たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

不調なときこそチャンスかも

2010-07-31 01:59:34 | Weblog
 うー、マジ、風邪。。
 周り誰も風邪ひいてないのに、俺だけ、風邪。ったく、俺って、なんでもかんでも、流行の最先端を行ってしまうんだなぁ(笑)。って、冗談を言うのが限界です。

 何よりも、声を封印されてるのが、辛い。別に歌うわけじゃなくても、自分の思い通りに声が出ないと、なんか、イライラするんですな。
 でも、こういう時こそ、歌いたくなる!この最悪の中で、どれくらい歌えるのか、試してみたくなる。んで、そんなことは、とっくの昔に、結構試しているので、むしろ、歌った方が、思い通り、声が出たり。

 どんなプロのアーティストでも、最悪のコンディションの時は、ある。
 最悪の時に、どれほど、ちゃんと、音程通りにこなせるか?、ってのは、練習しとかなきゃなんだよね、たぶん。

 合宿の時って、みんな、声、最悪のコンディションな気がする。一日中歌ってるし、夜は飲むし、で、声ガラガラだったよね。
 そういうことを試していたのか?うちらは。
 っま、そういうのって、色んな事に言えて、具合が悪い時で、練習みたいな時は、本番もこういうのがあるかも、って思いながら、自分の限界を把握しておくのって大事なんだよね。わざわざ、風邪の時に、歌練習しまくって、風邪を悪化させるほど、やらなくてもイイけど。

 芸術に限らず、どんなに実質的に最悪でも、その時の思い入れが強ければ、それは、きちんと作品やパフォーマンスに現れる。逆に、自分にどんなに実力があって、どんなに支配的であったとしても、片手間にしちゃえば、誰かには、見透かされるし、楽しくない。
 そんなもんだ。

 中島美嘉が昔、ライブ後のインタビューで同じようなことを言ってた。
 「ツアー中、今日は、上手くいったな、上手く歌えたな、っていう日があるんです。でも、それとは別に、上手く行かなかったけど、確実に、伝わったな、って思える日があるんです。上手く歌えるのと、伝わるのは、別なんですよね。」

 別に、キレイなモノを見たいわけじゃない。システマティックなモノを手にしたいわけじゃない。
 みんな、もっと、見えないモノに対しての、泣けちゃうくらいの、純粋さを、期待しているんだと思う。
コメント
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