スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王位戦&麻酔

2010-08-04 21:28:42 | 将棋
 互いに1勝ずつをあげて五分の星で迎えた第51期王位戦七番勝負第三局。
 先手の広瀬章人六段が居飛車を選択すると深浦康市王位は4手目△3三角戦法。角交換から後手向飛車から穴熊,先手は左美濃という戦型。中盤の戦いもかなり面白かったのですが,ここでは終盤だけを。
                    
 ここから後手は△6一金と角を取り,▲同龍に△8五桂と打ちました。驚いたのはここからの先手の手順。▲6八金寄と受け,△7七桂成にも平然と▲同金と取り△6八銀と打たせます。それも▲同金と取り,△7九角も打たせて▲9八玉△6八角成。きれいに寄せられたという感じなのですがそこで▲8八銀(第2図)と投入しました。
                    
 後手は△7一馬と質駒の銀を入手して攻めの継続を図りましたが,これを▲同龍と取った形は後手玉が二手すき。よって後手は詰めろの連続で迫る必要がありましたが,△7九銀▲7八金打△8八銀成▲同玉に△7九金が詰めろではなく,▲7五桂(第3図)と打つことができた先手の勝ちとなりました。
                    
 広瀬六段が勝って2勝1敗。居飛車を選択した将棋で勝ったのはわりと大きいのではないかと思います。第四局は10日と11日です。

 火曜に処方された薬は,木曜の夜から飲み始めたわけですから,まだ残っていたのですが,このうち,細菌感染防止の効能をもつセフゾンカプセルの方はこの日も処方箋が出ました。本当は鎮痛剤の方も処方される予定であったようですが,これに関しては火曜に処方されたフェナゾックスカプセルを僕は飲んでいませんでしたので,これが残っているということで処方されていません。
 予約は11時で,この日は帰宅したのは12時少し前でした。歩いて10分強のところにある歯医者ですので,11時40分とかそれくらいまでには治療は終っていたという計算になります。ただこの日の治療では麻酔を使いまして,帰ったときにはその麻酔がまだ効いていましたので,口が思うように動きません。僕は外出先から帰宅すれば現在はどんな場合でも手洗いとうがいをします。少なくとも,みなと赤十字病院の耳鼻咽喉科でを処方してもらってからは必ずです。でも,このときはそのうがいも満足にはできないような状態で,水を吹きこぼしてしまいました。ちなみに,歯医者での麻酔といえば,以前は注射だったのですが,I歯科で用いられたのは塗り薬でした。注射ですと局所的なものですが,塗り薬ではそういうわけにはいきません。僕はこんなに口の動きに不自由した経験はこれが初めてでしたが,それにはこの影響もあったのではないかと思います。単に口の中を動かすのが不自由というよりも,唇も感覚が麻痺したような状態でした。なお,抜歯のときには当然ながら麻酔を使いますが,これについてはそのときも同様でした。
 その抜歯ですが,この日の治療で翌週には行えるだろうということになりました。ただし,抜歯をするなら午前中よりも午後の方がよいということを強く示唆されました。僕は今まではずっと午前中に抜歯をしていましたからやや意外な話でしたが,そういわれるのであればそれに従うことにしました。翌週の午後だと僕は月曜と水曜はダメでしたけど,それ以外ならなんとかできそうでした。それならば早い方がよかろうということで火曜,つまり23日に抜歯を行うと決定しました。予約時間は午後3時でした。なお,この日に処方されたセゾンカプセルは,この抜歯に合わせて処方されたもの。すなわち飲み始めたのは22日の夕食後からということになります。
 
コメント
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