職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

あの坂をのぼれば海が見える

2011年08月24日 | ヤスさん日記
「企業は公器である」
という考え方ありますよね。
確かにそうで
応援できる企業は公器としての
動きがあるもので
だから
公器の後押しができない
という考え方は
ひるがえって
企業=私
という考え方が広がっているから
なのでしょうね。
これは人にも言えることで
公とか私とか
そこを突き抜けたところに在る
自分でいたいな
と思う今日この頃です。
まだまだ
先は長いですが
一歩を踏み出さなければ
あの坂の向こうに何があるのか
みえないですものね。

「あの坂をのぼれば海が見える」
中学一年生の国語の教科書の題目。
「あの坂をのぼれば海が見える」
特段好きな先生でもなく
どちらかというと近寄りたくない先生
の授業でしたが
「あの坂をのぼれば海が見える」
という言葉だけは
時々思い出すのです。

あの坂の向こうに信じるもの
があるのなら
登り切ってみようと思うのです。
白い羽を手にしたのなら
その先にたとえ山がまだまだ
連なっていようとも
「あの坂をのぼれば海が見える」
という呪文はかき消されることはできません。

きっかけになった
白い羽を見つけられるのも
少年の才能なら。
こころの中の羽を
現実のものにするのも
才能のひとつでしょう。

「あの坂をのぼれば海が見える」
少年が踏み出した一歩の重みや
諦めないこころの強さ
また葛藤。

「あの坂をのぼれば海が見える」
私を貫く少年が見た青さは
きっと公にも通じるのだと思います。
私の信じるもの道を貫ける様に
こころの中の羽を大切にしたいな
と思います。

ながさん
今週末は湯島の聖堂。
暑くなりますかね。
コメント
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