たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

運命のヒト

2011-06-24 01:56:25 | Weblog
 ホンモノだって分かった瞬間に過去形になる。
 大人びた今なら、器が大きくなっている今なら、もう少し上手くできたのかもしれない、って今想っても仕方ないのに、叶わないモノに対しての感情は空しい。

 伝えていいのかもわからない伝えきれないほどの感情が、行き場を無くして溢れだす。
 心配したいし、今はどういやされているのか知りたいけど、そんなことを言う権利は無くって、別々の道を着実に歩いていることをただ信じていたい。

 「だから結局、運命のヒトじゃなかったんだなー、って。」
 『違う、運命のヒトなんだよ、結ばれる運命じゃなかっただけで。』

 ちょっとした誤魔化しの笑顔1つとってみても、即物的なこと1つとってみても、影響を与えられていることは間違いない。
 だから、道を示してくれた、レ点をとって、命を運んでくれた、大切な人の1人として認めていたってイイと思う。

 全てをうちあけること。

 本当のことを言えば言うほど、手段や手法をばらせばばらすほど、信頼の証になっていくし、ホンモノに漸近していく。
 ただし、今、それをする勢いがどんなにあったとしても、あの頃に、on-timeで出来なかったんだから、時間依存性の無いホンモノではなかったのだ。所詮、過去形にならないと分からない程度のホンモノだったのだと思う。

 ホンモノは、必ず、今、目の前に存在する。
 想い出に惑わされず、本当に大切な人を現在進行形で大切にしたいからこそ、その本当に大切な人には、怖さや後悔も含めた過去の全てをうちあける。

 それが理想だと思っている。

 (EXILEの現ボーカルTAKAHIROがEXILEになるにあたって歌っていた曲「運命のヒト」。
 なんか、最近、他人の相談にのっていたら、やたら聴きたくなって、3つのバージョン全てを聞いてしまっています。もうちょっと明るい曲が聞きたいんだけどなぁ。笑
 通常ver.、ピアノバージョン、オーケストラバージョン、それぞれ好きだけど、歌詞はそこまで好きじゃない。夏の感じが出てて、そういう部分は最高なんですけど。)
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