小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

福ケッチァーノの食事会レポート(下)

2015-11-02 07:45:35 | Weblog

WordPressの調子がわるく、昨日は書いた原稿が消えてしまい、ようやく再現したのが「福ケッチァーノ食事会レポート(上)」です(下もUPできなかったので中と下に分けました)

こちらは豚肉のプリンス・オロロフ。

プリンス・オロロフとはロシアの王子の名前だそうですが、フレンチの一皿。
豚肉に米とベシャメルソースを漉したソースを使うという、フレンチらしい一品ですが、最近はあまり聞いたことがない料理です。

実は私にとって、母が若い頃使っていた洋食の料理本に載っていて、20代の時にそのレシピ本を見ながらこの料理を作ったことがありました(残念ながら、家族の評判はイマイチ)。

いつか本物を食べたいと思っていた一皿でしたが、まさかこの料理を福ケッチァーノで味わえるとは!

デザートはアップルパイと富塚さんのめんげ芋を添えたアイスクリーム。

めんげ芋はこの地域特産のサツマイモで、「めんげ」は岩手で言う「めんこい」。
これまたほっこり優しいお味でした。

濱津さん、富塚さん、喜一さんたちは、今月21日に表参道のマルシェに出品するそうです。わたしはフィリピン出張で行けませんが、お時間のある方はぜひ行ってくださいませ。

というわけで、食事会は大成功。

こうした会食は生産者、料理人、そして食べる人の3者がいてはじめて成立します。

誰が一番というのではなく、このうち1者でも欠けると「食」は成立しません。

今回は一番ラクチンな「食べる人」としての参加。
参加していただいた全員に深く感謝する次第でした。

みなさま、ごちそうさま。ありがとうございました!

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福ケッチァーノ食事会レポート(中)

2015-11-02 07:45:09 | Weblog

WordPressの調子がわるく、昨日は書いた原稿が消えてしまい、ようやく再現したのが「福ケッチァーノ食事会レポート(上)」です。

消えた原稿は「福ケッチァーノ食事会レポート(最終回)」としてタイトルだけ残ってしまい、これがどうしても消えません。アクセスしても記事がありませんので、ご注意くださいませ(苦笑)。

↑ で、昨日からの続き。

喜一さんの農法は完全無農薬で、種から選別し、何年もかけて美味しく、虫にも病気にも強い野菜を育てています。

ところが今のTPPがこのままで行くと、それが出来なくなり、アメリカの種会社から 不本意な種を買わなければいけないとのこと。自然界のしくみを曲げようとする、傲慢な考えには腹立たしい限りですが、これからこのことも考えていきたいと思っています。

↑ こちらは奥田シェフ手づから調理した、濱津さんのトマトとドライイチジクのスパゲッティーニ。

まさに味覚の天才・奥田シェフならではの逸品で、ただのパスタからここまでの味を引き出す技に脱帽。トマトとイチジクのコンビネーションも抜群でした

つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする