、この「花見茶屋」の由来について特集してる番組を聴きました。
その由来は、60年ほど前の善光寺御開帳に合わせた観光客サービスに始まり、その後昭和36年4月1日~5月21日の間、城山公園を会場に開催された産業文化博覧会時に「花見茶屋」が増えたようです。
その理由は、4月でも肌寒い長野市の春に、城山公園の美しい桜を暖かい小屋の中から楽しむこともできるという、寒冷地ならではの工夫であり、城山公園は長野市内でも高台にあるので、絶好のロケーションから夜景も一緒に堪能することも出来るからではないかということでした。
しかし、私の知る限り数十軒有った「花見茶屋」は、今年営業しているのは6軒と少なくなり、全国的にも珍しい長野の文化の存続が危機的状況となっていると思います。
この独特の文化を守るためにも、城山公園の「花見茶屋」にお出かけ下さい。 まだ、花見会はできます。
ブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願いします。