浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

リピータビリティ?それって美味しいの?

2010-07-30 21:10:23 | 食べ物
科学においてもっとも重要なことは「リピータビリティ」つまり「再現性」。再現出来ないのであればそれは科学的に実証されたことにならない。

同条件下で同じ実験をしたときに同じ結果が再現されること、これこそが科学的に証明された、ということになる。

料理は好きだけどそういう意味では僕の料理は科学では無い、再現性が無いから。
よっぽどのことが無い限り分量を量ることって無く、基本的に適当。

ということで今回も再現不可能なカレーを作る。

いっつもは市販のカレールゥを使ってカレーを作るけど、たまに「あー、スパイシーなカレーが食べたいな」って時にはスパイスからカレーを作る。

なぜかうちの近所にインド食材直輸入店があってそこで買い込んだスパイスがたっぷりあるからね。

まず鶏挽肉をニンニクとショウガのみじん切りとともに炒める。ほんとはタマネギを飴色に炒めたやつあるとベストなんだけど今日はタマネギがないので割愛。

そこにガラムマサラ、ターメリック、カルダモン、チリペッパー、シナモン、クミンなんかを投入。分量なんて量らない。最初は量ってたけどもう適当。このへんが再現不能なとこだな。

部屋中がなんかアジアンなにおいで充満してくる。

そこにざく切りにしたトマト、それと安かったひよこ豆を投入。ちょっと煮込んだら塩で味を調えて完了。スパイスだけでカレーを作るとき味を調える塩はとっても重要。

こういうことやってると「本格的ですね」とか言われるけど実は違う。スパイスでカレーを作るのは早くて簡単だから(あ、もちろん旨いから)。10分くらいで出来ちゃうんだもん。

合わせるご飯はサフランライス。ついでにキャベツもあったんでベーコンとコンソメ味の煮浸し作る。


あー、やっぱ夏はカレーですなぁ。
コメント (2)
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