あれは何年前になるだろうか、清水誠先生が千葉刑務所に面会に来て下さったことがある。
先生は都立大学の教授をなさっていたが、布川弁護団に加わると言って来て下さった。それまでは手紙のやり取りだけだったが、誠実なお人柄は、そのお手紙だけでも判ったけど、面会後、立会人看守の遠藤さんが「素晴らしい人格者だなぁ」と感服したように言った。
俺も、遠藤さんと同じように言葉、会話から人格を感じたので、全くと思ったが、遠藤さんは「桜井は幸せだなぁ、あんな人に支援されて」と言い、弁護士なんって言ったって、ひどい奴がいると、面会で体験したと弁護士への不満に話を変えたのだった。遠藤さんは、常に批判的に人を見る方だったから、清水先生への賛辞が凄く嬉しかった思い出がある。
清水先生は仮釈放で社会に帰った後も、私たちの私生活の支援までしてくれた守る会の代表世話人として、本当にお名前と同じに誠実にご支援の力を貸して下さっていた。
昨年、ドイツに旅行されて帰国された後、少し体調を崩されたと、会議や集いを欠席されていたが、何年か前のご病気ゆえと軽く考えていたらば、今日、突然にご訃報を知らされた。
言葉を失う思いで、先生との月日を考えていたらば、せめて無罪判決を聞いて欲しかったなぁと、ただただ残念だ、悔しかった。
先生、もう少しでしたのに!
先生は都立大学の教授をなさっていたが、布川弁護団に加わると言って来て下さった。それまでは手紙のやり取りだけだったが、誠実なお人柄は、そのお手紙だけでも判ったけど、面会後、立会人看守の遠藤さんが「素晴らしい人格者だなぁ」と感服したように言った。
俺も、遠藤さんと同じように言葉、会話から人格を感じたので、全くと思ったが、遠藤さんは「桜井は幸せだなぁ、あんな人に支援されて」と言い、弁護士なんって言ったって、ひどい奴がいると、面会で体験したと弁護士への不満に話を変えたのだった。遠藤さんは、常に批判的に人を見る方だったから、清水先生への賛辞が凄く嬉しかった思い出がある。
清水先生は仮釈放で社会に帰った後も、私たちの私生活の支援までしてくれた守る会の代表世話人として、本当にお名前と同じに誠実にご支援の力を貸して下さっていた。
昨年、ドイツに旅行されて帰国された後、少し体調を崩されたと、会議や集いを欠席されていたが、何年か前のご病気ゆえと軽く考えていたらば、今日、突然にご訃報を知らされた。
言葉を失う思いで、先生との月日を考えていたらば、せめて無罪判決を聞いて欲しかったなぁと、ただただ残念だ、悔しかった。
先生、もう少しでしたのに!