有限なる無限性

自由、
これがエネルギーの本質である。
この自由を理解するなら、不自由となることはない。
自由自在というのは、この自由をもってして叶う。
何ものにも動かされるものではないのがこの自由である。
あらゆるものの根源が自由である。
絶対を司り、ありとあらゆるを成す。

閉じられていながらすべてを有しているものである。
として
示すしかない。

これを手に入れたものとして、
観音経に説かれる神通力。

バランス

客観的にみようという思いが主観である為に、
客観視することはできない。

それぞれは、
それぞれに独立してあるものである為に、関連している様に見えても、
そのものに影響を受けるという事はないものである。
もし、釣合というもので成り立っているのであれば、
どこか一つが異常をきたせば連鎖して、全ての釣り合いが崩れてしまう。
大小に関わらず、釣合というのは影響し合うものではない。
影響というのは、そのものの与える力の強弱というものでもなく、
波長の合う合わないによって現れる。
それはまるで次元が違うようなものであるために、
たとえば、テレビ或はラジオのチャンネルが異なれば、
その世界は現れないようなもので、あるのに無いという世界となる。
隣り合わせにしてあれども、何ら影響を受けるということはない。

それぞれの思いの世界である。
関わりあうのは、その波長に合う合わないによって現れるために、
客観性という質は生命にはない。
均衡ということもない。平衡ということもない。