つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

一喜一憂を超えて見つめる

2022-03-04 | Weblog
人間万事塞翁が馬である。
人それぞれの寿命を持つ。強靭でも実に敢え無く死す。
病弱にありながらも長く生きたりする。何が悪く何が良いということもなく、
それぞれの課せられた使命で、無知にしての長尺がはかられる。
無知を克服しての短命は、本命に生きる。
ただ無知にしての長命は、意味のない苦しみである。
無意味な人生は無いものを、無意味にして生きる哀れさ悲しさ。
ただ容姿を飾り立て、生まれたままの姿を知ることなく、事物に執着して生きる無価値。
この世の一つ一つの物事を、立場に見て思う。
あの時はあのように思った。この時はこのように思ったと、
時の流れに沿いながら、確かに賢く思えているなら、その身は天寿を全うする。
それぞれの使わされた命の寿命を。やがて、輪廻の垣根を超える。
本命である。
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