6月18日日曜日のご案内：二人の日本人が関わる・・・

もう30年以上前からソムリエ協会の例会でお世話になり、その著書で感銘を受け、また1990年からの10年間は勝沼で行われたM社の「新酒を利く会」でお話し聞かせて頂いた巨匠。

20年ほど前に亡くなられましたが、その意思は「ウスケボーイズ」として尚影響を残しています。

麻井宇介さん（本名は浅井省吾さん）は日本国内でワインの啓蒙をされながら晩年は南半球のワイナリーオーナーと意気投合し、そこでお手伝いをされたりしていました。

そしてPLでKKコンビとして一世を風靡され、その後も野球界で名を遺す桑田真澄さん。

彼は名誉ソムリエに推挙されるほどのワイン好きですし、高じて麻井宇介さんと同じワイナリーでワイン造りを手伝います。

オーナーは彼を気に入り「KUWATA」の名を2010年ヴィンテージのラベルに記します。

何度か席を同じくしましたし、彼のヴィンテージのワインを上着を脱いで楽しみました。

オーナーの名はジェームス・ヴルティッチさん。

「プロヴィダンス」というワインを生み出されています。

そむりえ亭にも足を向けていただきました。

さてそのヴルティッチさんのワインを楽しむ会を満を持して開催いたします。

日時：6月18日日曜日　19時～

場所：そむりえ亭

会費：お一人様25,000円（税込、料理とワイン6種付）

　　　プライベートリザーヴ 2010（ボルドー右岸系ブレンド）

　　　シラー 2014（文字通りシラーです）
　　　フォーアポッスルズ 2013（ボルドー系にシラーをブレンド）

　　　ロゼ 2017（いやあ、これが侮れません）

　　　以上4種を含む。

内容：ニュージーランド北島で世界を唸らせるプロヴィダンスのワイン4種と他のニュージーランドのワイン2種に坂本君の料理を合わせます。

募集：マックス14名。

予約：お電話、SNSのメッセージ、ご来店のどの方法でも結構です。

どうぞ、この折にニュージーランドの至宝「プロヴィダンス」をお試しください。

ご連絡をお待ちしています。

　　　　　　　　　樋口誠

15日、16日の状況

ご案内しております「ちょっとええワイン」（15日、16日）

通常メニューに4,500円もプラスですので「そんなには出ないだろう」

「2日間で出なくても翌日での提供も可能なアイテムだし・・・」

などと考えておりまして、「複数本あるので、ドンとこい」と書いていたのです。

ところが、16日に固まってご希望があり、計9名のご予約にて残数3名分となりました。

実際には白の「クーレ ド セラン」は2本のみの在庫＝12杯分でして・・・

 （赤のケイマスは未だあります）

「うわ、まだ予約してなかった～～」という方はお早めにご連絡をお願いします。

今日14日はお休みを頂いていますが、SNSのメッセージ機能でのお問合せは可能です。

ちなみに15日はお席に余裕あり、16日は残り二組分。

この機会に是非。

あ、「ちょっとええワイン」は残り3名分ですが、通常メニューは問題なくありますので、ご安心ください。

　　　　　　　　　　　樋口誠

ワインの選び方

こういう仕事をしていると「家のセラーにはどういうワインをそろえればよいか？」などと聞かれることがあります。

その場合、お客様のワインを飲まれる頻度やセラーを購入した目的、嗜好などを伺ってお答えしますが、まあ、人それぞれですので簡単に答えることはできません。

ですので、そむりえ亭での仕入れの考え方などを記しておきましょう。

１：使いたい価格帯の範囲内であること。

２：時折ある「祝いの席」等のものも若干考慮する。

３：タイプが被らないようにする。

４：その国ならではの品種を選ぶ。

５：国際品種の場合、なにか相違点を探す。

６：シノニム＝異呼称がある場合、「どう違うか？」を検討する。

７：グラスワインとして使うのに適しているか？を見極める。

８：ボトル形状がいびつでないか？も考慮する。

等など、です。

現在でも沢山のグラスワインが空いていますので、バリエーションと価格的妥当性は当然ながら「その産地らしいか？」は大事だと思っています。

家でワインを楽しまれる皆様も是非「偏らない」を念頭にセラーなどを埋めていただければと思います。

　　　　　　　　　　　樋口誠

シュナンブランと言っても・・・

まあ、どんな葡萄品種でも産地によって、勿論生産者によって大きな違いがあります。

カベルネであろうが、シャルドネであろうが、シラーやネッビオーロであろうが、です。

昨日ご案内した15日16日の「ちょっとええワイン」で使うワインの一つ「クーレ ド セラン」はロワール河中流域の「シュナンブラン種」のワイン。

この葡萄はロワール地方の主力葡萄であって、最近では南アフリカでも台頭しています。

ロワールではヴーヴレーとかアンジュ、ジャスニエール等と言った産地がそれなりに有名です。

辛口もあれば甘口もあり、場合によっては貴腐ワインにもなり・・・

しかし、このあたりのシュナンブランは「酸が魅力」であることは疑いようがありません。

そのお陰で非常に長命。

何年経っても若々しい、どちらかと言えば「薄め」の色合い。

南アフリカのは上記に比べ酸のレベルは穏やかで、時に樽を感じたり。

ちなみに「スティーン」というシノニム（異呼称）で呼ばれる事もあります。

さて今回「ちょっとええワイン」で使うのはロワール中流「サヴァニエール」という産地のものです。

生産者ニコラジョリーは奇才と呼ばれ、彼のワインは「唯一無二」

他のシュナンブランと明らかに違い、若い内から濃い＝褐色気味の仕上がりです。

酸、円やかさ、フレッシュさ、複雑さ、透明感、分厚さ、切れ、余韻、等々の相反する要素が何故か一本に詰まっています。

例えたくても、例えようのない、という表現が正しいのだろうと思います。

そして、、もう一本の「ケイマス スペシャルセレクション」はというと、カリフォルニアはナパの「正真正銘」＝強さ、酸のまろやかさ、深さ、香りの重層的な、逸品です。

例えるなら「屈強なアメリカンフットボールの選手」

2本づつスタンバイしていますので、2日間で無くなることはないかと思います。

「唯一無二」と「正真正銘」をお楽しみください。

御連絡いただければ、17日も確保しておきます。

2次会使いで「一杯だけ」というのもアリ、です。

ちなみにこういうワイン＝「ちょっとええワイン」で使うようなワイン＝は劇的に値上がり中。

今のうち、です。

　　　　　　　　　　　樋口誠

6月14日チャリティディナーのご案内 リマインド

先日ご案内のチャリティディナー。

順調にお客様のお声を頂いていますが、まだまだお席がありますのでリマインドさせていただきます。

どうぞ宜しくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　樋口誠

5月中旬の状況と「ちょっとええワイン」のお誘い

5月中盤の状況をお伝えします。

14日（日）：お休みを頂戴します。

18日（木）：お休みを頂戴します。

今のところ「満席近く」といった日は（残念ながら）ありません。

ヒマな日が多いのが「月半ば」の特徴ですから仕方ないですね。

という事で・・・・

15日（月）16日（火）：「ちょっとええワイン」を急遽開催します。

白：クロ ド ラ クーレ ド セラン 2014 ジョリー　

　　　　　　　　　　　　　　　単品1グラス2,500円

　　　　　 古くは1977年から開けてますが、裏切られないワインです。

赤：ケイマス スペシャルセレクション 2017 　

　　　　　　　　　　　 単品1グラス5,000円

　　　　　 某ワイン誌で「ワインオブザイヤー」を2度も獲得した逸品です。

上記2種をコースのペアリングに差し込んで

＋4,500円＝16,500円にてご用意。

赤白ともに複数本の在庫がありますので、ドンと来い、です。

お好きな時間、お好きなお人数でお申し込みください。

勿論、通常のコースもご用意していますし、2次会使いも歓迎です。

お待ちしています。

　　　　　　　樋口誠

「階段で……」

ほんの「たまに」ですが、3階のそむりえ亭まで「階段で上がってきました」とおっしゃる方がいます。

「なんでまた?」と伺うと「エレベーターにボタンがなかってん」と………

そうなんですよねぇ、ボタンが見えにくいんです😅

という方のために写真を添付しますね。

格子状のタイルに隠れるように、ひっそりと、しかし、ちゃんとありますのでエレベーターで上がってきてください。

さて、今日9日は2組のご予約。

まだまだ空いています。

お待ちしています。

          樋口誠

企画関係

少し前に「これからも色々企画したい」というようなことを書きました。

海外からの「ワインメーカーズディナー」のオファーは今現在届いていませんので、それ以外で企画します。

今月は6日に「手に入れにくい日本ワイン会」でした。

来月には2件の会を考えています。

１：先ずは6月8日木曜日に「ごっつええワイン」で7名様お集まり頂く会です。

　　で、「さあ募集」という前に口コミで埋まってしまいました。

　　既にエントリーされた方は19時集合でお願いします。

　　もしキャンセルがありましたら、都度募集いたします。

　　気になる方は「いったい何すんねん？」と直接お聞きください。

２：既にご案内済みですが6月14日水曜日にチャリティディナーを開催。

　　谷町2丁目「ル クロ ド マリアージュ」にソムリエ仲間が集合します。

　　詳しくはココからご確認ください。

　　

３：続いて6月18日日曜日。

　　内容はもう少ししてからのご案内と致しますが、これは14名募集の予定。

　　熱狂的なファンの付いているワインを4種使う会です。

　　ご興味のある方は一カ月前＝5月18日頃も投稿をお見逃しなく。

また「こんな会やって～」なご意見がありましたら、遠慮なく仰って下さい。

可能な企画なら「なるはや」でお応えしたいと思います。

さて今日9日はお休みです。

明日以降のお越しをお待ちしています。

　　　　　　　　　樋口誠

「GW終わって一休みのアレ」です。

GW中はどうにか形になる営業でした。

ありがとうございます。

しかし、昨7日は既に落ち着いてしまい、今日8日はご予約がゼロ。

よって「アレ」＝「ブログ見たでえ‼」の発動です。

いつも以上にお得に設定いたしますので合言葉でご来店ください。

コース12,000円（ワイン6種付、税込）→10,000円（なんと2,000円もお得です）

コース後の追加ワイン→一杯辺り400円引き

2次会等でお使いの場合→一杯辺り300円引き

食後酒（甘いもの、強いものいずれも）→500円引き

お電話、SNSのメッセージ、ご来店の折、どの方法でも大丈夫です。

「ブログ見たでえ‼」の合言葉でお得にお過ごしくださいまし。

尚、明日9日はお休みを頂戴しています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　樋口誠

ここ最近は・・・

10年ぶり、とか、ホテル時代以降初、とかのお客様がチラホラいらっしゃいます。

コロナ禍もあって「3年ぶり」は珍しくもありませんが、10年以上ともなると「忘れられていなかった」と感じて嬉しいものです。

同時に初めての方もいらっしゃり、世代交代もぼちぼち。

GWならでは、の光景です。

ワインも同様。

通常はペアリング用のワインを主に使用するお陰で、じっくりセラーに眠っていたワインも多少はあるわけです。

これらを使って昨秋から「ワイン会」的なものを開催しています。

昨日の「ちょっと手に入りにくい日本ワインの会」もそうでした。

6月には2つの会を予定していますのでお見逃しなきようお願いします。

とはいえ「眠っていたワイン」も一本や二本しか残していなかったものが多く、少人数の募集になることが殆どです。

その辺、ご容赦頂ければ幸いです。

さてGW最終日の今日7日は一件のみのご予約です。

皆様のお越しをお待ちしています。

　　　　　　　　　　　樋口誠