スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ブリーダーズゴールドカップ&意外な結果

2010-08-12 20:45:14 | 地方競馬
 復活したカネヒキリが出走してきた第22回ブリーダーズゴールドカップ(動画)。
 逃げたのは岩手のエイシンイッパツ。ロールオブザダイスなどがこれを追っていき,注目のカネヒキリは4番手のイン。少し包まれたかなという印象はありました。
 マイネルアワグラスはその後ろに位置していたのですが,出し抜けを食わせるように3コーナー手前から上がっていき,直線入口では先頭に。一旦は5番手まで下がることになったカネヒキリも外に持ち出し,これは何とか捕えたのですが,さらに後方に構えていたシルクメビウスが矢のような伸びで交わし去り,4馬身もの差をつけての圧勝。カネヒキリが2着でマイネルアワグラスが3着でした。
 優勝したシルクメビウスは前走の東海ステークスから連勝で重賞3勝目。本当のトップにはもう少しだけ届かないといった存在だったのですが,ここでカネヒキリを破ったのは,一皮むけたからなのかもしれません。そういう意味では秋に向けてかなり楽しみな存在の1頭になったといっていいと思います。父はステイゴールドで,母系祖先はフラストレート
 騎乗した田中博康騎手,管理している領家政蔵調教師とも,ブリーダーズゴールドカップは初制覇。

 そして3時からМ先生の診察となったわけですが,ここでは僕にとって意外な結果が待ち構えていました。
 一月前の処置によって,それ以前は高めで推移していた朝の血糖値というのは,明らかに以前の水準まで戻っていました。したがって前回は7.7%まで悪化していたヘモグロビンA1cの値も,正常とされるような値まで戻ってはいなくとも,当然ながら改善はしているであろうと僕は予期していました。ところがМ先生が僕に告げたこの日の検査結果の値は,7.9%。つまりさらに悪くなっていたのです。それから血液検査では血糖値も測定されますが,これも293㎎/㎗と,非常に高い数値でした。
 血糖値を上昇させるのは,第一には摂取する熱量ですが,原因としてはそれだけでなく,たとえばいらいらしたりしてストレスを感じるような場合にはとくに食事などとは関係なく上昇します。この日は採血のために待たされた上でさらにアクシデントも経て検査をしていますから,数値自体は異常に高いといえますが,そのときの血糖値が普段よりも高いというのは分からないではありません。しかしヘモグロビンA1cの方が改善していないばかりか悪化しているというのは,僕にはかなり不思議に思えました。
 考えられるのは次のことです。
 ヘモグロビンA1cは,過去1月から2月の血糖値の統御の状況を示す値です。しかるにこの日の診察は,前回から1月程度。そして説明しましたように,持続効果型のインスリンを増量してからはっきりとした効果が得られるまで,僕の場合には1週間ほどの時間を要してしまいましたので,実際に朝食前の血糖値が安定してからは3週間ほどしか経過していません。そしてその前の1月ほどはむしろ血糖値をコントロールできていない状況が継続していました。そこでこのときの検査では,その期間の状況も大きく反映されたのではないかと思うのです。血糖値の方は日常的に計測していて,それはランタスの増量の後にははっきりと改善していたわけですから,このように考えることしかできませんでしたし,これについては今から考えてもそうとしか思えないのです。
コメント
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