たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

高齢者への地域密着型福祉サービス

2009年05月27日 | Weblog

長野県御代田町の取り組み


 前年度の会派の政務調査費の収支状況の報告期日が近づいて来たことから、現在会派や議会事務局では調査活動等の再チェックが行われていますが、その中で昨年行った東信方面を視察した報告書が添付されていないとの指摘がありました。
 会派として県内、県外の調査活動を行った場合は、基本的に幹事長である私が「報告書」を作成し提出するとともに、会派のホームページにも掲載しているのですが、その当時は行事に追われ忘れていた様です。
 しかし、私のPC内の会派のファイルを検索すると、この時の「調査報告書」がありました。
 内容を呼んでみると、高齢者等への介護の先進的な取り組みとして皆さんにも紹介したい気持ちになりました。
 「報告書」ですから空虚な文書ですが、お許し下さい。

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 御代田町社会福祉協議会が運営する「ハートピアみよた」、「ヘルパーステーション」、「グループホーム」、「宅老所・きくちゃん家」の現状と課題等について視察を行った。
 御代田町社会福祉協議会は、小規模・多機能・地域密着型サービス宅老所3箇所と個別ニューズに対応した、休日対応通所事業、生活支援や入院時等の家族サポート事業、宅配サービス(365日・毎日3食)、時間外延長サービス、訪問お泊まりサービス、緊急時お泊まり事業、タイムケア事業、託児事業、サロンの運営等、様々な事業をきめ細かく行っていました。
 職員数は90人(正規27人・嘱託16人・臨時47人)で、年間3人位は退職するようですが、人材は安定しているとのことでした。
 また、職員同士の主体的な学習会も行われ、質の確保に努めており、地域との交流も盛んとのことでした。
 さらに、生活圏の中でサービスを完結させること、本人の支援だけでなく家族への支援など介護保険サービスだけでなく個々のニューズに応じた柔軟な対応に心がけており、これが社協に求められる活動とのことでした。
 本当に先進的な取り組みであると関心しました。
 そして、御代田町社会福祉協議会として会派に対して「要望書」を頂きました。
 その内容は、居宅介護支援事業所の集中減算について県として地域の実態に応じて対応する様にして欲しいこと。宅幼老所は住民との協働、駆け込み寺などの機能を発揮出来ることから、開設時のみの補助でなく人材の育成も含めた補助をして欲しいこと。介護保険制度の地域密着型サービスについて県として柔軟な対応が出来るよう市町村への指導を願いたい等々です。
 この要望について、会派として対応して行きたいと思います。

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この視察後、会派として県に一般質問や予算編成の申し入れなど様々な機会に要望を反映して来ましたが、今年度からは私が社会衛生委員となったため、その後の県の対応や考えについて但したいと思います。

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