小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

「リパの恵み」ようやくトップページに展示しました!

2016-12-09 12:00:31 | Weblog

ブログの方に気をとられ、ホームページの固定ページをおろそかにしていました。

ブログアップ更新は固定客を得られるのですが、どこに何があるのかすぐにわからなくなるのが欠点です。

こちらHPトップに「リパの恵み」をトップページに展示しました!

実際に「フィリピン絵画制作記」のページに入ると、16部屋自由に見られるよう展示替えもいたしました。よろしければお楽しみくださいませ!

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ユングの部屋〜長所と欠点、陰と陽

2016-12-09 11:59:12 | Weblog

ホームページの読者から、「リニューアルしたトップページを間違えて、“ユングの部屋”に入ってしまった。怖かった」という声をいただきました。

いいんですよ、どんどん入ってくださいな。

神田橋先生の言うところの「長所と欠点は同じところにあり」と同様に、人間には誰でも陰と陽があります。
一概には言えませんが、笑顔の素敵な人は起ると怖い人が多いし、いつもブスッとしてる人は、別に機嫌がわるいんじゃなく、元々がそんな顔だったりします。

「ユングの部屋」に展示されてる絵もまた、わたしの一面でもあると思っています。

面白いもので、かわいい絵が描ける人は、例外なくコワい絵が描けますが、逆は必ずしもそうではありません。私自身は前者だと勝手に思ってるわけですが、若い頃はそうでもありませんでした。

かわいいキャラを描くようにシフトしたのは、このユングの部屋を制作した前後でしょうか。

あまりこういうタイプの絵の依頼がないので、最近はめっきりこの手の絵は描いてませんが、最近また腕がうずくことがあります。

2月にカフェで展示イベントを予定してますので、その時にでも出してみようかな。

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なぜ多い、タクシーの事故?!

2016-12-07 14:34:08 | Weblog

最近、病院にタクシーが突っ込んだり、外苑前の標識にタクシーが突っ込んで人が死んだりと、なぜかタクシーの事故が多いですね。

私も丁度、1ヶ月前に六本木の麻布警察あたりで、不用意に開いたタクシーの扉に激突したばかりなので、あまり人ごとでありません。幸い、今のところなんともないのがありがたいこと。

あの事故以来、自転車に乗る時は少しは注意して乗るようにしていますが、六本木のあたりを走ってるタクシー、危ないですね。
そもそも、道がわからないタクシーが増えたというのは前からですが、事故を起こすタクシー。しかも、ありえない場所に突っ込んでくるタクシーというのは、今まで聞いたことがありません。

事故が頻発して起る理由はわかりませんが、一歩間違えると大事故になるような運転をしているタクシーは多いなと感じる今日この頃です。

起る時は起ってしまう事故ですが、避けることは出来るもの。
最近、心がけているのは「急がないこと」でしょうか。

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わたしは同性婚に反対でした(一緒に暮らすだけなら、”代官ゲイ”?)

2016-12-05 11:32:00 | Weblog

未だアクセス数の多い「わたしは同性婚に反対でした」ですが、昨日こんなコメントがありました。フィリピンから戻って以降、意見が多少変わったためか、来るコメントはほぼ、こちらを含めてまっとうなものになりました。

最初にあった粘着質なコメントは、こちらの記事が攻撃的だったからなのかもしれません。まあ、その時の正直な気持ちだったので、今更反省はしませんけど(笑)。

「代官ゲイ」のスタンプも、一部から泣いていると評判のわるかったものを、ラブラブに修正したら、あっさり申請が通ってしまいました。今のところ、おもだった批判も少ないようです。

焼き直しになりますが、今の正直な気持ちとして以前書いたリプを貼ります。

3週間滞在して、フィリピンというのはカトリックが国教であるにもかかわらず、同性愛に寛容な国なことがわかりました。
たとえば私の出張先クライアントの奥さんはカトリックでしたが、その友人に同性愛者がいたり、またその友人が日本に滞在するビザの書類をクライアントが手伝ったりと、まあ言うてみれば普通の付き合いをしているわけです。

買い物をしたり町のホームセンターなどに当たり前に同性愛者いると、人間というのは慣れてくるものなようです。
もちろん愛情の対象が向けられたら困るのですが、別に人に迷惑をかけるわけではなし。3週間いる間、わたしも「ああ、いるな」くらいの感じになってきました。

それでもカトリックの国ですから、同性婚は認められていないようです。
ビザの書類を持ってきた彼(彼女)も、生物学上の性別に「male」と書かないといけないのには戸惑っていました。
彼らなりの生きづらさはフィリピンでもあるのでしょうね。

しかしながら、そうした生きづらさみたいなものは、同性愛者に限らず生きていればあるものです。

正直、今では同性婚を明確に否定する論拠みたいなものは見出せずにいるのですが、さりとて渋谷区のように「いかにもリベラル」といった様子で謳い上げるように肯定するのも疑問を感じます。
いかに論拠をあげたところで、わたしを含めたそうした人たちの「気持ち」まで変えることはできません。

ですから、フィリピンやタイのように「町を歩いても空気のように”いるな”」と感じさせる環境になれば、それでそれ以上戸籍がどうこう求めなくても良いのではないでしょうか。
今では、そんな風にわたしは考えます。

愛する対象は個人の自由ですから、好きな人と一緒にいられることは幸せなことだと思います。

むしろ同性愛者を弾圧するような社会の方が問題であろうと思います。

ただ、男女の間でも公衆の面前で過剰に愛を表現するのは如何なものか。どちらも節度があって、普通に暮らせる社会になれば制度は二の次に思えます。

フィリピンでは同性婚は許可されてませんが、財産の相続などはきちんできるそうですから。

「代官ゲイ」スタンプはこちらから

アチャールくんスタンプはこちらから

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運動が苦手でも少しも困りません〜少し早めの柔道稽古納め

2016-12-04 12:49:41 | Weblog

昨日は品川の海洋大学柔道場で少し早めの柔道稽古納め。実際はまだ、稽古日はありますが、土曜日に道場の掃除とゆっくり目の稽古をしようという集まりでした。

柔道は高校1年の3月の時にはじめて授業で経験しました。
その時に、クラスで運動神経の良かった相手にまぐれで勝ってしまい、運動が苦手だっただけに舞い上がってしまったのがきっかけです。
もしかして才能があるのでは? と、カン違いして、柔道部に2年で入部しました。

結果、才能はカケラもありませんでしたが、高校の柔道部は3年生の先輩が1人しかおらず、そういう上下がきらいだった自分には向いていたと思います。
昨日、一緒に稽古した友人は、その時の部活で一緒。段位も実力も彼の方がはるかに上ですが、未だに稽古して終わってからお酒が飲めるのは幸せなことです。

小学校、中学生時代に苦手だったのが球技で、リトルリーグの野球は苦痛でしかなかったけど、武道はセンスがなくても意外にできるようになる時があるので、サボりながらも続けられたと思います。

近くのお風呂屋さんで汗を流したあとは、駒八・札の辻店で放談会を楽しみました。ここの食事は何を食べても美味しく、この日は日本酒の飲み放題に堪能♪

最後は高校時代の友人3人と、友人の大学時代の先輩、そして三十路の若手(?)とで、さらに大放談となりました(笑)♪

 
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絵がヘタでも困ることは何もないのですが・・・其の二

2016-12-03 10:13:11 | Weblog

昨日は秋葉原と岩本町からほど近いカフェ、東京BROS.で打ち合わせ。
まだ決定ではありませんが、2月こちらで宇田川敬介氏とイベントをやるかもしれません。イベントの内容は、いずれ発表しますが、昨日の打ち合わせでも出た宇田川さんの美術トラウマはかなりなもの。

それで、集まった仲間どうしで話に花が咲いたところ・・・教わった先生の影響って大きいのですね。子どもは敏感ですから数学の先生が嫌いだと、数学ぎらいになるし、英語の先生ぎらいだと英語ぎらいになる。逆もまた真で、数学の先生が好きだと、数学好きになるし、英語の先生が好きだと英好きになるようです。

でも、けっきょく社会に出れば好きだった教科、嫌いだった教科が役に立つか立たないかは、神のみぞ知るところです。

ただ、学校の先生はそのことをある程度自覚しておいた方が良いかもしれません。
私もたまに中学の教員時代の生徒に意外な感情を聞かされて驚いたことが、何度かありました(まだ非公開)♪

それでは私の場合、どうだったかというと、あまり先生の好き嫌いと関係なく人生を歩んだような気がします。

中学時代の美術の先生とはソリが合わず、どちらかというとニラまれてました。
母がその先生に会った時「小暮くんの絵はザツだ」と言われ、 けっこう憤慨してました。小学校の時は図工の先生とソリが合ったのか、よく貼り出されていたこともあって、意外な一言だったからだと思います。

私自身はゴーマンな子どもだったので、「あの先生にわたしの絵がわかるワケない」と気にしてませんでした。十五歳で画家になろうと思った時もそうでした。

とは言うものの、先生の影響は大きなもの。

小学校の時にイヤで仕方なかった音楽の時間は、中学の時に好きになり、いまだに音楽は愛好しております。

才能があったら音楽家になりたかったところですが、そちらのセンスはまったくなかったようでありますが(笑)。その話はまた次回にて。

 
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絵がヘタでも困ることは何もないのですが・・・

2016-12-01 13:00:38 | Weblog

最近になって、絵が描けないことにコンプレックスを感じている人は意外に多いことに気がつきました。総じて、仕事も経営者やら大企業社員、作家やライターなどと頭脳労働に優れた人に多いのが特徴でしょうか。

そんな人たちが言う言葉が、どれも判を押したように同じセリフ

「わたし、絵って本当に苦手なんです」

「描ける人ってスゴイと思います、尊敬しちゃう」

いえ、その。
こちら絵を描くのが仕事なんで。コックさんに「料理がうまくて尊敬しっちゃう」なんて言う人はいませんが、なんで絵描きだとそうなるんでしょうね(苦笑)。

こちらは絵なんか描けたって、そんなに良いことないのにと思うのですが、人間というのはないものが欲しくなるのでしょう。

話を聞いてみると、子どもの時にあった図画の授業で美術ぎらいが育っているケースが多いように思えます。

ひどいのは、子どもの前で描いた絵をビリビリに破る先生の話です。

にわかには信じられませんが、たしかに破られたご本人を見ると、いかも先生にキラわれそうなクセのある子だったろうと想像できるますが・・・それにしても小学生が授業で描いた絵を破るとは!

友人の作家・宇田川敬介氏は子どもの時に、一所懸命描いた家族の絵(?)を「何だ、お前。これ、チューショー画か?」と中傷されたことにショックを受け(・・・なんて、ウフッ♪ )、以来、美術に関わることを考えなくなったそうです。
子どもの時分に『抽象画』という言葉がわかるとはさすがですが、わかる分ショックだったのかもしれません。

まあ、宇田川氏の場合など、ホントにへたくそだったんだと思いますが、美術ぎらいはだいたい教師の心ない一言が原因です。本当のことが、一番キツかったりしますしねえ。

私も2年間だけ美術の教師をしてましたが、今だに己の素行を思い出す時があります。

下手でも開き直る子と、気にする子もいて、そのあたりはなかなか難しいところなのではありますが。

かくいう私も運動神経の良かった方でなかったので、スポーツ・コンプレックスみたいなものはありました。

美術の先生もそうですが、体育の先生になるような人に、子どもの頃運動神経がニブかったなんて人はまずいません。だいたい子どもの頃から運動が得意で体育の先生になる人がほとんどですからねえ。

とはいうものの、子どもが完全にキズつかないようにするのもムリな話。

わたしの場合、柔道を続けられたことが、運動ぎらいを解消することになりましたが、本当に運動が嫌いな子などいないでしょうし、絵もまたそうだと思います。

そんな意味で、先日沖縄で行ったイベントは有意義でした。

美術の楽しいあり方を考えてみたいと思ってます。

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