昨日は外国人の日本語学校、日語学院の卒業式と謝恩会にさいたま新都心に行ってきました。写真はリフレ15階にあるバイキングレストラン・リガーロ。
見ての通り、モダンアートというか未来都市というか、なかなか洒落た作りです。
日語学院は直接関わっているわけではありませんが、ここの理事長が経営している出版社・振学出版で挿絵などを描いている関係で招待されたというわけです。
生徒たちはベトナムや中国から来た人たちが中心。
日本語学校もピンキリですが、日語学院は近頃珍しいくらい面倒見が良いのではないでしょうか。
何しろ「モーニングコール」なるものがあって、朝来ない生徒がいると「今日どうしたの? 来れないの?」と先生が電話するのだそうです。
そこまで・・・という感じもしないではないですが、異国の地で学ぶ生徒が朱に交わらないためには、こうした配慮が効果あるそうです。
「卒業して、就職や別の大学に進んだら、”モーニングコール”はもうないんだよ」
そんな先生からの言葉が印象的でした。
一般公立の学校というのは、どうなっているんでしょうね。
川崎の殺人事件みたいなことがあると、そう思ってしまいます。
ベトナムや中国から来た生徒たちは一様に素直でした。
日本語のスピーチを披露し、埼玉大学に進学するという黒竜江省から来た中国の留学生は、回族と漢民族の混血だと言ってました。
おお、 回族といえば、昔イスラム教が回教と言われた時に、語源となった民族。
回族自体にイスラム教徒は多くないようですが、ルートとして渡ってきた関係で、間違えて「回教」と呼ばれるようになったそうですが、留学生はその話をもちろん知りませんでした。
若い人は「回教」と言われてもわかんないものね。
さいたま新都心はあのさいたまアリーナがあるところでもありますが、平日なのに人が多いのにびっくり。店も満員のところが多く、なかなか活気のある複合施設になっていました。
人口を多く抱える関係でしょうが、なんだ、虎ノ門ヒルズより人が多いじゃないの。
さいたま新都心、なかなか、あなどりがたしです!