職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

無為自然に

2008年08月11日 | ヤスさん日記
柏崎の海は小砂利が気持ちよく
燦々と照る太陽と
よく冷えたビールと
バーベキューの煙。
波のまにまに浮かんでいると
このまま
どこか知らない場所へ
連れてってくれそうな
そんな時間です。

どこからきて
どこへ行くのやら
浜風は大きく吹き込み
またどかへ行ってしまいます。

美しい花は
自分の姿を見ることもなく
ただそこに咲いているだけ。

足下を照らし
行き先を照らしてくれる
そんな月も
太陽の光を受け
宇宙にぽっかりと
ただ浮かんでいるだけ。

「無欲にして以って静かなれば
 天下将に自ら正まらんとす」
老子三十七章

蝉の声が気持ちよい新潟
少し遅めの梅干しの天日干し
ひとつひとつ
手の中でころころと
転がし転がし
ひっくり返して。
こんな手作り
きっと全てが全てで
美味しく出来るのだな
と感じる午後です。
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