もう一方の自分も

　必要とされているからこそ、その場所に留まる価値がある。
　みんながみんな、自分みたいな人間だったら、なんとなく存在意義を感じないし、やっぱり、ここに来たことは、運命だったんだな、って、どこかで思いたいよね。

　だから、自分と同じ部分で、とても優秀な後輩が入ってくると、ちょっと焦る。確かに実質的には、まだまだ、俺のが上だけど、将来的に、コイツやベーってヤツは、どんな場所にもいるもんだ。
　でも、そこで、こっちも、まだまだやれるぜ、っとやっきになるし、時間的に確実に出ていかなきゃな場合は、俺が残せるモノを、コイツに頑張って残そうと思う。それが、最低ラインを安定化させることとなる。

　どうして今までこんなことに気がつかなかったんですか？？

　そういう風に言われないように、今を一番、頑張っていたいと思うのだ。愛すべき未来のために、そういうことをしておく義務が、少なくとも、俺にはあると思う。
　これと同じ意味で、

　なんで今さら、そんなこと言うの？？

　ってことも、言わせないようにしたい。こっから先、もう二度と、そんなことを、言わせやしない。
　どんなフィールドにおいても。

　だから、最近の俺が苦手な、感情を、そのまま放出させるということも、ちょこっとずつ、しないとね。
　過去を看取る、パッシヴフェーズは、もう十分に、上手い。こっからは、もともと上手い、未来を創る、アクティヴフェーズの成長を試してみきゃ。そして、キメラを目指そう。

　『心がたった一つの感情だけに支配されるなら、冷酷な振る舞いになる。ひとつの凄まじい感情≒究極的に練られた思考、だ！』

　だったら、心に多様性を戻して、アクティヴフェーズへ！

泣けちゃうくらい

　≪最後に、僕が、これだけは言いたい、ってことを言いますけど、それは、時間によって、自然と解決できる問題で、あれこれ悩んだりしないように、っということです。
　時間が経ってば、誰だって、なんとかなるような問題について、思いつめないことはとても大事です。≫

　時間が経つと、それだけで上の立場になってしまって、それでどうにかなるっということじゃなくって、自然と選択肢が手に入るようなことで、悩まないほうがイイということだと思う。
　それは、一枚の写真が物語っていた。しばらく、この写真に助けてもらおうと思う。

　レ点をつけて、真実を写すと書き下す。
　その文字どおり、演技していても、何気ない一瞬を明るみに出す写真のほうが、真実を見抜いているということなのかな。とっても楽しんでいるのと、それをまた楽しんでいるのと、それを暖かい目で見て恥ずかしいじゃないかっと笑っているのと、これでイイのかと不安な最中で楽しんでいるのと。

　この、上から押しつけまくるメンツに、何気に、モマれているのかもしれない。そんなつもりはなかったけど、こんなに上から来られる環境は他にないし、油断してたら、とられちゃう。擬似海外みたいな場だけど(笑)、一番、暖かくて、泣けちゃうくらい。
　そして、泣きたくなったら、また、、だから、また、メールして、電話して。

　まずは受け入れること。今起こっている現実を受け入れることから、すべては始まる。起きてしまった事は、絶対にカワラナイ。
　でも、そのままでは、いられないで、どうにか改善していこうと齷齪するみんなだからこそ、それぞれが強いんだと思う。どんな状況でも、ひとつひとつ、今できることのカードの中で改善をしていこうとしているから、戦っていける。

　「うーん、マジ、ウザいでしょ、それ。どう？」
　『あー、でも、生きていく上で、精神的に、必要なモノなのかもしれないね、その状況なら。』
　「生きていく上で？(笑)」
　『うん(笑)。生きていく上で…。』

　「だから、答えは出ているんだけどね。我慢すれば良いって。」
　『そうだね、答えは、出てるかぁ。』

　実は、誰よりも、我慢強い。
　だから、泣けちゃうくらい。。