「残念だったな」電車マナー優先席めぐりお年寄りと男性口論 動画投稿で議論沸騰
↑ こちらは最近話題の優先席をめぐる記事。
お年寄りも男性も、まあどっちもどっちだと思いますけど、私も今年になって同じような体験をしました。7月に奥多摩に行った時の行きの電車でイラストのようなシチュエーションに遭いました。
愉快な話ではなかったので、この時のブログには書かなかったけど(笑)。
リュックをして山登りの格好をした60代から70代くらいの女性が、席を譲れと言わんばかりに、人の鼻先に自分のヒジを突き出してくるのです。
イラストでは私が怒ってるような顔をしてますが、私は彼女のアピールに実はまったく気づかず。隣に座っていた友人たちとの話に夢中で、なんか鼻先にチラチラするものが来るなくらいに思っていました
友人たちからはその様子がよく見えたようで、降りてからこんな会話をいたしました。
「そんなに座りたいなら、山登りなんかしなきゃいいのに」
優先席というのは義務ではありません。
あくまで好意によって支えられてるもの。
先日、台湾のメトロで改めて感じたのが「博愛座」という優先席の立ち位置です。混んでいても若い人は決して座りません。お年寄りが入ってくると、必ず譲るという暗黙のルールがあるようでした。
これも周りの目を気にするということがあるのでしょうが、譲られる方もエンリョしないでさっさと座るので、社会システムになっているんでしょうね。
ただ、席を譲るというのはなかなか微妙なもので、私の先輩などは「席を譲られた」とショックを受けておりました。
高齢者の人口が増え、しかもその年代層にけっこうハバが出てきた今では、その辺りの呼吸も微妙なところです。年寄り扱いをされたくないという人もいますし、先の記事のように「若者は席を譲れ」という高圧的な人もいるようです。
中には、空いていても優先席には絶対座らないなんて人もいる。まあ、あんまり頑なのはどうかと思いますけどね〜。
私も最近は優先席の年齢に近づいてきたので(苦笑)、比較的混んでいる時でも優先席に座ることがあり、明らかに自分より上という人は乗ってきたら、さっさと立つことにしています。
最近は譲られるとイヤがる人は、顔を見てわかるようになりました。
譲ってほしい人は、わかりやすく「ゆずってオーラ」を出してますから、これは本人前に譲ってあげても問題ありません。
いくら高齢者でも、高圧的に「譲れ」とか、「近頃の若者はけしからん」なんて会話を優先席でつぶやく年寄りは論外。もちろん人の鼻先にヒジを突き立ててくるなんて、話になりません。
だからといって、衆目の面前でケンカをはじめる男性も褒められたものではない。
マナーのよろしくない高齢者も増えている昨今ですが、電車の中の摩擦は、悪い気が伝染しますので、なるべく控えてほしいもの。
とはいえ、たまに乗る満員電車にサラリーマン時代のイライラする気持ちを思い出す次第です。
そんな意味では台湾のメトロに見るマナー。
座りたい若者も大勢いるんでしょうけど、オートマチックに席を譲る社会システムなら、記事のような摩擦は起らないなと思った次第です。
写真は台北は欣葉の品々です♪
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