浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

本を薦められる、こと

2006-02-12 22:57:58 | 
人から本を薦められたり、自分が人に本を薦めたりすることがありますよね。昔、会社の同僚が「人から薦められた本がつまらないとむかつく」とかいうことを言っていて「心の狭い人だなぁ」と思ったけど。ま、その人はすぐに会社を辞めましたが。僕は人から薦められるのも、人に薦めるのも大好きです。

最近、人に薦められて読んだ本。

陽気なギャングが地球を回す


古臭い言い方だけど「痛快アクション」という言葉が良く似合う感じ。キャラクターの立った登場人物たちのアクションもの。「スティング」とかそういう昔のアクションを思い出す。
映画化するんですね。銀行強盗物には個人的に名作が多いような気がしていて。「キリング・ゾーイ」「スペース・トラベラーズ」、銀行じゃなくて宝石店だけど「レザボア・ドッグズ」、銀行じゃなくてダイナー強盗だけど「パルプ・フィクション」…いや違うな、僕がタランティーノが好きなだけだ(笑)

星三つ★★★☆☆

左手首

大阪を舞台にした犯罪ものの短編集。短編だと知らずに買ってしまったんだけど。大阪が本当にこんな町だとは思わないけどなんとなくねばねばした、どろどろした雰囲気がたまらないよね。
内容自体は良かったんだけど、なにぶん短編なので物足りなかった。前菜を食べて、これからメインディッシュなんだろうと思っていたら「いまのがメインディッシュです」と言われた感じ。真価は長編でしょうね。
星二つ★★☆☆☆
コメント (5)
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