自分が穴に落ちていることに気が付かなかった反動は、長ければ長いほど、傷ついてしまう。
ずっと、こんな気持ちだったんだろうなと思いながらも、きっと年齢の分だけ、俺のほうがラクだよね。
掘り続けてしまった年月は、頑なに正しかった部分を残したがる。だって、掘りたくて掘ったのではなく、もともとは掘らされたのだし、掘らないと生きていけなかったのだ。
これまで、どこ吹く風で軒端に揺れていた無色のイイワケが、急に五色に鮮やかさを放つ。「生きていくためには!」って俺自身のクズさを肯定化しながら、涙が溢れる。そう、、あらゆる嫌悪感のすべては、俺自身がそのやり方を取らざるをえない人生だったことを、決して自覚したくないから。
深く深く穴を掘ることに慣れてしまうと、穴の中に舞い込む砂の対処に慣れてくる。掘った深さの分だけ自分は絶対に幸せなんだと思い込むことに、何の違和感も無くなっていく。
これまで、何度も何度も投げかけ続けてしまった誤ったパスワードをスルーされながらも、思考力を限界まで使ったデコーディングだけは明確にヒットさせてくれた。あまりに完備にエンコーディングされてしまったその感情も、当然、誰のせいでもない。そうせざるをえなかったのだ。今ならはっきりわかる。
深く暗い穴に囲まれていることを自覚した時、この自覚のキッカケを作ってくれた出会いに感謝しながらも、、パラパラと落ちてくる砂や石が、本当の意味で金銀砂子に感じるまでには、おそらくもっと時間がかかると思う。
『ごめんね』と呟くと「なにが?」と確かに聴こえてきた。
その無関心の優しさを一番に求めてきたのは、このどうしようもない絶望をどこかで自覚していたから?
今だけは、このタイミングだけは、逆に、どうかパスワードを解いてほしいと思う。
お願い。。その価値は、きっとあるはず。
ずっと、こんな気持ちだったんだろうなと思いながらも、きっと年齢の分だけ、俺のほうがラクだよね。
掘り続けてしまった年月は、頑なに正しかった部分を残したがる。だって、掘りたくて掘ったのではなく、もともとは掘らされたのだし、掘らないと生きていけなかったのだ。
これまで、どこ吹く風で軒端に揺れていた無色のイイワケが、急に五色に鮮やかさを放つ。「生きていくためには!」って俺自身のクズさを肯定化しながら、涙が溢れる。そう、、あらゆる嫌悪感のすべては、俺自身がそのやり方を取らざるをえない人生だったことを、決して自覚したくないから。
深く深く穴を掘ることに慣れてしまうと、穴の中に舞い込む砂の対処に慣れてくる。掘った深さの分だけ自分は絶対に幸せなんだと思い込むことに、何の違和感も無くなっていく。
これまで、何度も何度も投げかけ続けてしまった誤ったパスワードをスルーされながらも、思考力を限界まで使ったデコーディングだけは明確にヒットさせてくれた。あまりに完備にエンコーディングされてしまったその感情も、当然、誰のせいでもない。そうせざるをえなかったのだ。今ならはっきりわかる。
深く暗い穴に囲まれていることを自覚した時、この自覚のキッカケを作ってくれた出会いに感謝しながらも、、パラパラと落ちてくる砂や石が、本当の意味で金銀砂子に感じるまでには、おそらくもっと時間がかかると思う。
『ごめんね』と呟くと「なにが?」と確かに聴こえてきた。
その無関心の優しさを一番に求めてきたのは、このどうしようもない絶望をどこかで自覚していたから?
今だけは、このタイミングだけは、逆に、どうかパスワードを解いてほしいと思う。
お願い。。その価値は、きっとあるはず。
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