昨晩の第27回アフター5スター賞。
フランシスコダイゴはまたも枠入りにてこずりました。クルセイズスピリツ,サイタスリーレッド,カプリフレイバー,サンダーマックス,エッシャーの5頭が前にいき,後続を引っ張る展開。6番手にキャンドルグラス。少し差が開いてブロンディーヴァ。8番手にハヤブサマカオーとフランシスコダイゴ。10番手以下はライクアロケット,サブノジュニア,メモリーメンヒル,エポック,アンサンブルライフの順。前半の600mは34秒1のハイペース。
前の4頭からサンダーマックスは脱落。クルセイズスピリツとサイタスリーレッドの2頭は雁行でコーナーを回り直線に。サイタスリーレッドの手応えがよく見えましたが,直線では伸びず。サイタスリーレッドの外からキャンドルグラスが伸びてきて,逃げ粘るクルセイズスピリツを差して先頭に。しかしクルセイズスピリツとキャンドルグラスの間に進路を取ったサブノジュニアの末脚一閃。あっという間に内からキャンドルグラスを差し切って優勝。キャンドルグラスが1馬身4分の1差で2着。キャンドルグラスの外から追ってきたブロンディーヴァが1馬身4分の3差で3着。ブロンディーヴァのさらに外から追い込んだライクアロケットが半馬身差で4着。逃げたクルセイズスピリツがアタマ差で5着。
優勝したサブノジュニアは南関東重賞初制覇。3歳の頃からスプリント路線のトップクラスで戦っていた馬。途中で停滞した時期があったものの,昨年の冬場から復活を遂げ,ここ6戦で4勝。重賞でも2着に入りました。実績からすればようやくの南関東重賞制覇といったところでしょう。父のサウスヴィグラスが本格化したのが6歳の時だったことから,父の傾向を受け継いでいるとみることもできます。おそらく東京盃に進むものと思われますが,本格化したということであれば勝ち負けになるかもしれません。ひとつ上の半兄に2017年の東京記念を勝っているサブノクロヒョウ。
騎乗した大井の矢野貴之騎手は東京プリンセス賞以来の南関東重賞21勝目。アフター5スター賞は初勝利。管理している大井の堀千亜樹調教師は南関東重賞は5勝目。アフター5スター賞は初勝利。
書簡六十四の全宇宙の姿facies totius Universiの部分が,延長の属性Extensionis attributumの間接無限様態についての言及であるとしましょう。スピノザはこれに関する質問に関してはこれ以上は何も答えていません。したがって僕の解釈では,スピノザは思惟の属性Cogitationis attributumの直接無限様態,延長の属性の直接無限様態と間接無限様態については解答しているけれど,思惟の属性の間接無限様態については何も答えていないことになります。もちろんこれは僕の見解opinioですから,それとは異なった解釈があり得るというなら,そうした見解についても説明は受け入れますが,僕が示した根拠は強力と思いますので,おそらくこの部分は僕の解釈が正しいものと思います。
岩波文庫版のこの箇所には畠中による訳注が付せられています。それは,直接無限様態および間接無限様態についてスピノザが説明を与えている唯一の箇所であるというものです。したがってスピノザはこの箇所以外では,各々の属性について,その直接無限様態および間接無限様態が何であるのかということは言及していないことになります。畠中が見落とすということは考えにくいですから,これは確かにそうなのでしょう。すると,スピノザは思惟の属性の間接無限様態については,それが具体的に何であるのかということを何もいっていないことになります。正確にいえば,スピノザの遺稿のすべてを僕たちは知っているわけではありませんから,もしかしたらそうしたものがあったという可能性まで否定することはできませんが,僕たちが知り得るものとしては,思惟の属性の間接無限様態についてスピノザが説明しているテクストは存在しないということになります。
こうした事情があるために,僕はもしも思惟の属性の間接無限様態が何であるのかということに言及するのであれば,たとえそのことを説明しようという主旨ではない場合でも,それが思惟の属性の間接無限様態であるとする根拠を示すべきであると考えるのです。この点で,『〈内在の哲学〉へ』のこれに関する言及には僕は不満を感じます。近藤はこれに関する根拠は何も示していないからです。なぜ思惟の属性の間接無限様態は,諸観念の総体であるということができるのでしょうか。
フランシスコダイゴはまたも枠入りにてこずりました。クルセイズスピリツ,サイタスリーレッド,カプリフレイバー,サンダーマックス,エッシャーの5頭が前にいき,後続を引っ張る展開。6番手にキャンドルグラス。少し差が開いてブロンディーヴァ。8番手にハヤブサマカオーとフランシスコダイゴ。10番手以下はライクアロケット,サブノジュニア,メモリーメンヒル,エポック,アンサンブルライフの順。前半の600mは34秒1のハイペース。
前の4頭からサンダーマックスは脱落。クルセイズスピリツとサイタスリーレッドの2頭は雁行でコーナーを回り直線に。サイタスリーレッドの手応えがよく見えましたが,直線では伸びず。サイタスリーレッドの外からキャンドルグラスが伸びてきて,逃げ粘るクルセイズスピリツを差して先頭に。しかしクルセイズスピリツとキャンドルグラスの間に進路を取ったサブノジュニアの末脚一閃。あっという間に内からキャンドルグラスを差し切って優勝。キャンドルグラスが1馬身4分の1差で2着。キャンドルグラスの外から追ってきたブロンディーヴァが1馬身4分の3差で3着。ブロンディーヴァのさらに外から追い込んだライクアロケットが半馬身差で4着。逃げたクルセイズスピリツがアタマ差で5着。
優勝したサブノジュニアは南関東重賞初制覇。3歳の頃からスプリント路線のトップクラスで戦っていた馬。途中で停滞した時期があったものの,昨年の冬場から復活を遂げ,ここ6戦で4勝。重賞でも2着に入りました。実績からすればようやくの南関東重賞制覇といったところでしょう。父のサウスヴィグラスが本格化したのが6歳の時だったことから,父の傾向を受け継いでいるとみることもできます。おそらく東京盃に進むものと思われますが,本格化したということであれば勝ち負けになるかもしれません。ひとつ上の半兄に2017年の東京記念を勝っているサブノクロヒョウ。
騎乗した大井の矢野貴之騎手は東京プリンセス賞以来の南関東重賞21勝目。アフター5スター賞は初勝利。管理している大井の堀千亜樹調教師は南関東重賞は5勝目。アフター5スター賞は初勝利。
書簡六十四の全宇宙の姿facies totius Universiの部分が,延長の属性Extensionis attributumの間接無限様態についての言及であるとしましょう。スピノザはこれに関する質問に関してはこれ以上は何も答えていません。したがって僕の解釈では,スピノザは思惟の属性Cogitationis attributumの直接無限様態,延長の属性の直接無限様態と間接無限様態については解答しているけれど,思惟の属性の間接無限様態については何も答えていないことになります。もちろんこれは僕の見解opinioですから,それとは異なった解釈があり得るというなら,そうした見解についても説明は受け入れますが,僕が示した根拠は強力と思いますので,おそらくこの部分は僕の解釈が正しいものと思います。
岩波文庫版のこの箇所には畠中による訳注が付せられています。それは,直接無限様態および間接無限様態についてスピノザが説明を与えている唯一の箇所であるというものです。したがってスピノザはこの箇所以外では,各々の属性について,その直接無限様態および間接無限様態が何であるのかということは言及していないことになります。畠中が見落とすということは考えにくいですから,これは確かにそうなのでしょう。すると,スピノザは思惟の属性の間接無限様態については,それが具体的に何であるのかということを何もいっていないことになります。正確にいえば,スピノザの遺稿のすべてを僕たちは知っているわけではありませんから,もしかしたらそうしたものがあったという可能性まで否定することはできませんが,僕たちが知り得るものとしては,思惟の属性の間接無限様態についてスピノザが説明しているテクストは存在しないということになります。
こうした事情があるために,僕はもしも思惟の属性の間接無限様態が何であるのかということに言及するのであれば,たとえそのことを説明しようという主旨ではない場合でも,それが思惟の属性の間接無限様態であるとする根拠を示すべきであると考えるのです。この点で,『〈内在の哲学〉へ』のこれに関する言及には僕は不満を感じます。近藤はこれに関する根拠は何も示していないからです。なぜ思惟の属性の間接無限様態は,諸観念の総体であるということができるのでしょうか。
