スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

宇都宮記念&合一

2006-05-23 21:40:40 | 競輪
 宇都宮記念は予想に反して佐々木選手の先行。後方がもつれるという展開で番手の三宅達也選手に絶好だったのですが,三宅選手の後ろを選択していた秋田の有坂直樹選手が直線で三宅選手の外を伸びて優勝。三宅選手が2着で3着には地元の坂本英一選手が食い込んでいます。
 有坂選手は今年はGⅠで2戦とも入着するなど絶好調。記念も2月の静岡記念に続いて今年2勝目です。

 明日は大井東京プリンセス賞があります。一応は桜花賞馬のチャームアスリープ◎に期待しますが,また内田博幸騎手が乗らない上に,桜花賞馬はこのレースで苦戦の傾向にあるので不安もあります。その内田騎手のグリーンベイ○が相手。1・2着馬が羽田盃で1・3着になったクラウンカップで,離されたとはいえ5着のカネショウメロディ▲も,この相手なら通用しそうです。あと桜花賞で5着のヒカリワーネリー△と4着のカミノヤマレンジャ△も。

 第二部定理一三系を受け,テーマとなっている備考の冒頭でスピノザは「これによって我々は,人間精神が身体と合一していることを知るのみならず,精神と身体の合一をいかに解すべきであるかをも知る」といっています。つまりスピノザは,ある人間の精神と,その人間の身体が同一の個体であるということをもって,人間の精神と人間の身体は合一していると理解するのです。
 ところで,人間の精神とは,人間の身体の観念のことですから,これは,人間の身体の観念が人間の身体と合一しているという意味になります。したがってこれを一般的に理解すれば,形相的事物Aと,Aの観念は合一しているということになるでしょう。
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