たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

絶対零度と超高温

2012-08-09 05:25:16 | Weblog
 何らかの方法でバリアを創る時は、きっとリアルから逃げたい時だ。
 最終ラインでは自分自身を傷つけさせないために行っているバリアも、最上級は絶対零度か超高温になる。

 大義名分や天邪鬼はバリアとしては常温。そういうバリアを創り続けてしまうことは問題なんだけど、これら常温で起こるバリアは、リアルにきちんと影響して相互作用すら生むから、今となっては問題にならなかった、っと想える。
 だけど、あるポテンシャル以上に距離が離れてしまえば、低温側か高温側かにシフトする。

 超冷たい態度で自分を守るか、周りに沢山の人をおいて表面的に笑いながら自分を守るか。
 能力さえあれば、どちらの状態もとりうる。自発的対称性の破れ、みたいなもんで、どちらをとるかは、状況や場合によって、まちまち。しかも、その状態を自分自身が認知すると、きちんとGoldstone bosonも現れて、自発磁化の場合と同じで、まさにフォノンが計測できる(笑)。

 高温のバリアがホンモノになっていく日を期待している自分に気がつくと、いつもどこかで待っているから最後の瞬間に上手く行かないんだよ、って自覚させられて、、でも、まだまだ本当に状態を変化することは難しいみたい。
 負けたくないからしてしまう行為を許し合えたなら、こんな風にならないのかもしれない。ごめんね、そこまで大人じゃなくて、、まだ時間を超えられないみたい。

 能力さえあれば!っと思った事もあったけど、俺は、能力を向上させながら、気持ちは時刻tに対して不変であるように働かせるから、切なかったり辛かったりの気持ちはカワラナイ。

 即物的に勝っても意味が無い。やっぱり、能力や賢さは、仕方が無いからつけるものであって、そこに過度な期待をしてはいけないんだな、っと思う日々です。

 温度の定義は分子運動の運動エネルギーの総和。だから、低温には限度があって、高温には限度が無い。
 その物理現象にだけ、ちょっと期待しているのは、悪くないよね?
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