スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

全日本選抜&抜歯後の血糖値

2010-08-08 17:13:13 | 競輪
 酷暑の中での開催となった全日本選抜競輪の決勝。並びは佐藤-成田の北日本に中村,神山拓弥-武田-神山雄一郎-木村で折り合った栃木茨城,村上-大塚の西日本。
 成田がSを取って佐藤の前受け。4番手に村上,6番手から栃木茨城の周回。神山拓弥の上昇は残り2周のバックから。これをみた佐藤が誘導を斬って,番手に飛びつきました。ところが武田は競りを嫌い,そのまま外を発進。やや意外な形で武田の先行となり,切り替えた成田が4番手に。しかしその後ろで立て直した佐藤が,マークとなった中村を引き連れてバックから捲ると,神山雄一郎の牽制も交わして出切ります。そこへ後方で様子をみていた村上がいいスピードで捲りあげてきたのですが,中村の牽制で外に。牽制にいった中村はバランスを崩して落車。大塚はうまく避けましたが,武田が乗り上げ,さらに神山雄一郎も巻き込まれて落車。このアクシデントにはまったく関係しなかった佐藤が後ろを大きく引き離して優勝。村上が2着で成田が3着。
 優勝した岩手の佐藤友和選手は一昨年の共同通信社杯以来のビッグ3勝目で,GⅠは初優勝。僕が期待していた選手で,もっと早く獲っていてもおかしくない力があったと思うのですが,昨年は年末に武雄記念こそ優勝していますが低迷していました。年齢的にいえばまだこれから活躍が見込める選手ですから,今日は幸運な面もありましたけれども,僕が期待しているような活躍を今後もしてくれるのではないかと思います。

 前述しましたように左下の奥歯を抜歯したのが23日の午後3時過ぎ。シックデイのときに血糖値が上昇するひとつの契機として,白血球が活発に働いている場合というのがありましたが,抜歯しても同様のことが生じるのではないかと僕は想像していました。このときに合わせて飲んでいた薬は細菌の感染を防止するためのものでしたが,裏を返せばこれは,抜歯を行った場合には細菌の感染を起こしやすいという意味だと考えられますし,実際に細菌の感染が生じたならば,白血球が働くことになるであろうからです。
 それで夕食前に血糖値を計測したところ,138㎎/㎗でした。これは若干高めではありますが,これくらいでは抜歯の影響があったとはっきりいうことはできません。しかし,就寝前に計測したときは317㎎/㎗で,これは非常に高い。もちろん夕食に何を摂取するのかということによって就寝前の血糖値というのは変動しますけれども,それでもこんな高い値が出てしまうということはまずありませんから,もちろんはっきりとそうだといいきることはできませんが,これは抜歯の影響であったのではないかと思います。夕食前のときにそんなに高くなかったのは,まだ影響が出るほどには時間が経過していなかったからか,そうでなければ,夕食を摂取すれば必然的に歯や歯茎を使うことになりますから,そこを使用したことによって細菌の感染が生じたからであるかもしれません。ちなみにこの日の夕食は麻婆丼で,僕の経験からするとこれはどちらかといえば血糖値が高くなりがちな方の食べ物ですが,それまでも食べたことはありまして,しかしこんなにも血糖値が高くなってしまうということはありませんでしたから,これには何かほかの原因があったと考えることが妥当であり,その原因としてはやはり抜歯しか考えられません。本当に細菌の感染が生じたのかどうかは分かりませんが,痛みを感じるということはありませんでした。
 この血糖値は,翌24日の昼食前の213㎎/㎗という値まで高い状態が続き,この日の夕食前の79㎎/㎗で落ち着きました。すなわちおそらくは抜歯が原因と考えられる血糖値の高騰は,ほぼ1日で治まったということになります。
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