スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

フラストレート&運動の本性

2006-04-22 20:30:34 | 血統
 マイルグランプリを勝ったアジュディミツオー。この馬も明治以来1世紀にわたって日本で続いてきた母系をその出自にもつ馬なのです。
           
 日本での基礎となっているのは1900年にイギリスで産まれたフラストレート(1-b)。現在も続いているのはほとんどが第三フラストレートの系統です。はっきりとは数えられませんが,アストニシメントほど広くは繁栄していないと思われます。1999年の優駿牝馬(オークス)を勝ったウメノファイバーはこの系統出身です。

 これで僕たちは一般に物体の運動の本性を知ることができます。物体があたかもそれ自身によって運動をすることはなく,必ず何かほかの物体の影響によって運動をし(自然学①補助定理三),そしてそうした運動の本性が,その運動に関係するすべての物体の本性から生じる(自然学②公理一)のであるとすれば,一般に物体の運動の本性は,それがどんな物体のどんな運動であったとしても,必ず最低でもふたつ,つまり複数の物体の本性を含むことになるからです。要するに,物体Aの運動の本性には,物体Aの本性と,それとは別の物体Xの本性が必ず含まれているということになるのです。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする