桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

三多摩守る会

2011-01-28 | Weblog
布川事件には、全国に幾つかの守る会がある。
一番古いのが東京守る会。作られて38年くらいになり。次は、三多摩守る会だ。約30年になる。
三多摩守る会の中心になって下さったのは、松川事件で被告として闘った岡田十良松さん。ご自分が苦しんだから闘いには厳しい。支援のお願いに行った父が、やる気に対する鋭い追及を受けて涙を流したエピソードがあるらしい。
でも、今日は勝利が決まった新年会。皆さんが明るい思いを語って下さり、手作り料理で楽しい時間だった。
有難いのは人様の善意。ただただ感謝だ。

詐欺師

2011-01-28 | Weblog
こんな題名の付けられたブログが保存されていた。詐欺師の題名で、何を書きたかったのか覚えていないのだが、きっと何かあったのだろう。
人はみな、詐欺師的なところはある。何時も真実に生きられるはずはなくて、どこかで装い、本来の自分とは違う自分を演出している。そのバランスを崩してしまうと心を病んでしまう。でも、時々、病まずに自分を偽り、相手も偽る輩がいて、それが詐欺師だ。
俺も昔は詐欺師に近い一人だった。良くもまあ、あんな荒んだ生き方をしていたものだが、何とか立ち直り、社会人として生きて見ると、なぜか詐欺師よりも、それを見抜けずに騙される人に呆れることが多い。
人を見抜くことは簡単ではないのかも知れないが、目の前で見抜けずにいる人を見ると、俺は人に厳しいのかも知れないが呆れるよりもウンザリする。
騙すよりも騙された方が良いけれども、少しでも騙されない目を養いたいものだ。昨夜来、そんな思いばかり浮かんでいる。

幸福の科学

2011-01-28 | Weblog
こんな名前の宗教集団がある。
幸福は科学かぁ?
名前からしてウロンだよね。
この宗教集団の教義を見ると、色々な宗教の教えを寄せ集めて、それらしく書き表しているだけで、その全く独創性のない教義を読むだけでまやかし、ペテンと判るが、命の哀しさや生きる悩みに行き当たり、宗教に、縋るワラを求める人は、そのインチキを見抜けない。
強きを助け、弱きを挫くハイエナマスコミ、週刊新潮の釣り広告を見たらば、幸福の科学教団総裁夫人が離婚されたことを揶揄した見出しがあった。
人の不幸、嗤う記事で売る週刊新潮は、本当に日本の害悪だと思うが、幸福の科学総裁(だっけ?)の大川隆法、やるねえ、一夫多妻とは!
宗教集団の教祖には、こんな奴が多い。オウム真理教の麻原も女性をはべらせていたし、創価学会の会長だった人にも同じ影があった。まやかし宗教トップには、みんな女問題がある。
幸福を科学で説く宗教の親玉が、自分の妻さえも幸福に出来ないで、社会に幸福を説くなど、全く笑い話だが、これでも立派に宗教として通用するのも日本社会。
面白い国だよね、日本は。