スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

メイセイオペラ&糖定性と尿クレアチニン

2010-08-23 00:17:31 | 名馬
 17日の黒潮盃を勝ったツルオカオウジの父,メイセイオペラについて,もう少し詳しく紹介しておきましょう。母系祖先はエスサーディー
 2歳7月のデビュー戦を勝つもその後4連敗。しかし11月に2勝目を上げるとそこから9連勝。岩手の3歳トップに立ちました。その後も岩手の馬には負けませんでしたが,重賞にはなかなか届かず,4歳7月のマーキュリーカップで重賞初制覇。そしてその年の南部杯でついに大レース制覇も達成しました。
 東京大賞典は2着でしたが,翌年,すなわち1991年1月31日のフェブラリーステークスを制覇。地方所属馬がJRAの大レースを勝ったのは現在まで,これが唯一です。この年は帝王賞も勝って大レース3勝目。
 この年の秋,地元戦を連勝して挑んだ東京大賞典で11着と謎の大敗。しかし当然ながらこの年のNAR賞年度代表馬には選出されました。
 翌年も現役続行。連覇を目指したフェブラリーステークスはウイングアローの4着に負けましたが,内容は悪くなく,復活もあるかと思わせました。しかしこの年は地元戦の2勝だけ。やはり連覇を目指した帝王賞も14着という大敗で,それ以上は重賞勝ちを積み上げることなく引退となっています。
 トーホウエンペラーもそうですが,やはりこういう馬は有力な繁殖牝馬を集めるのは難しい面があります。そういう意味ではツルオカオウジのような活躍馬が輩出したのは喜ばしいことだと思います。

 オーダーされた検査の結果について逐一記していてはきりがありませんから,ここでは僕が特記しておくべきとだろうと思うことについてのみ書いておくことにします。
 まずひとつは糖定性で,これが1+という結果でした。糖定性というのは決まった基準というものがあるわけではないようですが,この結果からはこの時点でも尿糖が出ていたということではないかと思います。この日も前日に体重の計測を自宅でやっていまして,それは49㎏。したがって前回のときよりは増えていたのですが,それでも尿糖は出ていたということになります。逆にいいますと,その前回の検査の結果は僕は把握していませんが,たぶんもっと高い数値であったのだろうと推測できます。
 もうひとつが尿クレアチニンの検査。実は尿クレアチニンというのは,体格によって左右されます。したがって正常とされる範囲の幅は広く,尿1㎗中に,10㎎から300㎎というのが,僕がもらった検査詳細情報に示されている正常値。体格によって左右されるというのは,基本的に筋肉質であればあるほどその値が高くなってくるということなので,僕のようにやせ型の人間ですと当然ながら値は低くなります。低くなるのですが,この日の結果は10㎎/㎗でしたので,下限値ぎりぎりでした。もちろん正常値の範囲内ですし,基本的に糖尿病患者の尿クレアチニン検査は,合併症のひとつである腎症との関連からオーダーされているものでしょうから,低いにこしたことはないのかもしれません。ただ,人間の身体の筋肉の量というのは,当然ながらその人間の体重に大きく関係してくるわけで,前述したように尿糖の有無と体重の増減との間には大きな関係があるようですから,この観点からいえば,この下限値ぎりぎりというのは,問題がまったくないとはいいきれないのではないかという気もします。ただ,これに関しては僕の素人考えという部分もあり,М先生からこのことに関して何か言われたということは,この日も含めてただの1度もありませんから,あまり鵜呑みにはなさらないようにしてください。
 この日のほかの検査結果でとくに僕の気になったところはありませんでした。
コメント
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