夢幻の如くなり

冬至前
どうも体調に於いて抜けた感が無いな
と思う今日この頃。
こんな時は
本でも読みながらの長湯が
よいのかもしれませんね。
冬という季節に
あったかく過ごす新しい方法を
考えてみようと思います。

寒いと身体が固まる
身体が固まると血流も悪くなり
脳の巡りも悪くなるのかもしれません。

お灸をしてもらったのですが
このお灸という方法は
経絡という
血液の通り道を明確に読み取り
その滞りを良くしてくれる
ようです。
このお灸という新しい感覚が
私の中に溶け込み
新しい発想が生まれてくるような気がします。

経絡
見える人には見える
見えない人には見えない
見えるかどうかは
見ようとしているかどうか
にかかっていて
無いと思う人には無く
在ると思っている人だけに在る。

当然の事と言えば当然のコト。
でも
この当然の事を見直す契機に
なりました。

年々歳々
人は衰えてゆく
という表現よりも
感じやすくなる
ものでしょう。
この感じ易やすくなってくれている
身体を通して
どんな表現が出来るのか
深く考えてみようと思います。

「人間五十年
　下天のうちをくらぶれば
　夢幻の如くなり」
さて
来年の計画の中に
身体の整調もしっかりといれてゆこう
と思う職人なのでした。

やれる時間は限られています。
やれるときにやっておきたいですね。