たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

強さの秘訣

2013-06-09 01:31:16 | Weblog
 現状をより良い方向へ変える能力をフルに発揮させる。
 俺が絡んでいる限り、その時その場で俺がどの立場であっても、確実に良い方向へ系を動かさなきゃいけないし、事実、表面的にはそれが達成される場面は多い。

 前にも書いたけど、俺がここまで想ってオフェンスしたり、やっきになったりするのには、明確な理由がある。集団に対してあらゆる手段を使ってより良い方向へ導き、きちんとした信頼関係を結ばせて、活性化させ、その場のすべての人の現在と未来の気持ちを大切にさせあわせていこうなんてコスパーの悪いことを俺がする理由は、俺が着目している、信じられないくらいめちゃくちゃ優しい気持ちを持った、たった一人の人間の気持ちを守るためだ。

 俺は、気持ちだけを抽出する才能が異常に長けている。これは、もう、努力したらつく能力とかそういうことじゃなくて、最初っから存在している、天賦の才だと思う。
 どんなに口先で悪態をついても、どんなに演技で誤魔化しても、どんなに知らんぷりのフリをしていても、誰が一番純真で優しい感情を保ち続けているかを見抜くことができるし、そういう人が一人もいない系に、俺はい続けない。そして、信じた自分を信じ続けることができる。

 ある集団のなかから一番優しい人を選び、その気持ちを守ろうとし続けるということは、一番難しいことを要求され続けていくということと同値。
 なぜなら、物理現象として、集団の中では、一番優しい人が一番損をするからだ。

 集団が悪い方向へ向かうとき、一番優しい人から順に、心の発現を失っていく。優しい順で、心の発現が抑えられていき、終には、権威の強い勝手な人間すら傷つくような集団が形成される。
 それを引き戻していくためには、勝手な人間から、つまりはダメなヤツから順に助けなければならない。ダメになっていったのと逆順で戻さない限りは、本当の意味で系はより良くならない。

 だから、かなり難しくて、俺が一番守りたい気持ちは、いつだって守ることができないのだ。
 だから、満足できない。系が少しより良くなったとしても、この程度の変化じゃ普通じゃん、っと思うことしか達成できない。

 ただ、俺は、諦めが悪いんでね。

 能力や言葉は気持ちの後からついてくるものだ。俺には能力もなければ言葉もないし、どうすることもできないくらいカードが無いのが現状。
 でも、その現状を受け入れ、一番優しい人や信頼関係をきちんと結んでいる人達から、かなりのサポートを、実質的にも精神的にも、受けているからこそ、超ビビりな俺が、前に出ることができる。この人の、この人達の、現在と未来の気持ちを守りたい気持ちが強いから、大言を吐いて、正しすぎることを言いまくって、より良い方向へ力づくで動かすだけの力を湧いてこさせることができる。それが俺自身の強さの秘訣なのだと思う。

 今後どんなに評価されるようになっても、こういう恩を忘れてはいけないし、優しい気持ちとその気持ちを守りたい気持ち、それから信頼関係を大切にしていかなきゃいけない。

 逆に言えば、このことだけに注意していれば、自然と必要な意見は湧いてくるし、解決策も観えてくるものなのだ。
 絶対的な必然的論理性は、優しい気持ちを守りたい!っという優しい気持ちからしか、生まれないものなのだと思う。

 自らの能力をひけらかして、相手を追い詰めて排除させていくような能力の使い方をするなら、無能なのと変わらねーんだぜ?
コメント
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